伊佐須美神社へ初詣
今年の恵方は西南西、地図で恵方に当たる初詣先を調べた。
萌ちゃんは高校受験の年、合格を祈念して菅原神社、文殊堂にお参りした。
萌ちゃんの引いたおみくじは大吉、これまで通り頑張れば大丈夫とあった。
池を一巡りしてカモを眺めた。
近くまで来たので、法用寺に寄った。
静寂の法用寺境内は家族の貸し切りだった。
三重の塔を見上げ脇の啄木の歌碑に手を触れた。
ここではいつも啄木に思いをはせる。
若き啄木の人間関係、争いし友は高田の出身だった。
”敵として憎みし友とやや長く手をば握りきわかれというに”
”争いていたく憎みて別れたる友をなつかしく思ふ日ひ来ぬ”
孫たちはあまり関心を示さず寂しいことだ。
いつか降り積もった雪をかき分け目にした啄木の筆跡が忘れられない。
また雪の積もったころ訪ねたい。
帰り道、お隣の中田観音様にもお参りしてきた。
医聖・野口英世の母シカが深く信仰し、息子の火傷治療と立身出世を願い、毎月17日におこもりをする月詣りを欠かさなかったという.
新鶴の田んぼにコハクチョウが集まっていた。 頑張ろうな!と声をかけた。
ばーちゃんの携帯で
清々しい元旦の風情にこころが落ち着いた初詣となた。
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PCが壊れた
年末にPCが壊れ、静かな3が日を過ごした。
本体は機能しているが、ディスプレーが真っ暗で作業不能だった。
あらためてPCなしでは過ごせない現実に気づかされた。
楽しみに続けているブログやエッセイも書けず、デジカメの撮影記録の処理もできないし、地区の会計業務にも支障がある。
パワーポイントでのまとめもあるし、日々のネット情報も見られない。困ったものだ。
しばらくはネットには繋がっていないノートPCでメモをしていた。
落胆著しく滅入っていたが、いづれ解決するだろうと頭を切り替えた。
そんな時 ”求めない” ”がんばらない”と、孔子の声が聞こえてきた。
加島祥造の詩集「求めない」
求めない- すると 心が静かになる
求めない- すると 時が静かに流れはじめる
求めない- すると 自分の声が聞こえてくる
しばらくは、本を読み、思うこと、考えることをメモする生活をを考えた。
3日、家族の新年顔合わせで息子に相談、PCは正月休みを終えたかのように復活した。
ともかく嬉しかった。