エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

忘年会が3日続いた

2016-12-21 | 日々の生活

恥をさらす、備忘録だ。昨日のこと。

普段は交際下手だが、お酒が進むと話が弾むタイプ。
いつも、あまり摘まずつがれるお酒を吞むタイプ。
ビールも初めの1っぱい、後は会津の日本酒だ。
糖尿にとっては、お酒はあまりよくない。
分かっちゃいるけど止められない。馬鹿さ加減を思い知ってる。

案の定、ちょっとおかしい。左腹に痛みを覚えた。
何年もなかった炎症か、微熱も出始め他にも疑える症状が・・・。
しばらくぶりの症状を勝手に判定、F錠とR錠を服用し朝を迎えた。

運動不足もあるのか知れない。近くの里山の池の周りを静かに歩いた。
帰路、小田山へ寄り、患部を押さえながら山道を歩いた。
ときどき見かけるようになったウラギンシジミの越冬する姿に会えるかも知れない。会えるはずはない。
先ず、木々の葉は既に丸坊主、越冬できるほどの寒さをしのげる場所などは考えられない。

清々しい空気を吸って、高台から市内を眺望すると、不思議と体調もよくなったような気がした。

             お城↓            

  

汗ばんできたスノー帽も、薄手のウオーマーも脱いで山を下った。

 

     

 

   

約2時間の冬の里山歩きから戻り、もう一度F錠、R錠を飲み静かに横になった。

このまま快方に向かって欲しい。

明後日、最後の忘年会がある。

1年を反省する。 大病で変わったはずの人生観だが、揺らぎ始めを大いに反省している。

今日は冬至、これから柚湯に浸かって元気を取り戻したい。


おはようございま~す !

2016-12-16 | 日々の生活

 しばらくぶりに小学生の登校風景を見た。
朝のこの時間、ばーちゃんは小学校最後の萌えちゃんを市道まで見送っている。
じいは、いつも、二歳半のすずちゃん到着の時間なので家にいる。
今朝は、神社の交差点で登校交通指導をしているkaneさんに用事があって出かけた。
数日前積雪があったが、今日は大したことはない。でも厳しい寒さだ。
おはよう! 小学生の元気な挨拶が返ってきた。

  

  

知り合いの中学生にあったら、恥ずかしそうに声はない会釈が返ってきた。
短大生も、しっかり挨拶する子、会釈も返さない娘といろいろだ。
名も知らない通りすがりの人にも、おはようございま~す!
すぐに返ってくる返事は気持ちが良いが、たいていは返事はなく通り過ぎた。
小学生のような純真な挨拶ができなくなるには、いろいろ理由があろう。


猪苗代 コハクチョウ

2016-12-12 | 自然観察

                                             【  蜃気楼  

 

いつもより早い時間に、猪苗代湖の白鳥を写しに行った。

北海道の大雪、会津はうっすら積もった。滝沢峠はアイスバーンで恐かった。

いつも感動をもらっている崎川浜には、この時期結構いるはずの水鳥は皆無だった。

浜から対岸を望むと、蜃気楼が見えた。それほど高くはないが、湖水にビルの街が浮かんでいた。

絶景の磐梯は麓だけが明るく、雲に覆われていた。

湖水から離れた田にもコハクチョウはいなかった。

   笹山原

そうそうに切り上げ、翁島へ回った。

数十羽のコハクチョウの群が休んでいた。いずれは飛び立つだろうが、午後は用事もありその余裕はない。

    

     

    布引山の風力発電

湖水に沿って白鳥浜まで行ってみると、コハクチョウ数頭が林立する黄色いカヤの茂みから現れ、波立つ湖水にゆっくり漂い始めた。

  

      エナガ

 ハクセキレイ    ツグミ

 

 長浜は、観光客がパンくずを与えるので、オナガガモでいつも賑わっている。 

 オナガガモに混じってキンクロハジロが結構いたが、いつも見られるホシハジロやユリカモメ、スズガモなどは見つからなかった。。

  

 強清水の電光掲示板は、行きは-1℃、帰りは0℃の表示だった。ただ風が強く、手足が凍えた。 (2016.12.11)

 

〈かつての感動 2013.3.12 〉

 


冬の雑木林

2016-12-09 | 自然観察

  

このところ、運動不足だ。

雪の積もる前に冬の里山を歩いて来ようと出かけるところに、予期せぬ旧友の突然の来訪、懐かしい話しに花が咲かせた。

午後は少し雲が出てきたが、2時過ぎに出かけた。

静寂の雑木林を歩いて冬を探した。

林に踏み入ると、落ち葉がカサカサと。冬の静寂はいっそう冷たい。

葉を落とした枝には所々に茶色い葉が落ちずに残っていた。秋に羽化したクスサンのマユだ。

丈夫な網の中に、蛾はどこから飛びだしたのか、羽化した抜け殻だけが残っていた。

でも、あの緑色したウスタビガのマユは見つけることができなかった。

 

   

セイタカアワダチソウの背丈の低い新しい花が未だ勢いよく咲いていた。その脇に、すっかり白い種をはじかせた綿状の実が夕日に輝いていた。

 セイタカアワダチソウ   ?

 枝に絡まったヒヨドリジョウゴや青い アオツヅラフジの実は風情が宝石のようだ。

 いくらか黒ずんだガマズミの実はいっぱい残っていたが、鳥は啄まないのだろうか。

 カリンかと思い近づくと、見事なキカラスウリだ。褐色のヘクソカズラやキク科の種も。なんだろうか。

    

        

  ヘクソカズラ 

   梅の木の枝に泥蜂の巣を見つけた。直径5cmほど、触ると硬かった。おそらく中には蛹がいるのだろう。確かめたい気持ちを抑えた。

   2,3頭の最後のアキアカネを見た。

 

 桐の花のつぼみが夕日に照らされ、もう春の準備も始まっていた。

   桐の種とつぼみ

 着込んで農道を歩いたが、雲が切れて夕日が暖かかった。

 1時間の散歩、陰ってぽつりと雨が落ちてきた。


鮮やかなサザンカ

2016-12-07 | 日々の生活

 

   すっかり葉を落とし寂しくなった庭に、何本かのツバキとサザンカが鮮やかに咲いている。

   サザンカとツバキはよく似ているが、散り方が違う。サザンカは花びらが一片毎にパラパラと落ちるが、ツバキは花ごとぽとりと落ちる。

  また、わかりにくいが図鑑には、サザンカの葉にはぎざぎざが目立つがツバキの葉にはぎざぎざがないとある。

  また、図鑑では、今満開のサザンカはカンツバキと呼ばれる園芸品種のようだ。

  少し花びらが濃いのはヒオトメという種らしい。これから続々咲きそうだ。

  もう一つ、これもこれからが盛りだが、つぼみが赤みがかっていて咲くと花びらが白い花は何という品種だろうか。

  ツバキの方は白いシロワビスケが大木になり、夏の終わりから咲いていた。一時期いっぱい咲いたピンクはオトメツバキだ。

  今紅色に白い斑の入った大輪はベニアラジンかもしれない。

 カンツバキ   ヒオトメ  つぼみ   開きはじめ

    シャクトリ虫

  ベニアラジンと言う種類か?

カメラを持って 雪のちらつく庭を巡った。

 まだ残るヤマブキ   ヤツデ

 イチゴ紅葉  サラサドウダン

   ナンテン

 ブルーべりー   ヤブコウジ


鶴ヶ城 雪吊り

2016-12-01 | 日々の生活

金沢兼六園の雪吊りが有名だが、なかなか風情がある。

会津でも、本格的な雪の降る前の今の時期に、お城と御薬園の雪吊り作業が報道される。

きのう、午後は、地区文化祭関連と町内の会議があった。

寒い朝だったが、いい陽が差し始めたのでお城へ様子を見に行った。

本丸の松の木の一部に、もう雪吊りが施されていた。

  

 

  

太い丸太を軸にして、360度周りを荒縄で吊るリンゴ吊りだ。

これほどしないと枝折れが出るのだろうか。効果よりもとても風情を感じる冬の風物詩だ。

多行松の部分はまだだった。作業の姿を撮りたかったが、朝は早過ぎたようだ。

  

博物館前で、県職員だろうか、松葉を採取していた。訪ねると、松葉の放射性物質を分析するという。

その足で、会津大へ。最後のアキアカネのペアが日向ぼっこ。

エコの池にはカルガモが浮かんでいた。

  

  

 

 

  

 

忙中の閑、大いに癒されるひとときとなった。