昨年12月3日、1,2度雪が降った三城潟付近の田で足を欠損したコハクチョウを撮った。
気付かなかったが、もう一度写真を見てみると爪らしきものが写っている。
「いよいよ積雪」
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=aba684e5d65732b6777ea249bbfc3569&p=2&disp=30
2014.12.3
爪らしきものが見える
どういうことになっているのだろうか、鳥類の足についてネットで検索した。
(ウィキメディア)「鳥類の体の構造」の「趾 (鳥類)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E9%A1%9E%E3%81%AE%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0
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「趾(あしゆび、英: Dactyly, toe)とは、鳥類特有の足のつま先に該当する部分である。
鳥類の趾では、第5趾が完全に退化しており、基本は4本の趾を持つ。
第1趾が後方を向く形が多く、これは木の枝を掴む際に好都合な形状をしている。
この場合を三前趾足(さんぜんしそく)または正足(せいそく)と呼ぶ[1]。
それぞれ第1趾(後趾)、第2趾(内趾)、第3趾(中趾)、第4趾(外趾)のように別称がある。」
「足ひれ[編集]」には
「水鳥では水面あるいは水中で推進力を得るために、趾に蹼(みずかき)もしくは葉状のひれがあるものが多い。前者を蹼足(ぼくそく)、後者を弁足(べんそく)と呼ぶ。」
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コハクチョウはカモ科で足が短く水かきがある。蹼(みずかき)を持つものを蹼足(ぼくそく)といい、後ろ向きの第1趾を除く3本の趾に蹼がある。
確かにこれは蹼部分の第2~第4趾が何らかの理由で欠損したのではないかと推測できた。どんな理由原因があったのだろうか。
あれから3ヶ月、不自由だったろうが、なんとか厳しい会津の冬を乗り越ることが出来ただろうか。
元気で北帰行の日を迎えて欲しい。