お日市が25日に終わり、翌日曜は朝早くから後片付け、途中中座して市議選挙のお仕事があった。
疲労困憊で疲れの取れないままだったが、心配しているチョウトンボの様子を見に出かけた。
いつもチョウトンボが当たり前に見られていた池だが、3年ほど前から現れなくなった。
どうも池の水質悪化が原因と思われる。
再三再四、水の入らない人工池の水位を気にしながら、当局に訴え続けて5年目、昨年夏にようやくポンプが快復した。
今年は水位が保たれ、何とか昔のようになった。
しかし、思えばここ2,3年、水位の低下したため池の水温は40℃を超えた。先ずザリガニが岸辺に上がり大量に死んだ。
植生も変わり、茅やガマが水面を覆った。解放されたトンボの水辺は約2割ほどとなっている。これも心配だ。
水質悪化と符合するかのようにマダラナニワトンボも数年来なくなって久しい。
これは、池の周囲のきれいに刈られていた岸が茅に覆われていることとも関連がありそうだ。
環境行政はすこぶる停滞している。積極的な保護、保全の対策、実行はない。なんとかしなければならないと思っている。
キイトトンボ ハラビロトンボ
近くのオニユリの里を覗いた。ウスバシロの里、ヒメシロの里、・・・の里と、癒される自然の場所にすべて名をつけている。
あの小さいつぼみが大きく育ち、やがて色づき、いま花弁を丸おしべを垂らした。
我が家の庭のオニユリは少し早いようで、もうムカゴも大きくなっていて驚いた。
また、夏型も姿を消したヒメシロチョウの里に寄った。
猛暑日の昨日、若松の気温は35.1だった。
田んぼの土手でひらひらとヒメシロチョウが舞った。見ると新鮮な個体、少し早いと思われたが第3化のようだ。
6月初めに産まれた卵が、無事に成長して大空に舞ったのだ。嬉しかった。
土手では常に刈られて見られないツルフジバカマの紫色の花があちこちに咲いていた。
ここならしばらくは何とか生息し続けられるような気がしている。
ウラギンスジヒョウモン♀
キトンボ オオシオカラトンボ♂ジャノメチョウノシメトンボ
マユタテアカネ ミヤマアカネ♂ ショウジョウトンボ
庭でアブラゼミ羽化盛ん ボタンクサギ咲く ギボウシも
年に一度の暑い暑い夏を楽しみたい。
(2012.7.28)