エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

哀れ ミンミンゼミ

2016-07-30 | 自然観察

 

  例年より早いようで、ミンミンゼミ、ヒグラシ、アブラゼミの声が暑い夏空に響いている。

  庭の固い地面にセミの這い出した穴がいっぱい見つかる。敷いた石の隙間から出てきた幼虫もいる。

  好んで固い地面を掘って這い上がって来るようにも思える。

 今朝、キクの葉の上でミンミンゼミの幼虫を見つけた。残念ながら既に力尽きていた。

 寄生虫、体力?、突然絶えた命。ここまで来て最後の最後に・・・、何が原因だろうか。1枚写真を撮って、家に入った。

 食事を終え庭に出ると、あの緑色の模様がえぐり取られていた。きっとハチだとぴんと来た。

   

 しばらくすると、黄色スズメバチがセミの体にかみついているではないか。

  

     

 ミンミンゼミは幼虫期が長く7年という。

 長い年月を暗い地中で懸命に生きた。 あと少しで青空を羽ばたき,大木につかまれたものをと、切なかった。これが生態系の掟なのか。

 


ミヤマアカネ

2016-07-28 | 日々の生活

ミヤマアカネも成熟し、帯条紋も濃くなり、縁紋の白い♀、赤い♂がはっきりしてきた。 

 ♀    ♂

  交尾

B地点のレンコン池

 キイトトンボ 

 一つ二つ咲き始めた  オオイトトンボ

オオシオカラトンボ ♂ショウジョウトンボ♂

ノシメトンボ♀眉紋あり  ミヤマサナエ

    オニヤンマ マユタテアカネも赤くなった

 D地点へ回るアカツメクサの花にヒメシロチョウが数頭蜜を吸っていた。 第3化かと思われる。

   黒紋が見える夏型♂ 止まっているだけ、白花は好まないようだ。

表を見せてくれたオナガシジミ  

   草原にジャノメチョウも。

  羽化失敗か、   オモダカにベニシジミ

甘いクズの香り  花の重きに絶えかねて  

    キアゲハ♀

梅雨明け未だ。雨上がりの曇り空に、時折ぱらっと雨が、、、またときどき陽が射す天気。 涼しい里山に虫たちもおとなしい。(7/27)

朝から暑くなりそうな暑い日が降り注ぐ。今日の若松の気温予想では34℃、そろそろ梅雨明けか。

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もえちゃん。昨日の市の水泳大会100mフリーのチャンピョンに。日頃のがんばりのご褒美だ。おめでとう!。 


夏の行事 八幡神社 お日市

2016-07-24 | 日々の生活

 

  町内会最大のイベント、八幡神社のお祭りを終えた。

 長い1日だったが、晴天に恵まれ、最高のお日市となった。

 早朝から組長、副組長、役員が集まり最終的な後片付けを終えた。
 約40分で作業を終え、一人ひとりの協力にそれぞれが感謝しつつ、拍手で終えた。

 いつも思うことだが、みんなで結集して事に当たるパワー、エネルギーは素晴らしい。

 また、とかく薄れがちな住民同士のコミュニケーションも深まり、まあまあよい町との認識も深まった。

 役員の皆さん、本当に有り難うございました。

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  昨日の賑やかな余韻を残しつつ、静かにお祭りを振り返っている。
  このようにして、歳月は静かに過ぎていくのか。

 

 何度かの会議を重ねながら準備を進め、15日には例大祭(http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/d/20160715)、

 17日は山門の左右には昨年新調奉納した幟旗を掲げた。

 山門に紅白、紫の奉納の垂れ幕、参道ののぼりをたて、祭りモードに入った。

【17日の準備 朝6時集合】

  

   

 そして迎えたお日市当日、朝から快晴で、終日涼しい風が吹く絶好のお祭りとなった。

人出は過去最高ではなかっただろうか。

 町内会の売店、焼き鳥、焼きそば、焼きトウモロコシは当初の予想を遥かに超え、ミンミンゼミが鳴き続ける杜に、行列が続いた。

 各分担の組長・副組長さんには本当に大変だった。

 警備、景品交換、宮守と、特に売店担当の皆さんは炭火の暑さの中、本当にご苦労様でした。

    23日朝6時 テント設営

   23日11時お祓いを受ける

 福引き抽選 すごい人出

  焼きそば  焼トウモロコシ   やきとり  金魚すくい  

射的   

 


ある研修視察旅行記  酒田市へ 

2016-07-21 | 日々の生活

 

 誘われて「先進都市研修視察」の旅を楽しんできた。行き先は酒田市だった。

 日々忙しいさなかの研修旅行、心境を含め記録に留める。  (2016.7.18~19)

 8時出発、初めのトイレ休憩は、ときどきわざわざ蕎麦を食べに行く大峠の道の駅。ここのソバはおいしい。

久々に、おなじみの店内を眺める。ここで思いがけずに「秋山正太郎米沢写真文化賞」のパンフレットを目にした。

 中に応募票が挟まっていて、「自然・生き物」部門もあり、少し心が動いた。たまりたまったチョウやトンボ、お友達の写真で応募してみようか・・・。
 
 

米沢からブドウの高畠、南陽、山形へ。高畠ワイナリーでは遥か2,30年前の記憶が甦った。

各種ワインを試飲、野外でのライブ演奏を静かに遠望、忙しすぎる日々にしばしの心のやすらぎを得た。

ブドウが棚でなく、縦一列に栽培されていて驚き感心した。

これまた、子ども達と腰をかがめて食べたぶどう園を思い出した。

  

  穫りやすい位置にブドウが沢山

  (貼られていたポスター また、茂吉記念館へ行ってみたい。)

あれから40年にもなるか。今の南陽のブドウ棚にはすべてビニールで覆われていた。雨対策だろうか。

バスガイドさんの蔵王の山並み、思い入れの強い斎藤茂吉などのガイドを聞きながら一路月山をめざした。

大日坊瀧水寺では、ご本尊の特別御開帳が行なわれていた。小糠雨の降るなか、鎌倉時代に創建の仁王門をくぐった。

即神仏を前に、95世貫主の講話を戴き、即身仏とミイラの違いを知った。本堂でお祓いを受けた。

  

いつか巡った出羽三山で、羽黒山で今井美術館に立ち寄ったことや鳥海山の雄姿、象潟で初めて食べた岩蠣など、懐かしの光景が浮かんできた。

バスは庄内平野へ入り、クラゲの水族館に立ち寄った。

  

    

     

                                 

一時は入館者数が激減し閉館の危機に直面した加茂水族館だったが、本格的にクラゲの展示を始め好評となり、入館者数も増加に転じた。

ノーベル賞の下村博士のお陰もあったろう、その後市営となり新館も建てられた。偶然、宿の「山形新聞」で案内の記事に触れた。

しばし、神秘的なクラゲの浮遊に堪能した。

 お泊まりは「あつみ温泉」、ゆっくりお湯に浸かった。懇親会でも新しい出会いがあった。

 かつての同僚や、息子が高校の部活でお世話になったW先生とは初対面、遅くまで話が弾んだ。

  

翌日はいよいよ研修のメイン、酒田市街地へ。 約2時間にわたり、酒田市の自治連合会の活動の様子をうかがった。

 地震津波やかつて酒田大火もあり防災意識が高かった。翻り、平和な日々を送れる会津地方の幸せを思いながらも、ふと雪のことが目に浮かんだ。

 また、やはり我が町内会としては高齢者対策が大きな問題だと感じた。

 活発な意見交換にいくつかのテーマも見つけることが出来た。

 

 酒田の土門拳記念館へ立ち寄ったことがあったが、今回は初めての山居倉庫を見学した。

 最上川と新井田川に挟まれた地理を利用しての明治26年建造の米の保管倉庫だ。現在も現役だ。

 土蔵づくり12棟からなる倉庫の屋根は断熱を考慮した二重構造、背後に日よけ・風よけの役目を果たすケヤキ並木が見事な眺めだった。

 そのはじの1棟にある庄内米歴史資料館を見学した。

           

 道路のトラブルがあり、予定の最上川船下りは中止となり、ゆっくり昼食、土産買い物タイム時間をとって一路会津をめざした。

 そもそもこの研修旅行、かつて巡ったコースでもあり多少気が進まなかったが、皆さんとの親睦を深め、これからの課題も見つける研修であればと参加した。

 何よりも、長い人生のエポックエポックを振り返り、そこここで、生きている何かを考える機会となった。

 皆さんお世話になりました。

 


チョウトンボの輝き

2016-07-20 | 自然観察

 

F地点でチョウトンボを撮った。

昨日までの研修旅行、とても疲れた。(あとで記録に残したい。)

夕方に帰宅早々、待ち構えていた仕事がいくつも・・・。

なんとか朝の内に処理して、さわやかな気持ちでチョウトンボのリベンジ撮影に出かけた。

数日前、曇り空にたまに陽が射す池で、やっとチョウトンボを初見できたが、強い風に断念した。

今日は風も弱く、何頭もが縄張り争いをしていた。羽化を喜びの舞、思いの外素早い飛翔だ。

水辺から離れた道沿いで休むチョウトンボ♂美しい輝きをじっくり撮ることが出来た。

  

    ショウジョウトンボ産卵

 

 ショウジョウトンボ♂    ノシメトンボ未成熟♂

 ミヤマサナエか  

 クロイトトンボ キイトトンボ

 

ここ5~6年の水質悪化で、チョウトンボを数年見ることが出来なくなったトンボ池を覗いた。

また地下水くみ上げが止まっていたが、水位はまあまあ。状況を見て水量調節をしているならば心配ないが、また故障が続いては困る。ときどきの観察が必要だ。

ギンヤンマが数頭、思えば未だ7月、アオイトトンボ類はまだ先だろう。

しばらくぶりにホシミスジを確認したユキヤナギの広い植え込みも、すっかり剪定されてしまっていた。人工公園、なかなか難しい問題だ。

 

ゼフィルスが出始めた。オナガシジミ、ミズイロオナガシジミ。

 ミズイロナガシジミ  オナガシジミ  キチョウ ハグロトンボ

  アカハナカミキリ モノサシトンボ

 

この前のエゾトンボの仲間は、カラカネトンボのようだ。今日も飛翔撮影を試みたが、よく撮れなかった。

 カラカネトンボ? 

  

もう一頭のヤンマも、この写りでは未だ同定できそうにない。 

   

    


ツバメシジミ 翅の異常

2016-07-17 | 自然観察

里山を巡れば、その都度何かの発見があり楽しい。

飛んでいるツバメシジミ♀、ちょっと変な色合いでゴイシシジミかと思った。

羽を開くと、なんと黒地の一部が脱色したように白く見える。

斑紋の異常ではなく、生育過程で色が付かず、先日見つけたクモガタヒョウモンチョウの白い斑と同じようだ。

 

もう一つの発見  今年はヒマラヤシーダの若い球果が鈴なりだ。こんなになっているのを見るのは初めてだ。

それにしても、未だに雌雄同株であることに疑問を抱いている。

  

帰りにF地点に寄った。例年より早い発生だったアマゴイルリトンボがたった1頭、オモダカが咲いていた。

いつもの仲間に会える里山は楽しい。 チョウトンボ目撃。

     

 ♂ モノサシトンボ ♀

 キバネセセリ  オオミスジ

 ゴマダラカミキリ オトシブミ

 ベニシジミ   クララに産卵ルリシジミ

 アキアカネも    ノシメトンボも

 シオヤトンボ オニユリ咲き始め まだヨツボシトンボ   キイトトンボ スイスイ

 哀れ ウメエダシャクトラフシジミ

ちょっと同定できないトンボが。一つはエゾトンボの仲間、カラカネトンボだろうか?

もう一つは、ヤンマの仲間ミルントンボか?(写真1,2,3)

?エゾトンボ 

 

 2  3

カメラもいまいち。トンボの飛翔を撮るのは至難の業だ。


一箕山八幡神社例大祭   ジャコウアゲハ羽化

2016-07-15 | 日々の生活

今朝、ジャコウアゲハが孵化した。11日に産卵を確認した卵のわきに2頭、離れて1頭がじっとしている。

それにしてもそんな早いはずはないと思いルーペで確認すると、下の葉の裏に産み付けられた幼虫のようだ。

しばらく大事に観察したい。

 

今日7月15日は八幡神社の例大祭だ。11時に、町内会の役員、組長が集まった。

     

肌寒いくらいだ。また1年が過ぎた。夏祭りが始まる。

役員として6年の歳月が、夢のように流れて行った。ここでの、静かなひとときはいつも変わらなかった。

拝殿から望む境内の様子、いつも静けさに豊かな時間が流れていた。

その間、いつもデジカメでそのこころの静けさを撮っていたように思う。

一箕山八幡神社は、戌年の小生のこころの落ち着け先でもある。 

 

【 一箕山八幡神社】 (ネットより)

  寛治年代(1087~1094)、源義家が出羽国/清原氏征伐の御礼として社殿を建立。 

その時に、動員した農民1万人に一箕ずつ土を運ばせて築いたことから、「一箕」の地名が生まれた。

寛永年間(1624~1644)、加藤嘉明公が修復。宝暦8(1758)年に奥殿、万延元(1860)年に拝殿が再建されたが、戊辰の役で焼失した。

隣に≪旧滝沢観音堂≫が建っている。 慶安3(1650)年、拝殿の西側に創建。
でも、明治の神仏分離令により、不動川上流の滝沢不動院内に移動された。

 会津三十三観音の第十八番札所だ。

  

 


ジャコウアゲハが心配

2016-07-11 | 自然観察

 

今日、御薬園へジャコウアゲハの幼虫を見に行った。

今、羽化を待っている時期か、いつ行っても沢山いた幼虫が、全く見られなかった。

しばらく待っていると、♂が飛んできて、♀が産卵行動で脚で葉を触るのと同じ行動をしている光景を見た。驚きだった。

まさか、黒い♀がいるのかと思えるような不思議な行動だった。

やがて、♀が1頭訪れ、さかんに産卵の機会を探り始めた。ようやく、丈の低い葉に止まり、ゆっくり産卵。

数卵を産むところをゆっくり見せてくれた。愛おしさが込み上げた。

 ♂  ♀

 もう花が   

ジャコウアゲハは年3回発生で、目撃した夏型の生む卵は第3化で8~9月の発生だろう。

それにしても、ここ数年我が家のウマノスズクサにジャコウアゲハは飛んでこない。

塩川の田の土手に行けば必ず見られたが、最近めったに見なくなった。近いうちに、塩川の様子を見に行ってみようと思う。

多分、環境の変化で、このチョウも絶滅が心配される。

 

忙中閑の一日、オオムラサキを見にいつもの公園へ行った。

先日ヒメシロチョウの生き残る草原の草刈りにがっかりしたばかりだが、今度は、それ以上の損失を見てしまった。

なんと、樹液を出し、いつものチョウや虫たちが集まる林のレストランになっていた貴重なミズナラの大木が根本から切り倒されていた。

わずかに残る株に、ルリタテハ、コクワガタ、オオスズメバチが無心に樹液を吸っていた。

   なぜ伐採?

何故なのか。何故切り倒されなければならなかったのか。

管理事務所にいた、友達のSさんに抗議の感想を述べて帰った。

がっかりだ。どうして切り倒されなければならなかったのだ。訳を聞きたいと思う。

草刈りはすぐにまた生えるが、樹齢50~60年はあっただろう。

毎年ここに集まる昆虫たちにとっても、この損失は計り知れない。

ここへ来ると寄るもう一つの小さなレストランには、オオムラサキ、カナブン、アオカナブン、クロカナブン、カブトムシなどが集まっていた。

 

 ルリタテハ

美しい輝きに魅了された。    

   ミヤマアカネ

   まだ成熟の♂は見られない

  マユタテアカネ翅斑型♀     ♂   オオシオカラトンボ♀

 ヒメギス♀

 

早くもイチモンジセセリ  ベニシジミ

  ミツバの花に スジグロチャバネセセリ

縄張り主張ハラビロトンボ  モンキチョウ産卵アカツメクサ


雨の中、森を歩く

2016-07-09 | 教育を考える

 

 第3回の「もりで遊ぼう」のテーマは「森の宝探し」と「凧を飛ばそう」、参加者は22名、保護者が10名だった。
 ぽつりぽつり雨降りの中、先日事前に調査した新コース《冒険の森》を歩いた。
雨模様を見ながら、時間調整をして森を歩き、各自の宝を袋に集めた。
 各班6名だが、我が2班は3名が突然の欠席。子供3人に、指導者2名、理想的だ。

 開会前からイモリ観察   雨の中の開会式

  探検の森と名付ける すべる、すべる

 カードを首にかけて、12個の宝の質問を見つける。見つかったときはカードのシールを貼って、持ち帰れればビニール袋に採集する。

 約1時間半で広場に戻り、一人ひとりが見つけた宝物を発表した。

 去年までのやんちゃ坊主がいないので、すべてが静かに時が流れている感じだ。

  

 降り始めた雨の中、お借りした公民館へ移動、早めの食事をとった。

 午後は[ダイヤ凧]づくりをした。
  

 梅雨の時期だから仕方ないが、広場で凧を揚げていると急に激しく降り始めた。

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 今日の発見  いずれも、遺伝的なものだろうが・・・
   ① 公民館前の広場のシロツメクサに、4つ葉のクローバーを見つけた。
   群落のある範囲に不思議とたくさん見つかり、中に5枚はもいくつか見つけた。
   かなり確率は低いようだ。


  ② きれいに咲き始めたオカトラノオの花、普通はトラの尾のように先が細く伸びて いるが、ある一角に、先が伸びていない花穂ばかりが見られた。

   これが普通   穂先が丸い

 

   次回第4回は、小生プロデューサーの「昆虫ウオッチング」、盆明けに延期になった。


七夕  ミヤマアカネ初見

2016-07-07 | 日々の生活

 最近多忙続き、昨日は朝から郵便局、銀行、各団体、市役所廻りで、午前中いっぱいかかってしまった。

お昼もそこそこに、少し薄日が射した午後、少しトンボを見に出かけた。

ほんの数時間で雨が降り始め、夕方からはひどい雨になった。

なぜか惹かれるミヤマアカネを初見した。田んぼの脇の戸の口の流れで発生しているのだろう。

草むらに足を踏み入れるとふわふわと舞い上がりすぐに止まる。羽化したばかりだろう、かなりの個体が羽を休めていた。

未だ羽の帯がはっきりしない羽根は波打っているのが分かる。 トンボの巧みな飛翔の重要な因子だろう。

   

    ミヤマアカネ   アキアカネ

 

先日も役所にお願いに上がったE地域の池は、要望した通り水が勢いよく入っていた。

久々に満水状態で、溢流した小川も遥かぶりに甦った。そのせいもあろう、緩い流れの上にモリアオガエルの卵塊が見られた。嬉しかった。

一度環境悪化で絶えたトンボたちもじきに戻ってくると思う。

取りあえずは、3年前までは飛んでいたチョウトンボ、5,6年前まで来ていたマダラナニワトンボに帰ってきてもらいたい。

    

 

モリアオガエル卵塊   

 

F地点の水辺へ寄った。アマゴイルリトンボがめっきり減った。

モノサシトンボ、マユタテアカネの新鮮な個体が出始めていた。コバネアオイトトンボは未だ早いようだった。

♂  モノサシトンボ♀未成熟

アマゴイルリトンボ♂  ?

 オオイトトンボ産卵 コフキトンボ

 マユタテアカネ 

 

 B地点でモートンイトトンボを初見

  トリアシショウマ  ウツボグサ

オオチャバネセセリ オオシオカラトンボ♂

 オニイチゴ イタドリにルリシジミの産卵

オニヤンマか? 

   キイトトンボ

  

未成熟♀                                         成熟♀                                    成熟♂

 ♀  モートンイトトンボ♂  

今日は七夕、庭からクロチクを取ってきた。

昨年までの短冊を利用、数枚の願いを足し、つり下げた。中には、未だ元気を回復しない自分の願いもあり、感慨深いものがあった。

学校から戻ったら、武くん、萌えちゃんにも一つずつ書いてもらおう。

七夕に当たって、ささやかな行事に大きな願いをした。

  すずちゃん  


 


ホシミスジの産卵

2016-07-03 | 自然観察

しとしとと梅雨らしい雨が小降りになった。

ホシミスジが一頭ひらひら舞っている。

庭を一回り、二回り、高いところから急に低い植え込みへ。まだきれいな個体だ。

どうもニオイもあるのだろうが、食草を探しながら場所を記憶しているのではないだろうか。

いよいよユキヤナギに産卵かと思いきや、少し離れたシモツケに止まって、産卵行動だ。

  

   シモツケに産卵

ホシミスジの食草は、シモツケ、ユキヤナギ、コデマリなどで、我が家の庭には十分すぎるほどある。

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以下は、数年前、ユキヤナギで育った時の写真

  ユキヤナギに産卵  羽化

      垂蛹化

 

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 図鑑を見ると、「ホシミスジは年1回の発生で、西日本各地では年2回」と書かれているが、会津若松の我が家では2回発生している。

毎年、今年はどうか・・・と心配しながら待っているが、何しろ街中だ。なんとか棲息し続けて欲しいと願っている。

 

 


今日も 梅雨の晴れ間に

2016-07-01 | 日々の生活

ブロック塀にキアゲハの蛹を見つけたのはいつだったか。

昨日のこと、昼頃その蛹をクローズアップで撮った。何気なく夕方見てみると、すでに羽化して殻だけになっていた。

少しの色の変化をサインと考えていたが、気づかなかった。

 6/29朝 6/30夕方

29日午後、ヒメシロチョウ保護の件で行政と打ち合わせ。

 数日前、多くの兄弟従兄弟が命を絶たれてしまった草刈りの済んだ草原に立った。

今回一部の草刈りを残してもらった。その草むらにツルフジバカマを見て歩いた。

そこには絶たれずに済んだ輝く命が輝いていた。

ここは年2回の草刈りの計画だが、あとは考えあぐねて、8月末に計画してもらった。

また、教育委員会でもヒメシロチョウの保護についての思いを聞いてもらった。

今後、小・中学生にふるさとのチョウの話、地域の方々に観察会などの計画を立てたいと思っている。

 手前に少し残してもらった 

 ツルフジバカマが繁茂している わずかに数頭

   

   クモの餌食に

ついこの前まで産卵を繰り返していたヒメシロチョウ夏型もそろそろ終盤か、これらの卵が無事育ち、3化が現れるのが7月下旬か。例年と比べるとサイクルが少し早いようだ。

 ノアザミがよく似合う キアゲハ

  モンキチョウ♂ アキアカネ初見

 

庭の花を撮った。

  

   

   セスジツユムシ

   

   

  

  ナガメ      

 チドリソウ、各種アジサイ、2種のサンジソウ、八重のホタルブクロ、八重のドクダミ、オリズルラン、ノリウツギ・・・・etc

今日も梅雨の晴れ間、明日からまたぐずついた天気が続きそうだ。