今朝、庭に鮮やかなオオシオカラトンボ♀がやってきた。この時期、何頭かがとてもなつっこく顔を見せてくれる。
真っ白な夏の雲の間に青空が広がってきた。会館での放射線量計測の用を済ませ、忙しく里山へ出かけた。
約4時間、里山を巡り素晴らしい友達に合い、心置きなく写真を撮って来た。
ところが、帰宅して早速PCで読み取ろうとしたら、「 ファイルまたはディレクトリーが壊れているため読み取れません。」、折角の写真データがすべて消えてしまった。
1眼の他にコンパクトなデジカメも持参したが、そちらのデータはわずかだった。ショックだった。
吸水に来たヒオドシチョウの開いた美しさ、久々にヒメジョオンに吸密するメスグロヒョウモン♀、アザミに吸密するキアゲハやウラギンヒョウモン、
出始めたモートンイトトンボの未成熟体や♂、♀、 モノサシトンボやアジアイトトンボの産卵風景など、楽しみにしていた写真がすべてなくなってしまった。
こういうこともあるか。明日、また出会を求めて撮ってこようと思っている。
コンパクトデジカメに写っていたのは、庭で撮ったツバメシジミ、レンコン池のモートンイトトンボと長浜残るコハクチョウだけだった。
長浜のコハクチョウを見に行った。あの怪我をしてきたへ帰られず残留するコハクチョウだ。心配して県の自然保護課へ連絡を取ったコハクチョウだ。
あれから1ヶ月になる。何とか元気でいるような印象を受けた。
7羽のそれぞれに北へ帰れなかったコハクチョウが湖畔に佇んでいた。
辛い切ない気持ちになった。翼が落ちているもの、翼の一部が焦げているようなものもいた。
何とか食べ物はあるのだろうか。
つぶらなひとみは純粋だ。すべてを受け入れているうな表情がまた切ない。
寂しいだろうが、仲良く親兄弟が戻る10月中旬まで、げんきでいて欲しい。