エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

この1年 感動をもらった里山の自然

2019-12-29 | 日々の生活

正に光陰矢の如し、今年もあと数日で暮れる。

備忘録の拙ブログでこの一年を振り返った。

(写真は思い出の一こま)

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雪の季節には、今年も度々凍てつく猪苗代湖畔に水鳥を訪ね、湖水に浮かぶ秀峰磐梯や鳴き叫ぶコハクチョウに感動をもらった。

 

ほどなく、林間の雪原にふくらみかけた冬芽を観察する暇もなく、一斉に萌え出ずる緑を待ちかねたようにトンボやチョウが舞った。

越冬したテングチョウ スギタニルリシジミ

春の女神   ギフチョウ   ウスバシロチョウ

 

何とか健在  ムカシヤンマ   ジャコウアゲハは 庭に久々の大量産卵

   

里山巡りはいつも、絶滅が危惧される虫たちを心配しながらの日々だった。

 市内に生息する絶滅危惧第1類: ヒメシロチョウ、マダラナニワトンボ、コバネアオイトトンボ これらも 何とか健在)

    

     

              コバネアオイトトンボ 年々少なくなっているのに ランク下がる           ↑ 写真間違い   オオアオイトトンボでした

この夏も異常気象の猛暑に耐えながら、やがて色づいた紅葉を愛でた短い秋にも別れを告げた。

美しかった庭の紅葉ヒマラヤシーダ

いま、はかり知れない癒しと感動をもらいつかの間に過ぎ去った里山の自然に感謝しつつ、また厳しい寒さを迎えた。

やがて林床に積もる雪の上をスノーシューで歩き、さらなる感動をもらいたいと思っている。

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スズカケノキ

2019-12-28 | 日々の生活

本郷のMさんに未だだった年末のご挨拶へ。

ばーちゃんは孫たちの世話があり、一人出でかけた。

給油など小用を足しながら街中を通ったため、思いの外時間がかかった。

街中はどの店も道路も混み合い、すっかり暮れの気ぜわしさを感じた。

帰り、本郷大橋から河川敷へ、気になっていたスズカケの実を見に寄った。

(参)「スズカケノキとモミジバフウ」

 https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/c1e107464d3acc7ab1eb3ca3a26fb39e

  

  

スプラタナスには、ズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキがあるが.

果軸に 1 個ずつつあるアメリカスズカケノキのようだ。

河川敷の公園に沿って数本が離れて立っている植えられたものだろう。

友と語らん 鈴懸の径~ 通いなれたる 学舎の街~  ”   ふと、詩を口ずさんだ。

河岸には先日の台風19号とその後の豪雨の残した跡が所々に見られた。

 

久しぶりに白鳳山を眺めた。  岩崎山(向羽黒山)、羽黒山、 観音山の連なる三山の総称。

    勿来から転勤、3年間お世話になった本郷町だ。 懐かしい。語れない多くの思い出が・・・。

 

 門田の田んぼにゴイサギ(訂正) アオサギです

wakasamaよりご指導いただきました。 首が短くずんぐり見え、ダイサギと思い込んでしまいました。

  

今年も数日となった。

 


磐梯山を眺め里山を巡る幸せ

2019-12-25 | 日々の生活

 

所用有りて湯川村へ。ときどき磐梯、飯豊連峰を眺めているが

湯川の広大な田んぼから、雄大な飯豊連峰や雄国に連なる磐梯山の景色は素晴らしい。

 

以下、先月初めに書いたエッセイを載せる。

 

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磐梯山を眺め里山を巡る幸せ

いつも仰ぎ見るふるさとの磐梯山は、晩秋の紅い色に染まっている。そろそろ初冠雪が見られるだろう。

その山容は季節を問わず美しいが、特にこれからの季節、猪苗代湖に憩う水鳥たちを前景にした雄大な磐梯山の雪景色は最高だ。

深田久弥は著書「日本百名山」で、山の見方として、山の品格、山の歴史、そして個性ある山の3つを挙げている。

勿論、磐梯山は、彼の言う”誰が見ても立派な山だと感嘆する山”だ。

かつて憧れて北アルプスの槍、奥穂高などにも登ったが、もう高い山へ登ることはないと思うと寂しい。

でも、いつも秀峰磐梯を眺め、近くの里山を歩く幸せはこの上ない。

自然からの感動の一片をカメラに収めたり、スケッチブックを広げたりしている。

なぜ山へ登るのかと問われれば、癒されるからと応える。

それは、深田久弥も同じだと思っている。   2019.11.12

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いつかのスケッチ 

   


冬至カボチャ 柚子湯

2019-12-22 | 日々の生活

 

今日は冬至、急ぎの買い物、小豆の缶詰を頼まれた。 

こしあんはあったが、小豆でないと駄目だそうだ。

昼と夜、美味しくできた冬至カボチャをいただいた。

ユズはこの前準備していたらしい。 早めに沸いた湯に浸かった。

   ユズ浮かべ ほのかに香る 長湯かな

  イラスト、写真:ネットより

冬至カボチャも柚子湯も、科学的に風邪の予防になるそうだ。

 

(*) 中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、

   この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復」といって、

   冬至を境に運が向いてくるとしています。 (ネットから)


深閑とした林 秋にお別れ

2019-12-22 | 日々の生活

かつての思い(拙ブログ:秋に別れを告げる  2019-12-01)を載せる。

blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/56c9de16bd4a80dc855ca28e8d907bdb?fm=entry_awc

  

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『深閑とした林 秋にお別れ』

木々が葉を落としすっかり見通しの良くなった林に入ると、

緑鮮やかなクマザサや枯れ枝にひときわ目立つ白いキノコの傘に、昨日の雪がうっすら積もっていた。

深閑とした林に短いさえずりが聞こえた。

凍える手でファインダー越しに、いよいよ過ぎ去る秋をのぞいた。

ふと、いろいろな思いが浮かんだ。

ヤマザクラ咲く林間に待ちかねたウスバシロチョウがたおやかに舞い、

初夏の林道の入り口ではなつっこいムカシヤンマが足元に止まった。

炎天下、吸水に群がるミヤマカラスアゲハの美しさは感動そのものだった。

過ぎ去った季節の光景は、夢だったのだろうか。

こうして歳月は静かに流れていくのだ。

しばし佇み、枝から離れずにわずかに残る枯れ葉を見つめながら、秋に別れを告げた。

やがて林床に積もる雪の上をスノーシューで歩いてみたいと思っている。

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 待ちかねたカラマツの道

2019-12-19 | エッセイ

 

過ぎ去った短い秋を思いながら、「カラマツの黄葉を鑑賞」  2019/11/13  を短いエッセイにまとめた。 

blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/7cb7770631f0001f97ee2894e0ea5bcf

 

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深閑とした森の秋はどこも美しい。

燃えるような落葉樹の紅葉も良いが、何故かカラマツの黄葉に惹かれる。

ずいぶん前からカラマツの色づきを待っていたが、ようやく時機到来、

毎年訪ねるカラマツ林の眺めを楽しんだ。

ここに来ると、季節は違うが何故か東山魁夷の作品「緑響く」を思い浮かべる。

湖はないが、大自然の静寂は同じだ。

そしてまた、いつも白秋の詩が浮かぶ。

”からまつの林を過ぎて からまつをしみじみと見き からまつはさびしかりけり たびゆくはさびしかりけり”

ほどなく雪の季節を迎える。

その前にもう一度、散り始める金色の針が敷き詰める絨毯を踏みしめ、

大好きな道を歩いてみようと思っている。

もの悲しい晩秋の季節が好きなのかも知れない。

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「終活」を意識

2019-12-18 | エッセイ

 

 

 

             遠い春を待つ 庭のハクモクレン、桐

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最近、「終活」という言葉を意識するようになった。

大病の度に向き合った死ではなく、思うことは、残された日々をどう過ごしたらよいかだ。

それは、時の流れがあまりに速く感じられる焦りでもある。

シーズン中は里山をめぐり癒される日々だったが、小さな虫たちが姿を消し少し寂しい気持ちでいる。

短い秋を楽しんだが、今は、晴れた磐梯を仰いだり、葉を落とした小さな庭のいのちを愛でるのみ、もう暮れの気忙しさを感じながら静かに過ごしている。

本棚を目で追い、手に取り頁をめくった。

ふと、夢中で遊んだ小さいころ、青春を謳歌したこころ、目標を求め続けた多忙なころがめぐった。

楽しかったこと、悲しいかったこと、悩み苦しんだ日々が次々に浮かび、

もう少しの間のちっぽけな人生を整理したい「終活」の思いにかられている。

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気まぐれオキザリス ときどき開くが、開花条件は?


水鳥はかなしからずや

2019-12-17 | 日々の生活

          居間に掲げてある布絵 「かえる日もなき」 

達治の詩に  かへる日もなきいにしへを こはつゆ艸の花のいろ

            はるかなるものみな青し 海の青はた空の青』

牧水の句に  『白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ』 がある。

長浜を訪ね、青を愛で、白鳥(しらとり)を捜した。

9割9分がオナガガモ、数羽のホシハジロやキンクロハジロを見つけた。

白鳥(しらとり)は、ユリカモメが数羽、距離を置いて漂っていた。

湖の青、空の青に染まる水鳥たちは、元気だった。

でも愛おしさが込み上げ、何とも寂しい気持ちになってしまった。

 

キンクロハジロ オナガガモ

ホシハジロ ユリカモメ 

ハクチョウは高速道路「磐越道」沿いの田んぼにいた。 

 

  いつか、磐梯を背景に写したい。

  

  羽毛に輝く水滴 

 磐越道

凍てつくサンシュの実  

ヒュウガミズキ 飯豊連峰

  八田野から  

 会津慈母観音を仰いだ。   (2019.12.16)

  

 

 

 


豊かなこころ

2019-12-15 | 日々の生活

新聞の運勢欄に目を通す。

4月生まれ 「多くを求めず欲はかかず、静かに生活し吉」とあった。

「知識や欲望は出来るだけ捨て去り、人と争わず、ありのままに生きよ。」

まさに、老子の思想だ。

かつて、先人の心に触れ、ある意味豊かな日々を送っていたような気がしている。

その頃、座右には、老子、良寛に関わる本が置かれていた。

思い出したように、それらを取り出してみた。

中野孝次や加島祥造、坂村真民・・・・。それに、藤村、啄木、茂吉も。

これらかつてこころ動かされた書籍には、遥かご無沙汰だった。

ボランティアの仕事も減った今、静かにあの頃のこころに戻ってみたい。

本を読みたい。 絵を描きたい。 贅沢を言えば、旅をしたい。

豊かさを求めて、しばし一昔前を振り返った。

 

良寛立像(隆泉寺)      歌聖 斎藤茂吉を訪ねて(2007)

                                                                                                           blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/470a17da4018ca2d344c11de5b822ccc

    


無常迅速

2019-12-14 | 日々の生活

    蕉翁の無常迅速枯野かな

小生ブログにブックマークしている「千曲川歳時記」を何気なく開いた。    http://blog.livedoor.jp/abenaka/

何年もご無沙汰していたが、そこにあった句だ。

「無常迅速」という言葉を知った。

〈無常迅速とは、人の世の移り変わりがきわめて速いこと。人の死が早く来ること〉と添え文があった。

最近、小生、終活について一文を書いた。月日の過ぎ去る早さを実感していた矢先だった。

あらためていろいろ考えさせられた。

それにしても、素晴らしい俳句が次々とよく浮かぶものだ。

こころと素養が結びついている素晴らしさに感心するばかりだ。

「千曲川歳時記」、前日のタイトルは「熱燗」・・・呑兵衛はまたまた感心させられた。

 


桜咲く

2019-12-13 | 日々の生活

冬のサクラを見てきた。

1週間ほど前に咲き始めを確認、寒かったが、今朝自転車で見に行った。

丁度咲き始めだった。喫茶店の裏の橋沿いに眺めた。

小川沿いに短い遊歩道があるが、ここは裏の住人だけの利用で、ほとんど人は通らない。

フユザクラだろうか。十月桜とは違うようだ。

つぼみは真っ赤だが、花は薄ピンク一重咲き、寒いせいか半開きだ。

たしか、春にも咲いていた記憶がある。

寒さのせいか、花びらの端は茶色に変色している。

 

  

  

 

 

 

我が家では、白いサザンカが次々咲き、ピンクのつぼみがいっぱいだ。            庭の一角に、ヤマブキが葉を落とさずに黄色く輝き、きれいだ。

 

ミセバヤ                                   ヤブコウジ

 

 ムラサキカタバミ

アキノキリンソウ サンショ

白い枝発見 

ジャコウアゲハ異常なし。

 こんなところに

 

雪の季節を迎える。

冬に精一杯生きるいのちに癒されたい。

 今日も穏やかに過ぎた。  


穏やかな 暮れの柳津

2019-12-12 | 日々の生活

お彼岸、盆、暮れには必ず柳津へ。

暮れのお歳暮まわり、お線香を手向けに従兄弟宅を訪ねた。

ついでながら、虚空蔵尊にお参りし、良寛を思い、帰りに温泉に浸かってくるのが常だ。

毎年の様子をブログに眺めると、いつの年も同じ繰り返しで歳月が流れていた。

途中、湯川の花屋に寄る。いつものようにお土産のシクラメンを求めた。

我が家にも赤と白の2鉢を求めた。

   

従兄弟宅へ寄る前に虚空蔵尊へ、目的は、数年前に雪の中に見つけた実を見つけ、木を同定すること。

脚の痛い妻を車に残し、誰一人いない境内を急ぎ足でめぐった。

以前拾った巨大松ぼっくりの木を見上げると、未だ枝に付く、白いヤニが特徴的な5~6個を確認できた。

いろいろ調べてみたが、何のマツボックリか分からないでいる。
(参考)拙ブログ 「巨大なマツボックリ」    

    blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/ac1aaae7612e392195277aff11bbe4ae

 

寒く、少し寂しかったがこころ洗われる虚空蔵尊参拝が出来た。

今年のように雪のない年もあるが、やはり、雪のにおおわれた境内には趣がある。

只見川を望む鐘突堂の脇に「良寛禅師行脚之地」の碑がある。

眼下の只見の流れに深呼吸し、しばし良寛を思った。

   「良寛禅師行脚之地」の碑 

山門からの階段を上りきった両脇に、本堂菊光堂に向かって左に丑、右に寅の石像が座っている。

丑寅の守り本尊、丑と寅を撫ぜた。我が輩戌年だが、古い石の撫で牛と、あたら良いブロンズの撫で牛を優しく撫でた。

 

   丑         寅

石の撫で牛 

従兄弟のHちゃん、叔父さんと叔母さんにお線香をあげた。

妻とMさんのおしゃべり中に、裏の沿線を通る只見線の電車を穫った。

警報音の鳴る踏切の向こうに、トンネルを抜け出た、会津若松行き上り列車が通過していった。

      

Mさんは打豆つくり中だった。

いつもの美味しい棒鱈の甘煮、お野菜などをいただいた。あちこちに、穫られない身知らず柿を眺めながらお暇した。

   

   打豆(うちまめ)とは、主に日本海側などの豪雪地帯で伝統的に作られている大豆保存食。(wikipediaより)
 

夕闇迫るころ、いつものように良寛和尚に挨拶をして月見が丘の温泉に浸かった。

参  拙ブログ 「良寛和尚像と詩碑」 2009-12-16
   blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/beb7634a2b91864d3e7dcf396dcc4056

 


孫の授業参観に

2019-12-10 | 日々の生活

         今朝の磐梯  a.m.7:00   -3.3℃    2F窓から

         

何年ぶりだろうか、行けない親に代わってばーちゃんと一緒に孫の授業参観に行った。

N小学校、玄関に迎えに行くことはあるが、校舎へは初めて入った。

下足箱の並ぶ出入り口から、吹き抜けの広い空間が広がった。

入口の広い通路に、山川健次郎氏と新城新蔵博士の大きな写真額が飾られ、次いで、日ごろお世話になっている小学校周辺の方々の紹介額が並んでいた。

集会場所であろう広場の周りに、図書室やトイレ、教室が配され、なかなかいい雰囲気だった。

広い廊下から、開放的な2年2組へ。教室前には生徒の絵画作品が飾ってあった。

教室の壁には、児童それぞれの日頃の作品や宿題帳、図書ノート、などが貼られていた。また、黒板の上には、『校訓』と、「2年生の合いことば」が掲げられている。
     校訓                                                                     2年生の合ことば
      強く・正しく。美しく                                                             ・元気にうんどう
       〇元気でたくましい子                                                    ・本気で学しゅう
       〇本気で学び考える子                                                  ・やさしい気持ち
       〇礼儀正しくやさしい子

今日の授業参観、準備されたプリントによると,教科は「学活」 単元名(題材)は「気になる自分」とある。

また、45分間の授業内容は <お互いの良さを伝え合う活動を通して、自分の良さに気づくことができる> とあった。

学習活動は、4人ごとに机を並べて、ほかの友達について「よいところ」をデータから選び、誉め言葉としてプレゼントする。

まとめは、それぞれにもらったプレゼントを読み上げ、感想を書いた。

なかなか落ち着いた、いい授業で、普段の様子を想像でき、安心した。
 

こんな素晴らしい教育空間の小学校で、友達と学ぶ孫の成長を想像しながら教室を後にした。

担任のT先生、ありがとうございました。今後もよろしくご指導をお願いします。

 

 

 磐梯夕景  16:00     6.8℃                              飯豊連峰 2F窓から

  


待った無しの 自然保護対策

2019-12-08 | 環境問題

                                                                              ヒメシロチョウ 2019.6.20撮

四方を山に囲まれる会津若松の自然は素晴らしい。

今年も、日々癒されながら身近な里山の生きものを見つめてきた。

そんな里山の自然環境が少しずつ変って来ていると実感している。

例えば、数年前から、方々でイノシシの掘り起こした穴を見かけるようになり、クマの目撃情報も相次いだ。

また、地球規模の温暖化により、南国のウラギンシジミや、ツマグロヒョウモンなどが普通に見られるようになった。

その一方、鳥や虫などは少なくなり、ヘビに出会う機会も減ったと感じている。

特に、絶滅が心配されるヒメシロチョウはかつて無い危機にある。

数年前から町内の子どもたちとヒメシロチョウの幼虫が食べるツルフジバカマを緑地や道路沿いに植え始めた。

いつかヒメシロチョウが舞う、潤いある豊かな町を取り戻したい願いからだ。

今こそ、坐して待たずに、積極的な自然保護対策を実践すべきと思っている。

2019.4/15撮

 


冬となる

2019-12-07 | 日々の生活

何度かの雪降りとなり、とうとう冬到来を思う。

雲間から、残り紅葉に薄日が差してきた。

湖水に浮かぶコハクチョウを思い、冬の訪れを探しに、湊方面へ。

 背炙りの風力発電 湊から

  

崎川浜、湖水には水鳥は皆無、オナガガモもいない。

うっすら雪に覆われていた田んぼにエサを漁るコハクチョウを確認。30羽ほどか。

 

 

帰路八田野の林で、春の花を思いながら・・・。

 

     

   マンサク   

   

   

   

ショウジョウバカマ  来春咲く

   4/5

グミの実のような、真っ赤な美味しそうな実、春先に見ていたサンシュウの実だ。

  4/5

トサミズキの冬芽と枯れた実↓

 (4/5)

コブシ

    4/14

倒木のコケ繁茂  趣きあり