エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

コバネアオイトトンボ発生

2020-07-31 | 自然観察

ずっと降り続いていた雨も一休み。

久しぶりに庭にホシミスジやオオシオカラトンボ、ジャコウアゲハが舞っていた。

ジャコウアゲハの幼虫にありが群がっていた。こんな災難ははじめていた。

 アリの犠牲に     


梅雨明け未だ、午後から雨になるようで昼前にコバネ確認に里山へ急いだ。

オオアオイトトンボ、アオイトトンボに続いて、ようやく未成熟のコバネアオイトトンボ数頭の発生を確認した。

何年も、胸部の橙色は♀だけと思っていたが、今日確認したこの未成熟は腹部から♂のようだ。

昨年の写真を並べる。

                         

未成熟♂ (7/30)成熟♂ (2019.8.21撮影)                          

 未成熟♀(2019.7.30)   ♀2019.8.21撮影

以下に、今日、短時間に出会ったお友達を載せる。

イタドリに産卵  

クロコガネ   

ナワシロイチゴ 

 

マユタテアカネ♀ 

 イカリモンガ

クロイトトンボ 交尾

ジャノメチョウ♀ 

    オオウラギンスジヒョウモン

ゴイシシジミ オオアオイトトンボ♀

  モノサシトンボ

  ♂ ミヤマアカネ♀

  ヨツスジハナカミキリ

ハサミムシ     オオハナアブ  トラフシジミ   アオイトトンボ ♂    ヒロオビヒゲナガ

(2020.7.30) 

 

 

 

 


美しい夜明け 遠い思い出

2020-07-29 | エッセイ

午前4時、カーテンを開け遥か磐梯山を望む。

会津盆地の山の端、低くたなびく雲の上に黒いシルエットが聳える。

梅雨明けが遅く、しばらく見えなかった雄姿が美しすぎる夜明けだ。

やがて、箒で掃いたような雲がうっすらあかね色に染まり、僅かにかけらのような青空が見える。

明けきれない闇に、小鳥のさえずりに混って、一瞬今年初めてのヒグラシの声が響いた。

窓からのひんやりした空気を吸い込み、今日の1日が始まる。

この朝ぼらけの感動に、寮歌の一節が浮かんだ。

あれから半世紀、今朝も老いた心で故郷の黎明の山を見つめながらしばし時を忘れ、口ずさんだ。

「嗚呼黎明の 空の色 牧場の草も 雫して・・・」、かつて声高らかに歌った青春の歌は、今なお歌われているのだろうか。

「黎明」、なんと爽やかな言葉の響きだろうか。

(2020.7.29付 新聞掲載の駄文)

 

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(参照) 拙ブログ 「黎明の空の色」(2009-06-09) https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/1e52467b7a885e3da472ad2b87677aa1

          

   思えば憧れてたどり着いた信濃路に、大いなる自然の中に、我が青春は流れた。
   今、回想する遠い昔のほのかな思い出、よく学び、遊んだ。

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梅雨が明けない

2020-07-27 | Weblog

           

4連休明けだが、来週まで雨模様の日が続く予報にがっかり。

午後からは雨の予報で、ちょっとヒメシロの様子見に里山を徘徊。

ヒメシロチョウが数頭、3化の発生を確認した。

  止まってくれない

以下は、出会ったお友だち。

 メマツヨイグサ  畑の隅に ユリ?

   オモダカ  タケニグサ

 アカハナカミキリ ソバ コミスジ

アカスジカメムシ   アシナガバチの仲間

ミヤマチャバネセセリ   ジャノメチョウ

セリ ウラギンスジヒョウモン ボタンズル

ホソミオツネントンボ ツユクサ  

モートンイトトンボ♀  

クサボタン

途中で重たい雲からポツリポツリ、予定を半分で切り上げ帰宅。

 

 

 


ジャコウアゲハ 孵化 羽化

2020-07-26 | 自然観察

日々の日常とは関係なしに、時は静かに流れていく。

7/12ころに庭で始まった産卵、

今朝もぽつりぽつり降る雨の中、ジャコウアゲハがひらひらウマノスズクサのまわりを舞っている。

昨年もそうだったが、付近でも探索しているのだろうが、食草はそうはない。我が家の庭から離れようとしない。

幼虫の様子を見ている。孵化後、黙々と柔らかな葉を食べている。

きちんと丁寧に葉っぱを食べ尽くさず、茎を切断するとは贅沢でもったいない。

約10日ほどで孵化が続々始まった。もう脱皮した(2令幼虫)のもいる。

 卵殻を食べる      そろそろ出て来な!

  初めての脱皮             

    

 茎もおいしい  

そう言えば、遅く蛹化した個体、羽化を楽しみにしていたが、先日抜け殻となっていた。

蛹化が7/10だったから、推定2週間足らずで羽化したことになる。

  7/10 蛹化したばかり  →  7/23既に羽化    

長くツルを伸ばしたウマノスズクサの花が咲いた。その周囲には続々背の低い新芽が見られる。昨年の種からだろう。

 

 

ムラサキシキブ クサギボタン

  ウドの花          サンジソウ(ハゼラン)

ジャコウアゲハは夏型の卵だから、これが成長すれば3化と言うことになる。 3化の卵が無事蛹になって来春の春型となる。

土手のウマノスズクサも頼りにして、静かに見守りたい。


梅雨の晴れ間に

2020-07-24 | 自然観察


 世の中は4連休で、GOTOトラベルもあってか、国道は他県ナンバーの観光客で賑やかだった。

小生、梅雨の晴れ間に、のんびり、いつもの山道を一人旅だった。

 しばらく水路の横の田に集団で過ごしていたミヤマアカネ、♂も♀もそれぞれ大人になり分散して少なくなった。

ここのオオイトトンボの発生は始まりだ。蓮の池は根を整理したのか様子が一変、トンボも少なくなった。

ため池の周囲林道には、相変わらずモノサシトンボが多い。

♀  

♀    羽化

オオシオカラトンボ♂ 

   オオアオイトトンボ羽化

 

♀   モノサシトンボキトンボも  オツネントンボ

  アジア

オオアオイトトンボ  アマゴイルリトンボ    エゾゼミ? クロコガネ クサレダマ

吸水ウラギンスジヒョウモン ミヤマカラスシジミ

サトキマダラ スジグロチャバネ

  

コシアキトンボ♂ ♂ばかり

   

 クズの香り ヤマユリ 

 

2時間ほど、いくつかのため池を巡ったが、いろいろなことがあった。

コレクターに出会う

 ウチワヤンマの見られるため池でコシアキトンボを撮っていた。

そこへ、郡山ナンバーの車から降りてきた御仁、むこうからにやにやして、しばらくとの挨拶、小生は覚えがなかった。

数年前、西会津でギフチョウ採集をしていたコレクターだった。今日も大きな捕虫網を持っている。

その時、ギフチョウが天然記念物に指定されたこと、採集はやめてと話した。言い争いになりそうだったことを思い出した。

今回も、いろいろ言いたいこともあったが、「もう採集は止めましょう」とだけ言って、その場を離れた。

ミヤマカラスアゲハ 災難

 県道を走行中、道路脇に黒いチョウが道路に、車にははねられたようだ。

通り過ぎたが戻ってみ見ると、ミヤマカラスアゲハだった。 いつかも同じことがあり、損傷がひどく、土に埋めてやった。

そう、昨日は夜の大雨に打たれたジャコウアゲハを弔ったばかりだった。

 

倒れていたミヤマカラスアゲハは、翅の損傷はほとんどなくきれいだった。

標本に遺してあげようと思い、取りあえず持ち帰った。

半世紀ぶりの標本づくりになるが、展翅板はあるだろうか。探してみよう。

 

コロナがらみで、打撃を受けた観光会津を叫んでいるが、ちょっと違和感がある。

感染者が増え続ける只中、立ち止まって心を整理したい。

コロナ問題について、しばらくは自然の中で、・人間について、・社会について、・生き方について、諸々を考えてみたい。

 


林道 ようやく夏

2020-07-19 | 自然観察

アメダスによると、今日は会津若松で31.8℃まで上昇した。

久々に里山へ。林道でオオムラサキ、水路でコバネアオイトトンボを期待。 ・・・・・・ いづれにも会えず。

かつての森の公園の樹液で観察出来たオオムラサキ、そのオアシスは伐採され、最近は見れなくなってしまった。

池のまわりの林道は、相変わらずモノサシトンボ、アマゴイルリトンボがいっぱい。

アオイトトンボ、オオアオイトトンボも出始めた。コバネは、もうじき現れるだろう。

♀ 

産卵中モノサシトンボ

 アオイトトンボ オオアオイトトンボ 

後脚腿節の下面が赤色、青色を帯びる。この美しい色は初めて見た。ミカドフキバッタのようだ。

 

クララのはなにクマバチがいっぱい。怖がることなく撮影。

少し小柄な小さいのは、腹部に薄く縞が見える。

 ハナバチの仲間

トンボもチョウもとても少ない。畑の土手に刈り残されたノアザミに、キアゲハが。 

 

♀  

ヘリグロチャバネ 営巣中

いつもの道に落とし物 見上げるとコウゾの木が  何か似ている 口に含むと甘くて美味しい

 

一時、10~20分か、チョウトンボの集団飛翔を観察  夏の空をしばらく眺めた。

 

 

コフキトンボ♂ 

複眼の色が違う 

 オオシオカラ♀

楽しい自然観察だったが、いつになく疲労を感じる。

久々に汗をかいた。水分補給を忘れないように!

それに、歳も!

 

(追加) 落とし物について

 トド伯父さんからのコメントの疑問について。

 いつも同じ所に落としていて、(ため糞まではいきませんが)小さめなので、多分タヌキと思っていました。

 下は、多分7~8年前、別の林道での落とし物です。太くて長いのでクマかタヌキか???

 今度は、落とし物もきちんと証拠写真残したいと思います。

 オオチャバネセセリが集団で栄養補給していました。

 ついでに、コムラサキの集団吸水も。

 

 


梅雨明けを前に 庭の自然

2020-07-19 | 日々の生活

しばらくぶりにお日様が顔を出した。

そろそろ梅雨が明けても・・・と思いきや、来週も曇りマークが続いている。

雨の日々、遅いジャコウの幼虫が数日動かなかったので、蛹化の準備かと思っていた。

ところが、脱皮のようだ、最後の脱ぎ終わりに立ち会った。脱皮前よるスマートになったようだ。

今朝はうまそうな、軟らかい葉をむしゃむしゃ食べていた。

 

  脱皮

    

新しいジャコウが卵を産み続けている。数十個、おそらく食糧不足に陥りそうだ。

様子を見て、分散する前に土手へ移そうと思っている。

今日は、新鮮な♂も飛来している。♀の姿はないが、見かけたのかあるいは♂でもウマノスズクサのニオイが引き寄せるのだろうか。

  

フランネルには4令?のキアゲハを見つけた。

    ネギにはアキアカネ

食べ始める   

 

  この花分岐している

冬を越したベゴニア キンギョソウ

久々の朝焼け 1日の始まり

(2020.7.18)

今日の予想最高気温 31℃ 降水確率20% F地点へでも出かけてみようか。

 


ウラギンスジヒョウモン ミドリヒョウモン

2020-07-17 | 自然観察

ヒメシロの里へ。

数個の新しい卵も見つけたが、土手の草刈りが済んだばかりで、かなりの卵や幼虫がやられたと思われる。

ヒメシロは夏型の終わりだろう、1頭だけが寂しそうに舞っていた。

ヒメジョオンにヒョウモンが群れていた。ミドリ、ウラギンがわずか、ほとんどウラギンスジだった。

ウラギンスジ

ミドリヒョウモン

ソバ畑のまわりを歩いた。

 コガネムシ科  キマワリ

 ヘリカメムシの仲間  ツマジロカメムシ

 コバネイナゴ    ヒメギス

 いつものところに キマダラセセリ

    ヒグラシか?

ヤマトシジミ   キアゲハ終令

 ショウジョウ コサナエ

   マユタテアカネ 翅班型 羽化直後  コフキトンボ♂

アオイトトンボ♂  オオアオイトトンボ♀

ハラビロトンボ未成熟♂  未成熟♂

   

 イノシシの堀った穴 5~6年前から目立っている               咲き始めたネムノキ

(2020.7.12)

 

 

 

 


八幡神社 例大祭

2020-07-16 | 日々の生活

 町内にある八幡神社の例大祭があった。

  昨年、町内の仕事からは手を引き、長老としての参列した。

 お日市は、いつのころからか町内のお祭りの位置付けもあり、毎年7月第4土曜日に設定している。

 でも、今年はその一大行事もコロナ騒ぎで中止となった。

  

 例大祭には、わずか町内会役員数名の参列だった。

   静寂の中、神主の祝詞、小鳥のさえずりに、いろいろな思いが去来した。

  2年前の7/15早朝は、祭禮の準備中に救急車で運ばれた。大病から生かされて16年目の再発だった。

  また奇跡的に生かされたと思っている。

  

  八幡様は、我が戌年の守護神でもあり、常々こころの整理にお参りしている。

  久々に登った拝殿からの眺めには、いつもこころが落ち着く。

  家族の健康、こころ豊かな明るい日々をお祈りした。

   帰りに境内を歩いた。隣の旧滝沢観音堂もお参りした。

   旧滝沢観音堂

あらためてネットで検索してみた。

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  【一箕八幡神社】
  用明天皇年代(585~587)、京都/石清水八幡宮の分霊を勧請し、前方後円墳の頂に創建。 当初は小さな祠であったという。
 祭神は、品陀和気命ほんだわけのみこと (最初に仏名「八幡大菩薩」を持った神)。
 総本社は、大分/宇佐八幡宮。
 寛治年代(1087~1094)、源義家が出羽国/清原氏征伐の御礼として社殿を建立。その時に、動員した農民1万人に一箕ずつ土を運ばせて築いたことから、「一箕」の地名が生まれた。 
 寛永年間(1624~1644)、加藤嘉明公が修復。
 宝暦8(1758)年に奥殿、万延元(1860)年に拝殿が再建されたが、戊辰の役で焼失した。
 戊辰の役では、国産奉行/河原善左衛門の親子兄弟3人が境内で壮絶な戦死をしている。
 自然景観指定緑地の1つ (第4号)。
【旧滝沢観音堂】   
  元来は慶安三年(1650)に一箕八幡神社拝殿の西に建立された.しかし,明治の廃仏毀釈の影響をうけ,滝沢観音堂は,不動川上流の現在の位置に移動される.滝沢観音は,不動川上流に移動されたが,建物自体は,現在でも拝殿の西にある.

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あらためて神社の歴史を学んでみたいと思っている。


モノサシトンボ オスとメス

2020-07-15 | 昆虫

コバネアオイトトンボの発生を期待して池の端の林を歩いた。

これまで一緒にいたアマゴイルリトンボがすっかり見えなくなった。水辺へ移動したのだろうか。

モノサシトンボの連結態、交尾態をいくつも見た。

下の写真では、左の♂は確かに淡青緑色で、♀は黄色っぽい。右の写真では♂も黄味がかっているようだ。

 

♂ これも♂では?

でも、♀には橙色が濃い個体もいる未成熟の個体なのだろうか。

橙色の濃い♀    脚も橙色

ではこれらは?  

下の連結、交尾態も参考になるか。

    

よく分からないのが本音だ。2020.7.3

 

 

        

 

 


あらためて知るいのちに涙 

2020-07-14 | エッセイ

                                                    庭で

人間による自然環境の悪化により、かつて幾多の虫たちが消えて行った。ごく最近でも、絶滅が危惧されるチョウやトンボがいる。これら小さな虫たちの生息を気にかけながら里山を巡り、細々と保護活動を続けている。彼らとは、物心のついた小学生のころからの付き合いだったが、最近新しい発見があった。それは、少しキザだが「小さな虫たちへの愛」だ。一寸の虫にも・・・ではないが、これまで色やかたち、動きにとらわれ、彼らの心を思うことなどなかったと反省している。減ってきた種は特別に心配だが、どんな虫たちも区別なく精一杯のいのちを生きているのだ。ありがとうと彼らに語りかけファインダーを覗くとき、あらためて愛おしいと思う。これからの余生、物言わぬ健気な小さないのち、さらには生きとし生けるものすべてに感謝して過ごしていきたい。

(2020.7.14付 新聞掲載の駄文)


                           


ジャコウアゲハ 夏型 産卵

2020-07-13 | 日々の生活

この春、庭で羽化した子の孫だろうか。昨日から我が家のウマノスズクサに産卵を始めた。

産卵の様子を観察した。庭の木々の葉っぱ一つ一つを前脚で確認しながら飛び回る。

これはドラミング行動と言い、前脚の感覚器官でウマノスズクサの成分を認識しているのだ。

ハギにタッチ サンショウにタッチ

ミョウガにタッチ  ヤマイモこれも違う 

ようやく見つけた食草に止まり、ゆっくりお尻を曲げ葉裏に産卵している。

春の幼虫が食べ尽くしたウマノスズクサもすっかり大きな葉を拡げている。

 産卵

遅くまで育たなかった終令幼虫、しばらく見なかったが、良い位置に蛹化個体を見つけた。

なかなか羽化の瞬間は撮れない.挑戦してみよう。

 

久しぶりの晴れ間に、朝早くからひらひら舞い始めた。

あまり沢山産んでもらうと、葉っぱが不足する。遠出してもらいたいが、居座り卵を産み続けるのではないかと心配している。

その時はまた、刈り残してもらった土手に疎開させよう。

ジャコウアゲハの他、ホシミスジ、ハグロトンボが庭に遊んでいるが、今朝はしばらくぶりにオオシオカラトンボが鮮やかな黄色を魅せてくれた。

 

   

 ♀ 

.梅雨の中休み、爽やかな青空見える。清々しい1日だった。

 


梅雨の最中 ミヤマアカネ初見

2020-07-11 | 自然観察

しばらく晴れ間を見ないでいる。曇り空、午後からは降水確率70という。

そろそろミヤマアカネが発生かと予想し、横を小川が流れる近間の田んぼへ。

数分で到着だが、ポツリポツリと降ってきた。

ミヤマアカネがお迎えに。羽化数日経っているようだが、未だ未成熟がほとんど。

♂ ♀? 

 オゼイトトンボ

 羽化したてのハラビロトンボ オオアオイトトンボも羽化が始まった。

ヤマト    

ニホンカワトンボアキアカネ

総包片10枚 

   ウラギン

オオチャバネ キツリフネソウ   マツヨイグサ キリギリス 

   ミズイロオナガヤマト ツバメ巣作り ヤブカンゾウ 

クロイト 

ハルゼミ?

 

里山をめぐり抱くはいつも同じ。

生きとし生けるものすべてが愛おしい。

2020.7.10

 

 

 


梅雨に似合う 庭のアジサイ

2020-07-10 | Weblog


月に1度の診察日だった。気が進まないが仕方ない。

予約でも3時間はかかるが、待ち時間はいつもこころの整理に有効だ。

今朝、行き先だって手を伸ばして持参したのは沼田 真 著の「環境教育論」(東海大学出版)。

1982初版だから、30代半ばで読んだことになる。

アンダーラインをたどった。日々、子ども達と自然観察中のいま、とても支えになる内容だった。

良い本を再読でき、棚からぼた餅の心境だった。


診察のデータは久々に良かった。いつも気になる.A1Cは徐々に減ってきている。

意識する野菜食が良いのか、春を過ぎ少しづつ里山を巡っていることが良かったのか。

戻ってきたお酒、毎晩楽しみだが心配だ。でも、肝機能も問題なし。

コレステロールはすべてLマーク、大分痩せた体重は一向に増えない。これはしかたない。

気分良く帰宅。お昼の前に庭を巡る。

 

しばらく見なかったホシミスジ発見。2化個体かと思ったが、翅も傷んでいるようだった。

 

数日前から、愛嬌を振りまくハグロトンボ、一人でかわいそうだ。

 

アジサイを撮って回った。いろいろ咲くちぃっちゃな花も。

そろそろお日様が欲しいが、今年の梅雨明けは遅いようだ。

 隅田の花火

オリヅルラン ハゼラン

   

ベコニア 八重ドクダミ

      

  

 

暑くもなく寒くもない梅雨の風情も好きだ。


林道 初夏

2020-07-07 | 自然観察

   マダラアシゾウムシ

  サラサヤンマ 紅い

ノリウツギ クララ咲く

  オニヤンマ羽化

モミジイチゴ キチョウ産卵 

シュレーゲルアオガエル♀ 

オトシブミ ベニボタル

    

                                                                                                                                                   後翅が折れ曲がっていたが、元気に飛翔 ベニシジミ夏

総包片 5枚のドクダミを見つけた。

いつかドクダミの総包片の枚数について書いた。

「あらためて庭のドクダミを見て回ったら、総包が7枚や6枚、3枚のもあった。」とある。

そう珍しいことではないが、4枚以外を見つけようとしても、ないところにはない。

 「ドクダミの花  総包片の数」 2018-06-25 
     https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a241c95564d7479a2810df1f858c7420

 

ウラナミアカシジミ

学生のころ、夕方クヌギ林で、Seki先輩と高校生たちとウラナミアカシジミの飛翔活動の調査をした。

忘れ得ない、遠い思い出だ。

別の池で これはモリアオガエルの卵塊 ナツツバキ、ヒツジグサが梅雨に似合う

  いくつも

   タチアオイ(会津若松市の花)

 

降り始めた雨の中、コシアキトンボ、コフキトンボが飛んでいた。

(2020.7.3)