在りし日のラック
昨日、町のグループ活動の一つ「わんこ会」に参加した。
今回はその第1回で講師:動物保護施設運営の山内憲司さんをお招きした。
発起人はHさん、ねらいは犬の散歩を通して、ふんゼロ、ポイ捨てゼロのきれいな町づくりにあるようだ。
ペットを飼っている方4人、会の意義を感じる男3人の7名の参加だった。
いろいろなグループ活動が町の活性化につながるに違いない。新しく始まった「かるた会」同様に、今後この会が継続していくことを願っている。
なかなか難しいと思うが、なんとかメニューを準備し継続していければと期待している。
講師から、ペットの現状、県内で飼われている犬の数(狂犬病の注射で鑑札交付)や保健所での犬や猫の捕獲や引き取り等の統計的なデータが紹介された。
参加者からいろいろな質問が出た。
講師からの質問で、《飼っている(飼っていた)ペットの○良いところと○悪いところ》をそれぞれ書き出した。
今は亡きラックを思い浮かべながら書いてみた。
○良かったこと
・何より自分に従順だったこと。
・彼女の子ども達への影響、ラックからもらったことは計り知れない。
・何よりも美人だったラック。
○困ったことは あまりないが、
・気性が激しく、気に入らない客には怒り狂うように吠えた。
・そのため、旅行で留守にするにも、かわいそうで預けられなかったこと。
・ペットロス症候群・・・ラックが逝ったときには、悲しみはいつまでも抜けることは なかった。あれから7年になるか、今でも尾を引いている。
皆さんの書いたデータを基に、 いろいろアドバイスをもらった。
話が飛び交う中、ラックの思い出が走馬燈のごとく浮かんできて、皆さんの話は上の空で聞いていた。
生まれたばかりの捨て犬を息子が拾ってきた。小さいころの鞠のように転がっている姿が忘れられない。
子犬はラックと名付けられ16年間家族の一員で、生活の中心にいた。 いつも静かに家族を見つめていたラックだった。
今、机の前で写真のラックが見つめてくれている。
ときどきラック!と呼んでいる。悲しくなった。