梅雨明け以来、酷暑が続いていた。昨日は久しぶりに恵みの雨、涼しかった。
涼しい曇り空のもとでのラジオ体操だった。
薄い雲の間からわずかに青空が見えた。
空を見上げながらの体操、なぜか走馬灯のごとくに在りし日のつらかったことが思いだされた。
病院のベットで流した涙、見舞ってくれた人たちの顔、リハビリの日々・・・、そして
あの退院の喜びの日。
今月のお寺さんの日めくりに「雲の上には青空」とあった。
確かに辛いこと、悲しいことばかりではない。
雲の上にはいつも広い広い青い空が広がっている。
涼しい朝の庭に、蚊に刺されないように気を付け花を眺めた。
次々に咲くキキョウ、ピンクのオイランソウ、毎日咲くアサガオ「暁の紅」、クリムゾンの鮮やかな赤、
陽のあたるギボウシは盛りを過ぎたが、日陰の斑入りのギボウシが咲き始めた。
2メートルにも伸びたひまわりも太陽のように咲いている。
何時しか、ムクゲやサルスベリも・・・。
夏の花は、今朝は久々のお湿りに生き生きと咲いている。
年々歳々花相似たり、繰り返す自然の営みが有難い。