エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

シイタケ栽培

2013-11-30 | 日々の生活

 
 
  何年か前に切って植込みの間に放っておいた梅の太い枝にムキタケが生えていた。
 先日の金堀でのボランティア活動のとき採取し、自分で煮付けたのですぐ分かった。
  図鑑には ≪ブナ、ミズナラ、シラカバ、ハンノキなど広葉樹の枯れ木上に重なりあって群生≫とある。

  まだまばらだが結構大きい。もう少し放っておけば重なり合うまで殖えるかもしれない。

  

 ホームセンターに行ったとき、シイタケの原木をみつけた。数個大きなシイタケが育っていた太い原木を1本買った。

  大きく育った数個を食べたが、気温が低いせいもありなかなか大きくならないものだ。

  知識がなかったが、春先からはどんどんなり、3~4年はなると言う。環境が大切、庭のよさそうな場所に立てかけた。もう2,3本買ってみようと思っている。

  

 原木とは別に、面白いものを見つけ一緒に買ってきた。「シイタケ栽培セット」なるものだ。孫たちの観察用にはいいと思った。

  説明書には≪国産広葉樹を粉砕したおが粉と穀物を主原料とした栄養源と水、それに「シイタケ菌」だけでできています。≫ 

  また、≪ 栽培可能時期は栽培温度10~20℃を確保できる時期≫ とあるが、ここ1カ月ほどで間引きが必要なくらいたくさんのシイタケが育っている。

 趣味と、少しばかりの実益もあるキノコ栽培は楽しいものだ。どこか、盆栽を眺めるのと似た楽しみがある。

 

 


晩秋の柳津へ

2013-11-28 | 日々の生活

庭のモミジ  庭のミセバヤ

 膨大な資料を整理しながら、もりの案内人の研修を振り返った。
各講座のキーワードや感想をまとめ、全体像がはっきりしてきた。しばらくぶりに頭を使い、何となく一仕事終えた思いがした。
 午後から、従兄弟に聞きたいこともあり、ゆっくり温泉に浸かりたい思いも手伝って柳津へ向かった。

 途中、何度も車を止めて雄大な飯豊山、磐梯山を眺めた。

  

 瑞光寺公園から西日を浴びる虚空蔵尊が落葉の季節、枝越しによく見えた。静寂のなか、孫たちと遊んだ夏の賑わいが浮かんだ。とうとうと流れる只見川のさざ波が光って見えた。

  

 
 変わりなく元気な従兄弟と歓談した。母方の従兄弟は総勢14名いる。そのうち「従兄弟会を!」と計画し始めている。

 鉢物が取り入れれた広い縁側に、いつか贈った「麗しの磐梯」のスケッチ額が飾られていた。

 

  久々に月見が丘の湯に浸かった。
 窓から山の端に隠れる夕日が見える2,3人の貸し切り風呂で、極楽のひとときを過ごした。黄昏の空が紅く染まった。

 ゆう君の世話を妻に任せてのひとときを、あらためて妻に感謝した。

 


秋野菜届く

2013-11-24 | 日々の生活

 

 昨日は教え子のY君、軽トラで白菜・大根を沢山届けてくれた。

 出来が今一と言う山芋やネギもいただいた。いつもいつもありがたい。

 秋口だったか、Y君と我が家で久々に楽しいひとときを過ごした。少しお酒が過ぎたようだったので、その後の彼の体調を心配していたが、元気で安心した。

 白菜の玉が大きくて驚いた。ばあちゃんはすぐに一玉を漬けた。

 昼過ぎ、妻の実家から生の野沢菜が届いた。信濃毎日新聞で包まれたみずみずしい野沢菜は、一束ずつ藁で括られきれいにそろえられていた。

 

  裏庭にホースを引き、お菜洗い、晩秋の信州の風物詩はすっかり我が家の風物詩となった。

  野沢菜用の四角い漬け物容器はいつか信州で買ったものだ。 

   

 このところの天候は良くなかったが、今日はすっかり良い天気になった。

 今年も鮮やかな紅葉の庭で野沢菜を漬けた。思えば、例年勤労感謝の日辺りは小春日の穏やかな日になる。

 いよいよ冬の季節到来だ。

 


「市民と共生の森の会」のボランティア活動で金堀へ

2013-11-22 | 日々の生活

                                                    【滝沢峠から 市内を望む】

 一昨年植樹したサクラの苗木、10本ほど植えたらしいが何とか生きている苗は数本、それらに支柱を立て直した。

  新たに、会長さん持参のコマユミ、メグスリノキ、ヤナギなどの苗をビオトープのまわりに植えた。

 ビオトープ池のまわりにロープを張った。エコカルの子どもたちを1年間見たが、何人もがビオトープの小さな池に入ってヤモリ探しに興じていた。

 純真な子どもたち、小生も経験した大切な遊び心ではあるが、ビオトープの意義をテーマにした池の役割も教えたいと思った。

  

 一仕事終わって、皆さんのお持ち寄りのお菓子やお茶をいただいた。いつも済みません。残ったIgaさん宅の身知らず柿もいただいて帰った。

   今日、参加者11名。春からすっかりお世話になった先輩方と写真を撮った。

 

 ボランティア作業も短時間で終了、会長さんに教えられ、近くのブナの木に生えるムキタケを採った。手の届かないところに見事なムキタケが生えていた。Igaさんに食べ方を教わった。
 帰宅して、早速一品作った。醤油煮、ネギと油炒め、そして鍋にも入れよう。一層お酒がうまくなるだろう。

  

 


鮮やかな雪景色

2013-11-21 | 日々の生活

 

  カーテンを開けると、庭が明るい.今年初の積雪だ。
 静寂の庭に出る。紅葉した木々の雪があまりに美しい。
 いよいよ音のない世界の訪れだ。

     

   


 数日前、肩に止まったアキアカネが晩秋の薄日を浴びていた。
 あだたらの研修では越冬を前にする鮮やかなルリ色を見た。
 シーズン中に出会った小さな命たちが、次々と思い出された。

 


避難されたご家族のご多幸を祈る

2013-11-19 | Weblog

                                                          アキノキリンソウ

  日曜日の読者文芸欄に一つの短歌が目にとまった。
家を売り去りたる跡に遠くより新しき家族来たりて住めり” 

 お隣に浜道りから避難されていたご一家が、つい最近、隣町に越されていった。
  この歌に一致する境遇に、ご一家の新しい幸せな生活を祈らずにはいられなかった。

 浜通りの故郷で津波にすべてを流され、原発に追われたご家族、実はご子息とは20年ぶりの思いがけない再会であった。

  ご家族は日々を明るく過ごされておられたが、どんなにか辛い苦しい日々であったことだろうか。陰ながらの声援を送りたい気持ちで一杯だったが、何の力にもなれないもどかしい2年半だった。

  これからご一家には慣れない雪の季節を迎える。どうか新転地にて、穏やかな幸せな日々を過ごされるよう心から祈っている。

 


おいしいフジ

2013-11-18 | 日々の生活

 

 お昼は思いついて強清水のうどんを食べることにした。Hさんのりんご園を覗きたかったのだ。
  落葉の季節、いよいよフジが熟した。Hさんが収穫中で、ようやく取り始めという。
 季節毎の新鮮なリンゴを、いつもいっぱいサービスしてもらっている。
  いつもリンゴの枝越しに見える「麗しの磐梯」は、中腹まで厚い雲に覆われていた。

 

 今日は月曜日、「千本そば」の「うどんの日」、こちら方面へ来たときにはしばしば寄る。でも、いつも混んでいるので、お昼の時間をずらしていくのが常だ。
 丁度そば屋に着くころ、悠くんは眠ってしまった。幸い、うどんは時間がかかる。太目のためか、いつも約30~40分待つことになる。結構長いこの時間だが、いろいろ心の整理が出来る。

注文の天ぷらうどんが出てきたが、悠くんなかなか起きない。結局、バアは悠くんの眠る車の中で出前を食べた。

夏は冷たいうどん、今は温かいうどんどちらもおいしい。いつも「天ぷらはニシンですね!」と、店員が念を押す。決まって「はい!」大好きなニシンを食べている。

今日は饅頭の天ぷらを持ち帰りで頼んだ。

 

 早速リンゴをいただく。蜜がいっぱい入った甘いシャキシャキしたリンゴだ。
Yさん作のアケビのかごに載せた。

 

 

 


もりの研修 第4期終わる

2013-11-17 | 教育を考える

 

振り返ると忙しい秋だった。、特にここ1週間、身体がよく言うことを聞いてくれた。
感謝!感謝!だ。

  もりの研修も、残りは来年1月、第5期の3日間となった。
この辺りで、これまでの全学習内容を整理したい。
今回の研修で、最も関心の高い「生物多様性」について、総括的に鳥瞰でき、今後の自分の取るべき行動がかなり鮮明になった。
健康に留意しながら、己をわきまえ歩いていきたい。


 今回の研修テーマは野外活動領域が盛りだくさんで、「応急手当と実践」、「キャンプの心得と実践」、「夜の森と星空の観察」、「野外活動の指導手法」
そして森林環境領域は、樹木医の講師による「私たちの自然公園」「郷土の緑の文化財」「都市の緑」のテーマ、いずれも意義ある内容だった。 

                *****************************************

初日、土湯まわりで行ったが、峠は数日前の雪が道路の両脇に残っていて、一カ所路面凍結箇所で滑ったようだった。

朝のを浴びた薄化粧の磐梯や吾妻小富士が美しかった。

土湯峠を下りはじめたところで左後輪に違和感があった。すぐに止まってタイヤを点検するとボルトがゆるんでいた。危ない!危ない!

 朝8時 叔父ヶ倉から

 土湯道の駅から 吾妻小富士


久々にレクチャールームに入った。レクチャールーム全面に落葉の候、静かに1年の巡りを感じた。久々の講義に、新しいことを学ぶ喜びを実感した。

  

2日目のナイトハイク、夜空を見上げるのは何年ぶりだろうか。
基本的なことを学んだが、夏の大三角、こと座ベガ、はくちょう座デネブ、わし座のアルタイルを確認した。明日が満月、煌々とした明るさは星座を見るには最悪、スバルも見ることが出来なかった。また、地球の自転、公転以外の2つの動き(たいしゃ、向点)については知らなかった。双眼鏡で見る鮮明なお月様に感動した。全天に星座は88個、福島で見られるのは70くらい、星座と神話の勉強をしてみたいと思った。

3日目、午後、小春日和の快晴のもと、落ち葉を踏みしめながらのフィールドワークは印象に残った。今回の研修も、あらためて、自然の中に飛び込んで学ぶ意義を再認識、子どもたちにも自然の豊かさ、不思議、荘厳さ、愛おしさを感じてもらいたいと痛感した。

 

  

フィールドワーク                                       クモの巣                                  目隠しハイク

 

  

マユミの実                                      葉っぱでの創作作品            夜のプログラムのためコテージに1泊

**********************************************

赤磐梯

 来週末、共生の森の会のボランティア作業がある。これで今シーズン最後、長い冬を迎える。雪の季節の過ごし方を考えている。

 


日向ぼっこするアキアカネ シーズン最後の里山

2013-11-15 | Weblog

 明日から、フォレストパークでの第4期研修だ。冬タイヤに交換して、研修の準備をした。タイヤの一本がぺちゃんこ、チューブバルブの破損だった。
 午後、久々の晴天に飛び出した。多分今シーズン最後の里山となろう。
 さすがに、いつもヒメアカタテハやキタテハが群がる菊のはたけにもチョウの姿は見られなかった。すっかり落葉の進んだ山道を行くと、アキアカネの日向ぼっこに出会った。
カマキリも一緒だ。愛おしさにしばし見つめた。

  

 まさか、もう冬眠に入ったと思っていたヘビに出会った。まずはシマヘビ、どう考えてもその数十センチ横を通り過ぎたはず、帰り道に驚きの声を上げてしまった。気温が低いせいか、じっと動かない。次はしばらく遭わなかったマムシに出会った。これまた動きが鈍い。久々の銭形、かなり太い胴体は恐る恐る近ずいても全く動かなかった。

  


 帰路、遠く市内から、かすかに雪化粧した磐梯を撮った。また白くなった飯豊山もモミジ葉にきれいに聳えていた。

     

(2013.11.14)

 


同級会で浜松へ

2013-11-13 | Weblog

 

 2年ごとに開く大学の同級会、今回は4回目となった。還暦前にと企画され始まった第1回目は、退院後の病状思わしくなく欠席。2回目は思い出の上田での開催、体調も回復しつつあり、妻同伴で出席した。3回目が会津にもゆかりの蒲生氏郷公の故郷、喜んで参加予定でいたがアクシデントあり欠席、今回は健康もすっかり回復し、遠路一人で出席することが出来た。40数年ぶりの再会を楽しむ小旅行となった。

 早朝の高速バスでの上京はもう5、6年ぶり、大学病院に通っていたころを思い出した。退院後の数年は毎月~3ヶ月に一度のペースでの検診の一泊の旅が続いた。
  思えば、夜明け前の会津盆地に霧が立ちこめる凍てつく冬、桜咲き緑したたる候、そして朝日燦然と輝く紅葉の山肌が見事な秋・・・と、それぞれ季節を問わず素晴らしい車窓の眺めを楽しみながらの上京だった。でも、そのころはほとんど体調がすぐれず不安の上京で、診察の日にそのまま入院を告げられたことも何度かあった。
 新幹線はもう10年ぶり、各駅停車のガラガラの「こだま」で2時間、お昼はビール付きの駅弁をおいしくいただいた。

 

 3時に会場の弁天島温泉に到着した。寒気到来の予報に厚着をして行ったが、道中暑いくらいで汗をかいた。初めて見る広々とした浜名湖の風がとても気持ちよかった。翌朝は、漁を終えた漁船が行き交い、目の前の潮が引いた浅瀬には大鳥居が鮮やかに見えた。 

 
 
  懐かしい思い出話や近況に、時を忘れて呑んだ。出来ればもう一度学生時代に戻りたい思いを抱いた。すでに7名が他界、音信不通が4~5名、今回は残りの半分が集まった勘定だ。未だ現役で活躍している友も4,5人、皆それぞれに豊かな老後を送っているようだった。片田舎で、緑の自然に包まれ慎ましく穏やかに過ごしている自分を意識した。足を知る境地、健康以外に何も要らない・・・と。
 次回2年後同級会は伊那谷、元気で再会しようと約してお別れした。

 翌朝、浜松駅近くの楽器博物館を見学する友と別れ、高速バスで新宿へ向かった。
 かつての検診の旅は小田急線を利用していたが、新宿駅周辺はその頃とすっかり変わっていた。お上りさん、分かっていたはずのJRの乗り場を探して右往左往、久々に大都会の雑踏に揉まれた。若松までの高速バスは東京駅八重洲口の始発、ここもすっかり洗練された都会のスペースに変貌していた。ゆっくり八重洲地下街を歩いた(さまよった)。

    

きれいな浜松駅前                             東京駅八重洲口                   初めて眺めたスカイツリー

 帰路の一日、浜松から新宿、東京から会津若松まで、実に計10時間の高速バス乗車になった。でも、丁度「文藝春秋」発売の時期、長い時間も苦にならずゆっくり読了、いろいろな思いを巡らせながらの充実したひとときとなった。   (2013. 11/10~11)

 


カリンの収穫

2013-11-09 | 日々の生活

   黄色く色づいたカリンが、3つ4つ落ち始めた。そろそろ収穫の時期だ。
近所でもときどき見かけるが、利用価値がないのか、どこも採らずにいるようだ。
我が家では、ジャムや砂糖漬けを楽しんだこともあるが、喉や咳に効くカリン酒が何本か食器棚の奥に何年も眠っている。
 机の脇に大きなカリンを置いて、ときどき握ったり香りを楽しんでいる。カリンのワックスが手に潤いを与えてくれるような気がする。

 拙ブログ内をカリンで検索したら、何年か前のブログに落ちる前の黄色い実に雪が積もったきれいな写真を見つけた。

また、元気なころのスケッチが載っていた。

 
 何年も沢山実を付けるカリンを大事にしてやりたいと思った。

    秋の陽にごつごつの大きなカリン輝きて
    清楚にほのかに香し
     生かされし日々に込み上ぐるものあり


 午後は、小学生の孫と抽選で当たった市のPTAの教育講演会(乙武洋匡さん)を聞きに行く予定。

明日は、大学の同級会で遠路浜松までの小旅行だ。帰ってきて週末は3日間の山での研修会(第4期)と続く。

多少の不安もあるが元気に乗り切りたいと思っている。

 


街中散歩

2013-11-08 | 日々の生活

  時雨模様の朝、悠くんは検診のため病院へ。
ちょっと外出したついでに、画廊の雰囲気を味わいたいと思いつき、もう何年も行っていない足利ギャラリーへ足を延ばした。
 
途中、きれいな紅葉に誘われ踏切脇の延命寺に立ち寄った。何度か訪ねたことがあるが、山門に〈国宝 二階堂〉とあったが、これは国の重要文化財で藤倉二階堂ともよばれる延命寺地蔵堂、唐様で二階建てにも見える。9世紀の初め徳一大師の創建、現建造物は室町初期~中期(1300年)の建立と言われている。

   
 
 田圃のまん中の足利ギャラリー、その後造形館やカフェが出来ていた。
  ギャラリーには大山忠作の「游鯉」などの日本画や油絵、彫刻、ガラス工芸品などが展示されていた。前に池田満寿夫の企画 展があり、陶板のコースターを求めたことがあった。
  ネットで調べると大山忠作の鯉の作品はたくさんあることを知った。

    
 
 帰路、高野町の磐越西線高架橋から四方の山々を遠望する。冬を雨に、会津盆地のど真ん中、美しい山河に囲まれるこの地での平凡な日々を思った。そして「豊かさ」を感じた。眼下を喜多方、西会津方面への電車が通り過ぎていった。

    東山方面市街地を望む

 会津大学のポプラ並木も見てきた。冬を前にした、約1時間のさわやかな街中散歩だった。

  会津大学構内の紅葉

 

 


猪苗代に白鳥を見に行く

2013-11-05 | 日々の生活

連休中に萌ちゃんが柿剥きを手伝ってくれた。いつもは干し柿にせず、焼酎にさわして冬の間楽しんでいた。

先月、早なりの数個の柿を剥いて干したが、ハチがいつも止まっていて食べられなかった。

南向きの軒下に吊るした。

   

 

紅葉も里まで下り、庭のモミジやドウダンがきれいに色づいた。例年より少し遅いようだ。

 

快晴に誘われて悠ちゃんを猪苗代まで連れ出した。

本当は、自分が見たかったハクチョウだが、いつも孫の世話に忙しい妻に見せてやりたかった。

昼過ぎ、ハクチョウは翁島の田んぼに集団で止まっていた。

のんびり、落ち穂をついばんでいた。磐梯をバックに何頭かが旋回を繰り返していた。

 

   

純粋無垢なコハクチョウを眺めると、いつものことながらこみ上げる感動がある。

餌はあるのだろうか、コハクチョウを前に愛おし差がこみ上げてきた。厳しい冬を乗り切り元気で過ごしてほしい。

 

帰りは悠くんも堪能したようで、おねんね。

秋にはいつも訪れる菊の花をたずねた。なぜか赤や白い菊には止まらず、丸い黄菊の花ごとにキタテハが群がっていた。

今年は異常に少なかったヒメアカタテハが一頭、蜜を吸っていた。

  黒い柿