今日は萌ちゃんの遠足、1年の時は短大グランドの桜、2年生では石部桜へ、今年は鶴ヶ城まで歩いた。
一昨年も武琉くんをお城本丸で待って、遠くから望遠で撮った。そのときの城跡のゴイサギやカタクリなどが頭に浮かび出かけた。
しばらくは陽も差していたが、時々雨が落ちてあいにくの天気だった。
自転車の街中散歩だ。かつての勤務先までの懐かしい道をたどった。
蚕養神社を行仁町を南へ、行仁小学校を下がって、今はない魚や野菜のお店イタガキの前を突き当たる。
懐かしい八角神社にお参り。ここは槻木町、じいちゃんの葬儀の日のことや、神社裏のブランコに乗った小学生の頃の記憶がよみがえってきた。
いつかトヨ伯母を見舞った穴澤病院は近代的な建物に変わっていた。そういえば牡蠣にあたって点滴してもらった病院だ。
かつての勤務校での一番の思い出は、粉石けん工場の建設、竣工の際に植えたしだれ桜がきれいに咲いていた。
よく生徒と自然観察に出かけた若松2中前の野原には、大熊町からの避難仮設住宅が建っていた。
今は若松2中の校門になっているレンガの門も懐かしい。明治41年6月に、歩兵65連隊1200名が入営したという。
北出丸通り、西郷頼母邸跡からお城がよく見えた。
武徳殿のある北出丸から椿坂は満開のサクラがきれいだった。
おなじみの緑色の小学生のジャージの一群が見えた。萌花ちゃんには分からないように遠くから眺めた。
八重の桜ブームで観光客が多い。お城や茶室・麟閣の前で、何組かの結婚式の記念撮影風景を見た。ほほえましいカップルに「お幸せに!」とこころの中でつぶやいた。
本丸の東の一角に、信州高遠から贈られたタカトウヒガンザクラが咲いていた。会津藩主・保科正之は信州高遠からおいでになった。
高遠町が町村合併でなくなる記念に植えられたとのこと。
廊下橋をわたりテニスコート裏がゴイサギの集合場所。例年のように眠っているゴイサギを遠くから写した。
土手のカタクリやキクザキイチゲの群落も盛を過ぎていた。サクラと言いカタクリと言い、厳しかったた冬の寒さを思う、例年より早く咲いたことが不思議だ。
どの郭にも、戊辰戦争の悲劇を見つめていたであろう見事な大木が立っている。これから咲く紅いつぼみのサクラは何という種類だろう。
堀の水面いっぱいに、散りゆくサクラの花びらが漂い、カモが浮かんでいた。
ゴイサギ カケス
ポツリポツリ降り出した。自転車で我が家へ着く頃は雷も鳴り始めた。
帰ってきた萌ちゃんとお話を聞いたら、お昼のお弁当は急きょ体育館で食べたと言う。少しかわいそうなお天気でした。
目的はサクラのお城の撮影にあったが、ついでながらの遠くからの遠足風景をながめた。
また、それ以上に、はからずも会工界隈の景色を偲ぶことができて、懐かしさに大切なこころを取り戻した思いがした。
(3013.4.26)
会長の高橋さんからお誘いを受け、「市民と共生の森の会」に入ることになった。
午前中に、会の主催の事業「森で遊ぼう」の準備作業があった。
これは小中学生30名と、自然観察や森林整備体験、畑作りなどの活動をする《エコ・カル子供クラブ・自然観察会》で
10年ほど行われている。
今日は、第1回の準備作業で、ジャガイモの植え付けとビオトープの修繕をした。
小生、鍬を握ったことがない。農作業は経験がなく、薄っぺらい机上の学習人間を意識させられた。
このビオトープ、山から湧き出る清水の流れが10mほどで一坪ほどの池を満たし、そこから約20mほど先のクマザサの中ヘ小川が流れている。
流れの落ち葉をすくい上げ、池のアシやヨシを取り除いた。濁った流れにイモリが岸に這い出してきた。
モリアオガエルの産卵用に、池の縁にウワミズザクラ、ニシキギ、などの苗を植えた。
今日は14,5名が集まり、作業もわけなく終わった。次回は5/7,子どもたちが探検する林を整備する計画だ。
活動場所の金堀辺り、桜が咲き始めたところだった。
早めに終わったので、ヒメシロチョウの様子を見にポイントへ向かった。
まだ早いかと歩いていると、風に吹かれたヒメシロチョウが足下の草に止まった。今年も昨年とほぼ同じじきだ。
ヒメシロチョウ、4,5頭はいた。羽化したてのヒメシロチョウが風をよけて止まっていた。
最近明らかに少なくなっている。福島県では準絶滅危惧種だが、昨年は環境庁の絶滅危惧第1類にワンランクアップし指定された。
この狭い範囲だけに棲息しているヒメシロチョウを今後も保護しなければならない。
ルリシジミがスミレやセリの花に蜜を吸っていた。コツバメは初見、クジャクチョウが春の陽を浴びていた。
八田野の国道沿いのカラマツの芽吹きを観察した。雌花は薄紅色にふくらみ何とも言えず美しい芽吹きだ。
じっと長い間動かないでいたのはアトリだろう。
普段動かさない身体。少々疲れたが、いろいろ収穫があった。
【カヤクグリ 2013.4.1 会津若松市上長原】
ときどき野鳥にレンズを向ける。はっきり名前の分からない鳥も多い。
鳥たちも警戒心が強く、なかなか近くで鮮明には写せない。望遠も300mmでは少しきつい。家に戻り図鑑を参考に推定するが、自信がない。
そこで、正しく知りたいときにはときどき専門家に聞くことになる。野鳥のプロの彼については、前にブログに書いた。
【 野鳥を撮る 2011-04-23
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/902bbda40b3d791929f0ef5b53dd24f8#comment-list 】
最近も見慣れない鳥に出会ったので、メールで同定をお願いした。
すぐに返信があり、カヤクグリとカシラダカだった。カヤクグリは初めての鳥だったが、
彼からの返信メールに、
「カヤクグリはやったね!です。夏は高山にいる鳥ですが、冬は低山に降りてきます。
それで目にする機会は少ないです。撮影できてよかったですね。」と。
何度となく訪ねてきたが、いつも適切なアドバイスをいただきありがたい。
やはりいつも見ていない野鳥はなかなか図鑑では分かりにくい。教えていただき少しずつ自分のものにしていくしかないようだ。。
その数日後、カシラダカの集団に出会ったが、今度はすぐに確認できた。
【カシラダカ 2013.4.1 い津若松市八田野】
《 ネットから》
○ カヤクグリ
スズメ目イワヒバリ科の鳥(イラスト)。全長約14cm。全体に灰色みを帯びた黒褐色で,背は赤褐色に黒い縦斑がある。とくに目だった特徴のないじみな色彩の鳥。春から夏の間は,本州中部以北の亜高山帯上部から高山帯に生息する。コメツガやオオシラビソの森林やハイマツ,ウラジロナナカマドなどの低木林の中にいるが,その名のようにいつもやぶの中を潜行していて,なかなか姿を見せない。さえずるときは高く突き出た枝に止まり,美しい声でチュルリ,チュルリ,チリチリチリチリと早口に鳴く。
○ カシラダカ
スズメくらいの大きさの茶色系の鳥。短い冠羽があり、頭が高く見えるので頭高(カシラダカ)の名がついたという。
雰囲気はホオジロと似ているが、ホオジロと違って腹は白く、胸脇腹には不規則な縦縞がある。腰は見事なウロコ模様。雄は4月頃になると頭部が黒くなる。
越冬のため渡って来る鳥で、県内では10月中旬頃になると「チッ 、チッ 」という地鳴きがどこからともなく聞こえてくる。アオジのような擦れた声ではなく比較的澄んだ声なので「チュッ」とも聞こえる。
山ぎわや平野部の林縁部に十数羽から数十羽の群れでいることが多い。地上で植物の種子や小さな虫やら食べているらしい。危険を感じると近くの樹木や林に逃げ込む行動をとる。枝などに止まったあとしばらくはソワソワして落ち着きがない。
昨年秋から、近くの里山の林の木々が伐採され、山が削られ、もう一山がなくなりつつある。 この豊かな林には、毎年春から初夏にオカトラノオやトリアシショウマが咲き乱れ、ハナカミキリやコガネムシの仲間、コハナムグリなどが無数に集まり、最高のいのちの輝きを見せてくれていた。夢中で花粉を食べる甲虫に交じって、アブの仲間や蛾の変わり者、きれいなチョウたちも蜜を求めていた。中でもここはトラフシジミが多く、吸蜜に夢中の彼女に手を触れると驚くほどのスピードで近くの葉に逃げる。そんな虫たちと遊び語らい、ファインダーでのぞくひとときはこの上なく楽しかった。この小さな虫たちの集う楽園がこの春はもうなくなってしまった。切なく悲しい。
削られた大量の土砂は、近くのU村の公共施設建設工事に運ばれていることを知った。豊かな文明社会の名の下に、かけがえのない自然が破壊された。ふと、大震災のガレキを造成などに利用したら、などと考えた。
昨日の午後、午前中の授業で給食なしで帰宅した孫と自転車で石部桜を見に行った。
3年生になって自由に街中を乗っていいことになり、大喜びで春のサイクリングとなった。
愛犬が元気なころは、ほとんど毎日このあたりを散歩していたたんぼ道。桜の時期も、それほどの人出ではなかったが、今年は大変だった。
平日なのに、結構な人出、今週末はすごい賑わいとなるだろう。
遠くの畦からほぼ満開の石部桜を撮った。
先日、我が家の裏のコミュニュティーセンターの駐車場を拡張していた。そこから数百メートルをシャトルバスで観光客を送っている。
ドラマ『八重の桜』のオープニングの美しい桜は、昨年の春撮影していた石部桜だそうだ。
石部桜は、中世に会津を治めた葦名氏の重臣・石部治部大輔の庭にあったと伝えられる樹齢600年の江戸彼岸桜だ。
1本の幹が8本に分かれて、田んぼの中にぽつりと立っている。
帰宅して、裏庭の白加賀ウメの剪定した。高く伸びた太い枝を思い切って詰めた。
今年は珍しくつぼみが少なかった。30数年、こんな年は初めてだ。
孫たちは、早速木登りだ。大喜びで高い太い枝に登り、街を眺める。
どういう思いがあったのか、家に入って本を持ってきて、枝に腰掛けて読書をすると言う。
何か、一時代前の光景が目に浮かんできた。 後で聞くと、マンガのサザエさんでそう言う場面を見たという。
今の子供たちに欠ける体験だと思い、嬉しくなった。
高い木に登っているとき、消防車のサイレンが鳴った。しばらくすると松長あたりから白い煙が立ちこめるのが見えた。
急いで2階へ上って眺めると山火事のようだった。
温かい一日もあって、サイクリング、一輪車練習、ドッジボール投げ、木登り・・・と、半日、よく子供たちと遊んだものだ。
我が家の豊後梅がほころび始めたが、今年はサクラがウメより早く咲き始めた。
孫の登校に合わせて、八幡神社や短大の咲き具合を見にいった。
昨日24度まで気温が上昇、一気に五分咲きと言ったところだった。
豊後梅 八幡さまのソメイヨシノ
ベーカリーコビヤマさんに電話でフレンチトーストを頼んだ。
今日は小学校が午前中、大量に買ってきた。我が家のみんなが好きで、時々食べているパンだ。
フレンチトーストは、多分、ミルクと卵の黄身を混ぜて、厚切りの食パンを浸して、焼き上がりにグラニュー糖をかけてある。
帰宅した萌ちゃん
できあがりの10時過ぎに悠人くんを連れ出し、短大で悠くん初めての花見となった。
花より団子、悠くんは大好きなチョコレートパンにご満悦。
お昼現在、若松の気温が20度を超えたらしい。
午後には、八重のサクラの石部桜までサイクリングの予定でいる。
早春の里山うれしクジャクチョウ
昨日、ようやく巡った早春の里山を満喫した。
お昼をはさんで、4時間のゆっくりした里山観察だった。
毎年何十回も通った里山に、今年も小さな自然たちは素晴らしいドラマを見せてくれるだろう。
河東では、Iさんの畑からYさんの畑まで、半年ぶりの林道を歩いた。早速、越冬したキタテハとクジャクチョウ、ヒオドシチョウが出迎えてくれた。
数本の高いコブシもさわやかに咲いていた。
クジャクチョウ キタテハ
ヒオドシチョウ コブシ
八田野からコブシやシダレヤナギと残雪の磐梯山を撮った。早春の麗しき磐梯だ。
松長から所々で真っ白な飯豊連峰を望んだ。いつものポイントで飯豊山をバックに慈母観音像を撮る。
会津慈母観音像
続いてモートンイトトンボの田をまわり、小川の辺にショウジョウバカマを撮った。ヤナギの尾状花序は日に透けて輝いていた。
八田野から磐梯町へ、ここも未だ畦や土手の緑は淡く、待ち焦がれるヒメシロチョウもやホソミオツネントンボの産卵ももうしばらくかかりそうだ。
いつもの田の畦の水たまりにはゲンゴゴロウ、マツモムシが泳いでいた。ときどき呼吸しに水面に浮いてくるイモリの赤いお腹が見えた。
お昼は久しぶりに強清水の蕎麦に舌鼓、今年初めてレク公園に向かった。
公園では昨年より少し早くシデコブシがきれいに咲いていた。でも、コブシはまだつぼみ、このあたりは朝晩冷え込みが違うのだろう。
久しぶりの遊歩道を文学碑を読みながら巡った。
シジュウカラが集団で飛んできた。ホオジロもいた。お腹が白い。野鳥の同定はよく分からない。やはり経験がものをいうのだろう。
ミズバショウも見頃だ。
?
帰りは、まだ道路脇に雪の残る滝沢峠を下った。途中、金堀の林道を歩いた。
林道の脇にキツネの死骸が横たわっていて驚いた。どんな事情なのだろうか?一見新しく見えたが、雪の季節に埋まっていたのだろか?
家に戻ってから、市役所に連絡したら、適切に処理しますとのことだった。
芽吹き前の雑木林で観察した黄色い花を付けた木々。
サンシュウ ヒュウガミズキ
ダンコウバイ クロモジ?
また早春の花は。
エゾタンポポ フキノトウ
マルバスミレ タチツボスミレ
イチリンソウ ニリンソウ
いよいよ虫たちの季節、今日も我が家の庭にルリシジミが舞っていた。
五月連休には、カタクリの森にギフチョウ、ミヤマセセリなどを撮りに行きたい。(2013.4.15)
孫たちは規則正しく7時20分に登校する。7時25分に集合場所から出発、先頭は横断中と書いてある黄色い小旗を持った武琉くんだ。
ときどき市道へ出るところで子どもたちを送る。みんな大きな声で挨拶してくれる。
今朝は神社まで行くと、登校指導の一簣小、大熊中の先生、町内の交通ボランティアのKさんが登校指導をしていた。
交通量が多い、危険と裏合わせの通学路だ。
町内でわずかに残っていた田んぼ、雪の消えたあぜ道に最近までオオイヌノフグリが咲き誇っていた畔道も、今朝はすでに住宅造成の工事が進んでいた。
寂しい限りで、言葉がなかった。
八幡様に、もろもろを祈って帰宅した。
庭に今年初めてのチョウを見た。レンガに止まった羽化したてのルリシジミだ。ミスミソウは結構花期が長い。
しばらくぶりのカワラヒワがカリンノ枝にゆっくりくつろいでいた。鮮やかな黄色が美しかった。
毎日寒い。明日も最低気温は零下の予想なので、夕方、めぼしい鉢を僅かだけ取り込んだ。
表に出したプランターや鉢はブルーシートで覆った。
夕方、寒い風の中を子供たちの下校を迎えに出たら、近所に咲き出したウメを見つけた。カメラを取りに戻った。
高田ウメはまだつぼみが堅い。我が家はまだまだのハクモクレンも咲き出しそうだった。
また、気づかずにいたSさん宅のサンシュがきれいに咲いていた。我が家のサンシュは切り詰めていて、花は数えるほどだ。見事な花に我が家でも剪定せず、大きく育てようと思った。
これから町内役員の歓迎会、この前しまった防寒ジャンパーを取り出した。
みぞれらしきものが降り始めた。送ってもらう娘もいない。格好など言ってられない、毛糸のスノー帽をかぶって、運動がてら歩いて行くつもりだ。
庭の春を撮った。サンショにカマキリの卵。エンゴサクのきれいなうすブルー、イロハもみじの新芽など。
孫たち、学校の交通安全教育で、自転車を押して登校。
このところ、朝の最低気温が気になっている。
今夜も霜注意報が出ていて、明日も零下の予想。暗くなってから、庭に出した鉢物のうち、心配な鉢を取り込んだ。
明日の予報は雪降り、庭に出したの鉢物にブルーシートをかけた。
午前中は結構気温が上がったので、門柱脇の大木になったカイズカイブキを剪定した.
所々に球果があり、一部の枝にネズのような変わった葉を見つけた。
3,4メートルも高い所にカマキリの卵もあった。そう言えば、今年のカマキリの卵は結構高い所に産み付けられているような気がしている。
雪が深くなることを予想できるカマキリの超能力を信じたくなった。
また、30数年前に寄せ植え盆栽だったトウカエデの、大木に育っち伸びた枝を何本も切った。
あちこちに高く伸びたクロチクを10本ほど根元から切った。
1,2年で5~6mにもなる生命力には驚かされる。太めの一本を物干し竿にした。
毎日、悠ちゃんの世話で何も出来ない実情だ。老夫婦二人がかりで困ることもある。
でも、目に入れても痛くない孫は、かわいい。
1歳数ヶ月で、一丁前の行動に驚きの日々だ。
天気の悪い日には、どこに隠れているのだろうか、とんと来ない小鳥たちが温かい春の陽に誘われて朝から元気にさえずっている。
常連はヒヨドリだが、今朝はメジロが数匹で訪れクマシデの若芽を啄んでいた。
庭木の剪定をした。新調した芽切りばさみも、ノコギリも切れ味が良い。
ウメ、バラ、ヒバ、グミ、クロチク・・・高く伸びた丈を思い切って切り詰めた。
それぞれの木々の成長に驚いた。
ウメのつぼみが大分膨らんだ。早咲きの水仙が開いた。
木々の芽吹きを撮った。
ナナカマドの盆栽
この時期、例年もそうなのだろうか天気が続かない。
明日はまた冬に逆戻りのよう、家に取り込んだ鉢物、庭に出すのが少し早すぎたか心配している。
子供たち、それぞれ5年生、3年生に進級、新学期がスタートした。
武くんは登校班長、がんばってね。