いよいよヒメシロチョウが発生した。昨年より約3週間遅れだ。
昨年は、一番上の田の土手にツルフジバカマを刈らないまま残して貰った。
枯れた茎の間から、新芽が出始めていた。
今か今かと、何度も訪れたが、こうして無事に、時期を合わせてヒメシロチョウが生まれたた。
今後絶滅が心配されているヒメシロチョウの保護をどうすればいいのか。心の中をまとめたい。
いよいよヒメシロチョウが発生した。昨年より約3週間遅れだ。
昨年は、一番上の田の土手にツルフジバカマを刈らないまま残して貰った。
枯れた茎の間から、新芽が出始めていた。
今か今かと、何度も訪れたが、こうして無事に、時期を合わせてヒメシロチョウが生まれたた。
今後絶滅が心配されているヒメシロチョウの保護をどうすればいいのか。心の中をまとめたい。
昨日までの風は止んだ。穏やかな春の一日、ギフチョウに逢いに行った。
ギフチョウ撮影の1年ぶりの訪問だが、例年は連休明け、血が騒ぎ出かけた。
林の中に入ると間もなく、陽の当たるカタクリの道に春の女神のお出ましだ。
数頭を目撃したが、ほとんど撮影の機会はなかったが、一瞬、足下に止まってくれた。
定番はカタクリに吸密するギフチョウの姿だが、カタクリは少し早いようだった。
まだつぼみのものが目立ち、花びらの開き方を撮った。嬉しかった。
数枚を撮ったが、準備不足で、少しピントが甘かった。
コツバメに会える広場もまだ雪に覆われていた。その後ギフチョウは全く現れず、キスミレを見に移動した。
未だ、イワカガミは早かったが、シュンランは咲いていた。
いつもの川沿いでブルーのキクザキイチゲを撮った。
帰りに、Hちゃんの葬儀の写真を届けて、温泉に浸かった。寂しい。
良寛像の前で、しばらく忘れている心の豊かさを思った。
円蔵寺
農作業が始まった 坂下から
2017.4.24
ヒメシロの里を訪う。そろそろと思いきや、未だ肌寒く沈黙の春だ。
枯れた茎をかき分けると、ようやくツルフジバカマの芽吹きをみつけた。
もういつ生まれても産卵できるよ。
ニリンソウ
ニリンソウ
キバナノアマナ
オツネントンボ ルリシジミ
スジグロシロチョウ
エゾタンポポ
墓参りをした。いろいろ父に母に報告したかった。
墓地はお城の南に隣接しているので、ついでに廊下橋を渡り本丸まで行った。
この時期、あまりお墓には行かない。しかも、じいとばあと、二人での久々の花見となった。
風が強く、時折りぱらぱらときた。
廊下橋
廊下橋から
我が家の豊後梅も満開となる。
ヒメシロチョウが心配で里山へ。昨年の初見は4/4、雪が少なく、春が早かった。
ツルフジバカマの新芽、我が家の庭では既に5,6cmに伸びている。
庭の新芽 ツルフジバカマ
ヒメシロの里では、枯れた茎のあたりを丹念に探すも、未だ見つからなかった。
力強く飛んでヒメオドリコソウに止まったのはスジグロシロチョウ。外には、ルリシジミ、越冬したキタテハ、シータテハ、ルリタテハと言ったところ。
スジグロシロチョウ活発なルリシジミ
新鮮なシータテハ ルリタテハ
キクザキイチゲが可憐に咲いていた。
キクザキイチゲ
キバナアマネ ニリンソウ ネコノメソウ
エゾタンポポも咲き始めた
磐梯山の虚無僧の雪形が現れてきた。
満開のサンシュウ、コブシ越しに、磐梯がかすんで聳えていた。
ヒュウガミズキ 虚無僧の雪形 強清水で エンレイソウ
珍しいフサザクラの花を見た。一瞬カエデの新芽かと近づくと花盛り、多数の雄しべが垂れ下がっていた。
我が家の庭で クリスマスローズ
天気の変化が大きい。晴れ間が欲しい。
石部桜が3分咲きとなる。そろそろヒメシロチョウに会いたい。
義兄を見舞った翌日は雲一つない快晴、姉宅の庭からの残雪に輝く乗念が美しかった。
早春のこの時期は久しぶり、病院へ見舞う前にアルプスを全望出来る長峰山へ登ることにした。
頂上には立派な木造の展望台が建てられていた。
ウメの花越しに常念岳 (庭から)
明科から 山頂から
長峰山山頂の木造の大展望台
常念岳の南に南岳、北穂高、蝶ケ岳が連なり、北に横道岳 大天井岳、少し離れて有明山の後ろに燕岳が、さらに立山から鹿島槍から白馬連峰までが見渡せた。
↓蝶ケ岳 ↓常念岳2857m ↓ 横道岳 ↓ 大天上岳2922m 展望台より
↓燕岳 ↓有明山(前山)
立山 蓮華岳 爺ケ岳 鹿島槍ヶ岳 五竜岳 白馬 と続く
妻と二人っきり.四方を眺望しながら声を出して歌った。
「緑が淡く野に萌えて 残雪白き山肌を 友よ登らん信濃の山へ 友よ忘れじ 信濃の山を 」
この歌には四季がある。たしか山の友と言ったか。
まえにもブログに書いたことがあった。
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/f4938be4f7847384e4ad28026f74a9ee
またネットで調べた。
緑が淡く野に萌えて 残雪白き山肌を
友よ登らん 信濃の山に 友よ忘れじ 信濃の山を
可憐な花が咲き出ずる 黒い岩肌 青い空
友よ登らん 北アの峰に 友よ忘れじ 北アの峰を
秋の時雨(しぐれ)に濡れる道 落葉を友に一人行く
友よ歩まん 峠の道を 友よ忘れじ 峠の道を
粉雪の峰滑り行く 日々の思い出 遠い日の
友よ語らん 燈火(ともしび)の もと 友よ語らん 燈火のもと
信大入学の時に覚えた。
寮歌前誓 友に告ぐ
玲瓏(れいろう)として高き吾妻(あづま)の霊峰(れいほう)
千私(せんしゅう)の白雪燦(はくせつさん)として蒼穹(そうきゅう)に映え
淙々(そうそう)として尽きぬ千曲の清流厳かに千古の神秘を語る
いざや歌わんかな アイン ツバイ ドライ~
いくつもの寮歌と共に覚え、大声で歌った青春の歌だった。
まさに、あの青い、蒼い、碧い山肌はアルプスのものだ。
言葉に尽くせない美しさとはこのことか。
前日、妻の実家の兄の容体が・・・との報を受けた。
翌早朝は町内行事の一斉清掃、そのあとの子供会総会があった。
新一年生歓迎会の挨拶を済ませて、急いで信州へ向かった。
夕方病院に見舞うと、兄は、遠くから済まないな、と礼を述べた。
思いの外お元気に見え、快方に向かうのではと思えた。その晩は、安曇野の姉宅へお世話になった。
翌朝、病院に見舞う前に長峰山からの眺望を楽しんだ。
頂上までの林の道には所々に黄金のダンコウバイが咲き始めていたが、マツクイムシ駆除のためビニールにくるまれた枯れた松の木が散在し痛々しく見えた。
残雪をいただく3000メートル級のアルプスの山並みがあまりにすがすがしく、言葉が出ないほどの美しさだった。
アルプスの眺めを楽しみ、一路病院へ。 車窓から松本城 安曇野からはどこからでもアルプスの山並みが美しく聳えている
前日の様子からお見舞して家へ戻るつもりでいた。
病室へ上がると、様子が違っていた。夜中に容体が急変し、姉が苦しがる兄を支えていた。
異常を看護婦へ知らせると、薬で対応しますから・・・。
それからわずか数十分、兄は姉と我々夫婦に見守られながら息を引き取った。
切なかった。涙が流れた。あれほど元気な、頑丈な兄が逝ってしまった。
自宅へ運んで、枕元に花を飾り、線香を手向けた。
翌日納棺、12日に出棺、みぞれが雪に、涙雪というのだろうか。
火葬を終え葬儀、告別式へと、時は流れた。
翌朝、帰路へ。 この数日間はとても長い日だった。もう何ヶ月も家を空けていたような気がした。
疲れたが、家に戻りすぐに撮った写真をA4四枚にまとめた。感謝の言葉を添えた。
早速.コピーして兄の兄弟、姉の兄弟たちに郵送した。最後の想い出を残したかった。
妻は四姉妹の末っ子、妻以外は皆松本近辺にいる。
実家へは子供が小さいころの思い出がたくさん。毎夏休みは、長い間お世話になった。バーベキュー、スイカ割り、カラオケ・・・
亡くなった義兄の元気な朗らかな顔が浮かんできた。
チオノドグサが咲きはじめた。毎年増えて、春先一番に咲いてくれる。
ネットには《名前はギリシア語のチオン(chion:雪)とドクサ(doxa:輝き・栄光)の2語からなり、雪解けの頃に咲いている姿を発見されたことにちなみます。》とある。
同時に咲き出すのが雪割草だ。昨年日陰でかわいそうだと移植した場所の落ち葉をよけると、もやしのような元気な姿がごっそり現れた。
アズマイチゲやスイセンも咲き始めた。クリスマスローズは明日開くだろう。
サンシュ弾け、雨に濡れて雫が輝く 花粉症も一服で有り難し
庭のレンガの敷き板がぐらぐらするのではがしてみてびっくり。太い根の脇に空いた穴に、何とセミの幼虫がいるではないか。
一瞬抜け殻と思いきや、いや脱出できなかった昨年の幼虫かと手を近づけると、弱々しく動いた。
もう終令のようで、暖かくなるのを待っているのかと思った。
ニイニイゼミだろうか。 取りあえず写真撮影。
感覚的にもっと深いところで生長すると思っていたが、地上すぐ近くに来ていたのだ。
周囲の土は硬い。別のやわらかいところに穴を掘り離した。薄く土をかぶせ落ち葉で覆った。
無事の生長、羽化を祈った。
明日から、土曜日の地区区長会総会準備が始まる。今日1日ゆっくりできると思っていたが、多忙な日となってしまった。
朝一番で訃報が入った。数日前孫を抱いていた隣組のSさんが亡くなられた。全く突然のことだった。訃報回覧。
用を済ませ、ついでに、阿賀川の土手を覗いた。昨年ヒメシロチョウのためにツルフジバカマを刈り残してもらった。
飯豊連邦春霞
ロープ出囲まれた一帯、枯れたツルフジバカマをかき分けるも、未だ芽吹きは見られなかった。
今後、この食草をどうすればよいか、いろいろ思いを巡らせた。
土手は緑が萌えはじめ、一輪のエゾタンポポを初見した。
テントウムシも元気に活動をはじめていた。
11時過ぎ、今日で保育園3日目の慣らし運転中のすずちゃんを迎えに。なんとか間に合った。
帰宅後、穏やかな庭でお昼を食べた。 こんな事があと何回あるだろうか。ひとときの幸せを感じた。
大好きな砂遊び。もえちゃん明日中学校入学式
昼過ぎ、排水のますの修理中に低血糖症状に。血糖値は63!、薬と食事量のバランスを崩すことが時折ある。気をつけないと大事になる。
午後も雑用、一斉清掃前に実施する測量会社へ麻袋を届ける。 7組のグレーチングを脱着を市へお願いする。
17,24組組長へそれぞれの案件で手紙を書く。また、12組の入会者への対応、9日の子供育成会のお祝いの準備などに追われた。
数日かけて、家の周りの雪囲いを取った。昨日、風防室の植木類もすべて庭に出した。
庭にカメノコテントウを見つけた。越冬した個体だろうか動きが鈍い。
満71歳を迎え、実りのない2日目があわただしく過ぎて行った。
いよいよ小さないのちが活動しはじめた。
初チョウは、3月はじめ庭で見たテングチョウだった。
昨年は春が早く、たしか4/5だったかツルフジバカマの芽吹きを見に出かけたら、羽化したばかりのヒメシロチョウを見た。
例年は4月中旬、でも、ひょっとして・・・と出かけた。今シーズン初めての里山だ。
ヒメシロの里は未だ雪がまだらに残り、フキノトウが続々顔を出していた。
期待したのはルリシジミ、コツバメなどか、全くひっそり、春未だ浅すぎた。
ツルフジバカマはすぐ分かる
いつもの所
会えたのはルリタテハ、オツネントンボだけ。
せせらぎを聞きながら、ショウジョウバカマを探した。美しく咲き始めた何株かを撮った。
民家の流れにミズバショウ、土手には満開の福寿草。
イチョウ畑の梅が数輪咲き始めていた。少しの春を取って回った。
ヒュウガミズキつぼみ
もうじき、サンシュウ
キブシの開花も落葉松の芽吹きもあと少し
八田野
数日気温が上がる予報だ。
先ずは、ヒメシロチョウ、そのあとは西会津のスギタニルリシジミ、ギフチョウの撮影を期待している。