エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ショック SDカード破損

2015-06-29 | 日々の生活

 

 今朝、庭に鮮やかなオオシオカラトンボ♀がやってきた。この時期、何頭かがとてもなつっこく顔を見せてくれる。

 真っ白な夏の雲の間に青空が広がってきた。会館での放射線量計測の用を済ませ、忙しく里山へ出かけた。

約4時間、里山を巡り素晴らしい友達に合い、心置きなく写真を撮って来た。

ところが、帰宅して早速PCで読み取ろうとしたら、「 ファイルまたはディレクトリーが壊れているため読み取れません。」、折角の写真データがすべて消えてしまった。

1眼の他にコンパクトなデジカメも持参したが、そちらのデータはわずかだった。ショックだった。

 吸水に来たヒオドシチョウの開いた美しさ、久々にヒメジョオンに吸密するメスグロヒョウモン♀、アザミに吸密するキアゲハやウラギンヒョウモン、

 出始めたモートンイトトンボの未成熟体や♂、♀、 モノサシトンボやアジアイトトンボの産卵風景など、楽しみにしていた写真がすべてなくなってしまった。

 こういうこともあるか。明日、また出会を求めて撮ってこようと思っている。

コンパクトデジカメに写っていたのは、庭で撮ったツバメシジミ、レンコン池のモートンイトトンボと長浜残るコハクチョウだけだった。

   

 長浜のコハクチョウを見に行った。あの怪我をしてきたへ帰られず残留するコハクチョウだ。心配して県の自然保護課へ連絡を取ったコハクチョウだ。

 あれから1ヶ月になる。何とか元気でいるような印象を受けた。

 7羽のそれぞれに北へ帰れなかったコハクチョウが湖畔に佇んでいた。  

 

 辛い切ない気持ちになった。翼が落ちているもの、翼の一部が焦げているようなものもいた。

 何とか食べ物はあるのだろうか。

 つぶらなひとみは純粋だ。すべてを受け入れているうな表情がまた切ない。

 寂しいだろうが、仲良く親兄弟が戻る10月中旬まで、げんきでいて欲しい。


                                

 


アジサイ

2015-06-29 | 自然観察

 ネットでアジサイを検索した。結構な種類があることを知った。
 我が家のアジサイ、大きく分けて3種ある。
 一つは普通のアジサイで真っ白だが、少しづつ色に変化してきた。
他にはガクアジサイの仲間が多い。園芸店で求めた「隅田の花火」も殖えた。
毎年、さし芽で殖やしてきたのがガクアジサイ、他にクリーム色のノリウツギも仲間だ。
この梅雨の時期、雨に濡れたアジサイは誠に趣き深い。

  

 

 墨田の花火 

 装飾花にギザギザが

   小振りで少しピンク ノリウツギ


八重のドクダミ

2015-06-27 | 自然観察

 

ドクダミは清楚でいい。地下茎を伸ばし、どんどん殖える。

この花弁のような白い部分は総苞片で、中心部の黄色い部分はたくさんの花の集合体だ。

 

我が家には美しい八重咲きのドクダミがある。かれこれ10年ほど前、山野草を趣味\にしているHuruさんから一株いただいたもの。今庭一杯に広がった。

気にしていると結構見つかるもので、隣の娘の家の庭でも見つけた。水分のないかんかん照りの環境に咲いていた。一株を鉢に移した。

また、森で遊ぼうの活動場所に八重咲きの一帯があった。だった。ただ、八重の度合いもいろいろある。

さほどでない八重

我が家のは、先の方で幾本にも枝分かれしてそれぞれの総包の重なりが豪華絢爛だ。

よく見ると緑色の部分が残った白い葉のような総包も見える。

 

  

そう言えば、我が家のバイカウツギやヤマブキも八重咲きがある。

庭を巡ると、遅咲きのサツキが八重に咲いていた。ベゴニアまである。そうそう、ホタルブクロは2重と言うのだろうか、花びらが重なっている。

  ベゴニア

品種改良かも知れないが、ある日突然八重の花びらが出る突然変異も、DNAの変化原因となる環境条件があるに違いない。一つ一つについて知りたいものだ。

清楚なドクダミを数本、花瓶に挿した。

 

 

 


初夏の里山を巡る

2015-06-25 | 自然観察

久々にゆっくり里山を巡った。

いつもの面々だが、彼らの仕草を見つめることが楽しい。

A地区、池の端のナツツバキの枝に、モリアオガエルの5~6塊の泡の卵が産んであった。そのいくつかは、多分雨の日に落ちたのか水面に浮かんでいた。

 

まだ、早いのかオオルリボシヤンマが少ない。クロイトトンボ、モノサシトンボも数は少ない。

ショウジョウトンボを初見した。真っ赤な♂。弱々しく横切り、草が原に止まったのは羽化したばかりの♀か?

未成熟  ♂

小高い丘に登ると、若松市内の我が家近く、大塚山や短大がよく見えた。 

丘の上はいつもヒメシジミの乱舞が見られるが、もう終わりに近い。

多分卵の産み付けられただろうヨモギやイタドリの葉もきれいに刈り取られていた。子どもたちの遊びの場であれば仕方ないことなのかも知れない。

  

  ホウノキ

エゾイトトンボの繰り返す柔軟体操を観察した。

  

そろそろのチョウトンボを期待してE地区へ向かう。

先日のオオアオイトトンボに続いて、キトンボがスイスイ飛んでいた。チョウトンボはまだだったが、例年少なく今年の発生も心配だ。

  

続いて、F地域へアマゴイルリトンボの様子を見に行く。♀が出始めたが、数は少ない。

わずかにヒメシジミにも会えた。ルリシジミがイタドリの花穂に産卵していた。

 ノリウツギが咲き始めていた。

  ♂未成熟

   ♀  飛翔は短い  ♂

最後にヒメシロチョウの里のD地区へ寄った。少ないが、ヒメシロチョウ夏型が花々を訪れていた。

 

 

珍しい光景は、ウラギンヒョウモンのカップルに別のオスが乱入して、三つどもえの戦いを繰り広げた。先日のオオミスジで目撃したパターンだった。

  

 モンキチョウ追いかけっこ♂が♀を追う

キアゲハが、モンキチョウを執拗に追いかける光景を見た。不思議だ。

  モノサシトンボ

 

おなじみのお友達だったが、それぞれに個性がある。

いつも彼らが何を考えているのか・・・と、思い巡らせて里山を巡っている。

 

 

 

 


オオミスジ初見

2015-06-22 | 自然観察

 

今日も忙しかった。午後3時から、短大での講演会を聞きに行った。6時からは10月に行われる地区文化祭の会議。

天気予報では、午前中は曇り時々晴れ、午後から大気の不安定で荒れ模様とのこと、昼前に約2時間ほど里山を巡る。

時期梅雨入りと思われるさわやかな晴れ間だが日差しはかなり強い。

例年のことながら、いつもの山道はテングチョウが数十頭乱舞していた。新鮮なミドリヒョウモンやコムラサキも吸水にきていた。

いつもはニワハンミョウだが、久々にハンミョウにあった。それにしても美しい。宝石の怪獣だ。

  

♂ 

オオミスジに会えた。枝で交尾したペアに別のオスがアタックしていた。

写真をよく見ると、左隅に蛹の抜け殻のようなものが見える。偶然ながら、良いところに止まってくれた。

 

30年くらい前までは、我が家の梅の木を旋回していたオオミスジだが、いつしか消えた。徐々に、そしていまも自然が失われている実感だ。

草むらでは、大分傷んできたヒメシジミが、賑やかに戯れていた。♀の斑紋異常の個体を見つけたいと思っている。

  

 

いずれも、メスの別の個体だが、数年前に出会った程の異常ではないが、少しづつ斑紋が違う。

    

ヤマガラ?が飛んできて、マツの枝で盛んに虫を探していた。

  

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短大での講演会、講師は 日本福祉大 野口教授

演題は「安心して地域に住み続けられるまちづくり -地域包括ケアシステムとセーフティネット-」

我が町内会でも参考にしたい思いで聴講した。市や国レベルの話も、町内に下ろしての視点で聞き、いろいろなヒントをもらった。

中でも国の人口構造の危機は町も同じ、現在の世帯別の家族数を基礎に新たな町内会のあり方を考え直さなければならない。

安心、安全を基礎に、共に助け合い一人ひとりが健康に生き甲斐を持ち、自立・充実した生活と人生を過ごせる地域社会の形成を目指すことが大切だろう。

 

 

 

 


木工クラフト研修

2015-06-20 | 日々の生活

今日は研修が二つあった。

一つは、もり案の 「クラフトマスター&クラフト達人」研修、その後地区の区長会研修だ。

朝5時過ぎ、30分かけて町内会役員に文書を配った。朝の清々しい空気の中、数人の健康を考える人にあった。いつもマイペースで健康のために歩いている方々だろう。

朝食後、自転車で公民館へ、もり案の研修だ。

あまりわからないで、興味もいまいちで眺めてきた「クラフト」だが、改めて学びたい思いで参加した。

会長あいさつは、「マンネリ化を防ぎ、新しい感覚で取り組んで」と、研修会の意義を話された。

午前中は座学、・木の枝クラフトの目的、・適材適木、・クラフトマスターの道具や工具・備品、そして・実践面でのキーポイントをわかりやすく聞いた。

いつもユーモア溢れる、Wata副会長の名調子には感心させられる。

午後の実技の準備をして2Fの調理室へ。

Kasiコック長の料理による豪華なランチに一斉に歓声が上がった。

  

山菜ご飯の中身は、ジダケ、シイタケ、ミズナ・・・、おいしかった。本格的な「こづゆ」も付いた。

メインディッシュは手ごねハンバーグ(これはWata副会長作のよう)、そこに、フキ、ミズナ、キュウリの付け合わせ。

みんな、コック長の作、驚きの豪華な昼食となった。 ごちそうさまでした。ありがとうございました。

  

午後は実技、皆思い思いの芸術作品を作った。約1時間半、創作現場は沈黙・静寂の世界。

  

僕は、創意工夫はせず、Wata副会長の注意を守りながら初級のエンピツ、クマさん、ブドウ、トンボを作った。

エンピツは孫の分を7つ作った。

従来、よく分からなかったこともあり、講師依頼にも参加を躊躇していたが、新米会員としては、こんな研修が欲しかった。

少し意欲が出てきた。今後、「クラフトマスター」のプライドを持って意欲的に取り組みたいと思っている。

  クラフトが、何となく工作の領域と考えてきたが、素材は森の恵み、森からの贈り物と捉え、

森や樹木への理解を深めて自然に対しての関心を高めるなど、環境教育としての意義に納得した。

 見事な作品

 夕方はもう一つの研修会、また、大切な集まりで、人生を考えることとなった。 

 


ヒメシロチョウ 2化

2015-06-16 | 自然観察

梅雨入り宣言は関西東海までだったろうか。

今年は春から天候不順だ。午前中は気温も上がり夏本番と思われたが、午後から一転曇りから激しい雨となった。

朝のうち、町内の仕事、市へ防犯灯設置の補助金申請へ。市では蛍光灯からLEDへの変換を奨励しながらも、予算オーバーという。

新たに開発された住宅地、その街灯、防犯灯はどうなっているのか。町内で設置に疑問が残る。

これまで、取るに足らない人生だったが、一番多忙なようだ。妻も孫の世話で一番忙しい日々だと嘆いている。

まあ、これもまた人生と思いつつ日々が暮れていく。

努めて癒されたくて、今日も里山を歩いた。

そろそろチョウトンボは? ブログの友の写真に刺激され、出会を求めて出かけた。

ノアザミが一斉に鮮やかに咲き、ウラギンヒョウモンが元気に舞っていた。

開けた草原にはヒメシジミが三々五々、コマツナギを見かけると、ひょっとしたらミヤマシジミがいるかもと、カメラを向ける。

若松ではミヤマシジミはほぼ絶滅だろう。いまなんとか見られるヒメシジミも心配だ。

わずかに見るギンイチモンジセセリも危ない。

ヒメシロの里を訪問すると、すぐに草垣例に刈られた土手が見えた。いつもはツルフジバカマが残されるところまで、きれいだ。

そんな中を、食草を探すようにヒメシロチョウが舞っていた。スジグロシロチョウと間違えるくらい力強く飛た。

新鮮な、ヒメシロチョウ第2化の夏型だった。春型より一回り大きく、翅が細長く感じられた。

約2時間、チョウやトンボとの対話が嬉しかった。

  

 ♂  ♀

 

  ウラギンヒョウモン

  ジョウカイボンの仲間 

 アマゴイ  オオイトトンボ♂

 モンキチョウ♀ モンシロチョウ

ニホンカワトンボ成熟♂ 未成熟♂

  オゼイトトンボ♂ オオアオイトトンボ♂

 ヨツボシトンボ 産卵

     ミヤマサナエコサナエ♀ ハラビロトンボ

   コウリンタンポポ ゼンテイカ 全面網を張ってカモ農法

 

昨日書いたブログ原稿、今朝アップしようとしたが体調悪し。

朝食後、電設会社から役員会へ直行。研修会の資料作りを終え、自転車で帰宅。

そこからおかしい。悪寒が始まった。昼食とらず、常備薬のF錠を服用し布団に入る。

夕方、もう一錠。いくらか良いようだ。

机に向かい、動植物サポーターの報告書を仕上げる。ついでに、新聞投稿エッセイ執筆、完成。

県では新しいレッドリスト作りで忙しいようだが、大事なことは、保護対策でありその実践だ。

月曜の「つくもも会」温泉旅行、それ前ハードな懇親会も続いた。多忙のなせる発熱か。例の炎症でないことを願っている。くわばらくわばら。

 


第2回 森で遊ぼう 「野鳥を探そう。 笹巻きを作ろう」

2015-06-14 | 教育を考える

 

  昨日は「森で遊ぼう」(第2回)があった。最高の天気に恵まれ、前日の雨でみどりが一層美しい森で過ごした。

 この時期、地域ではいろいろなイベントが催されている。そのためもある?か、欠席者が多く、こどもの参加者は総勢20名、

 我が班は4名に保護者が1名、打ち解けた良い雰囲気での楽しい1日だった。

 到着して直ぐビオトープを覗くと、前日、池の端の草の茂みに見つけたシュレーゲルアオガエルの卵塊は一つだったが、今朝は3塊に増えていた。

また、昨日までなかったモリアオガエルの卵塊を発見し、嬉しくなった。

特に、池の周りに植林を続けてきたT会長さんの喜びは一入だったと思う。

カヤの葉上にカエルが眠っていたが、シュレーゲルか、モリアオか区別がつかなかった。
 

  

少し小振りのクロスジギンヤンマがさかんに産卵していた。

  

  

 受付前から、壕に入ってアカハライモリをペットボトルに獲っているこどもがいた。「よく観察したら戻してやるんだよ」と、優しく諭した。

  「今日は何か不思議なものを見つけてみよう!」と子どもたちに呼びかけ林道に入ると、まずクロヒカゲが迎えてくれた。

こどもたちが上翅にコブ状の隆起を持つシロコブゾウムシを見つけた。調査で見つけておいたキアゲハの幼虫も見た。

そして、モミジイチゴの実が完熟状態でみんなで美味しく食べた。

シロコブゾウムシ

林から抜けるとイチゴ畑におばあちゃん。みんな一個づつ赤いのを探していただいた。おばあちゃん有り難う。

野鳥を学ぶ計画だったが、目にしたのはヒヨドリ、聞こえたのがキビタキ、サンコウチョウくらい、でも最後にホオジロをゆっくり観察できた。

ひろばの周囲には八重のドクダミが多いことに気づいた。 

 

 涼しい風が吹き抜けるテントの下で少し早めのお昼をとった。

 午後は笹巻き作り。ひもの結びが難しい。我が輩も3年目だが、すっかり忘れていた。

 一人5つづ笹巻きを作った。これは家で煮てもらうが、の婦人会の方から出来上がった笹巻きをお土産にいただいた。

  

  閉会の講評はIga先生。沢山の葉を見せながら、最後は穴の開いたフキを見せ「これは何の葉っぱ?」・・・こどもたちはフキと答えた。

「この穴はどうしたの?」・・・「虫が食べたの」と答える。では「葉を食べた虫は、誰に食べられるの?・・・こどもたちは「鳥が食べる」と。

こどもたちは、〈みどりの意義と食物連鎖を分かりやすく聴いた。葉っぱと鳥が関連していることを知った。〉

  

清々しい一日を過ごして、帰宅後、安堵感が広がった。冷えたビールを一気に飲んでしまった。

 買い物にも行けなくなったと妻が嘆いたが後の祭り、ごめんなさい!。

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 今日は町内のUeさんの葬儀、代表して参列した。穏やかな、几帳面な方だった。

 立派な故人に敬意を表し、謝し、残されたものが精一杯の生きることを約束した。

 こうして1日1日、時が忙しく過ぎて行く。


「もりで遊ぼう」事前調査

2015-06-12 | 自然観察

  梅雨時の「もりで遊ぼう」はいつも雨が心配だ。
 いつか、土砂降りで準備調査をした思い出が蘇った。
 明日の第2回目は「森を楽しみ、野鳥を知ろう!ササの葉でちまきをつくろう!」
 ササの葉を1000枚集めた。参加者は8名、一人100枚見当で笹藪に入った。
 ササの葉は去年より大分大きく生長していた。
 目の前にゴイシシジミが飛び出した。鮮やかだった。あまり表を見ることはないが、上翅に薄い白い紋が見えた。♂のようだ。

 

 ミドリの金属食に輝くきれいな甲虫がいた。オサムシの仲間のようだが、根にスジはない。

 林道へ出ると、足下に鮮やかな羽化したばかりのウラナミアカシジミが止まった。
 羽化したてらしく、足下を舞い、直ぐに止まる。

  長靴に 

 かつて学生の頃、クヌギの森でウラナミアカシジミの飛翔活動の研究に加わったことがあった。

 夕方の飛翔数をカウント、急激な照度変化が彼女たちを活性化させることを突き止めた。いよいよゼフィルスの季節だ。

 林道にときどきクロヒカゲが飛び出した。頭を垂れるアザミはオニアザミ、この天候では誰も訪れない。

 ?

 昨日、ウラギンヒョウモンとクモガタヒョウモンを撮った。

 

 

 暗い杉林にはフタリシズカがまだ咲いていたが、ヒトリシズカは花は終わりみどりの丸い実が膨らんでいた。

アオダモの実が紅く見えてきた。もう一つの発見があった。畑の脇辺りのドクダミはほとんどが八重であることを知った。

 

シシウドにキアゲハの幼虫が4,5頭休んでいた。明日の良い教材になりそうだ。

   3令幼虫

 雪でかなりの倒木があった。Honnさんが先導して下草を刈りながら進んだ。  

    

                                                                                   ホオジロ

  今回は野鳥と言うことで、プロデューサーはHayaさん、聞こえてきたサンコウチョウの囀りを教えていただく。

 途中、数年前の植樹祭のあった丘から市街が見渡せ、何とかお城を確認出来た。

 ここを休憩場所にしよう。カムフラージュゲームの小物をセットした。                            ↓お城

 

  また、駐車場に着く手前で1年ぶりにアサギマダラに会った。2頭を確認ポツリポツリ落ちる雨の中をひらひら飛び回っていた。

 アサギマダラの生活史もよく分からない。

 ササの葉を整理したら、1200枚あった。 前回蒔いたヒマワリと、サツマイモの周りの草取りをした。

 明日は天気が良いようだ。こどもたちの歓声を想像しながら準備を終えた。

 子どもたちに自然の中でいろいろなことに興味を持ってもらいたい。それがきっと明日の自然保護につながるはずだ。

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 今日、T会長さんから、先日のブログの木?は「オオバアサガラ」と教えていただき、写真をいただいた。
 この辺りでは珍しいそうだ。

 


澄みきった飯豊山

2015-06-09 | 日々の生活

 

飯豊山がくっきり見えた。いつものように観音様を撮った。

里山はすっかり夏、林の際の農道は行く手を阻むように草が伸びてしまった。

  

アジアイトトンボ、クロイトトンボも出始めた。

 

オゼイトトンボ交尾 産卵

  エゾイトトンボ  オゼイトトンボ

 ハラビロトンボ  ヨツボシトンボ

クロヒカゲ♀ ヒメウラナミジャノメ

 イチモンジチョウ 

 シロテンハナムグリ                                                                   クロハナムグリ                                                                 コアオハナムグリ

 

  

 

 アマゴイルリも♀はまだか。  2015.6.8


ヒメシジミの羽化始まる

2015-06-06 | 自然観察

 

待っていたヒメシジミヒメシジミに会えた。
 梅雨が近いのか、たまに薄日の射す曇天だったが猿滝まで写真を届けた。
 Saさんのお父さん建立の観音様だ。今説明板がない昔撮った写真だ。
 僕の描いた額付きの磐梯山のスケッチも添えた。
 大巣子へ行くときはいつも寄らせてもらっている。
 スキー場跡の草原に、羽化したてのヒメシジミが、それぞれに葉の上に止まっていた。

♀  ♂

 

  

 
ほとんどがオスだったが、1年ぶりの美しさに見惚れた。
雌も1頭見つけた。ヒメシジミはよく斑紋異常が見られる。
そんな個体に会いたいと思い、何度も通っている。
ヒメシジミもひと頃とは違い、かなり少なくなった。
ミヤマシジミを見ることはなくなった。やがて、このヒメシジミも危ないような気がしている。


磐梯 黎明

2015-06-05 | 日々の生活

    

ああ黎明の  紅染まり  意気感ず

朝4時、2階書斎から磐梯を望む。久々の紅い夜明けに意気を感じた。

数日前のさんたろうさんのブログ「美しいんでしょうか いいえ怖いんですに見た朝焼けの再現だ。

http://blog.goo.ne.jp/sekinonozii/e/c6774a644805b3391321046810a422c3


 いつか黎明を眺め、黄昏を眺め、そして生きていることを喜びながら美しい地球を思った。

でも、長い人生、思えばこれほどの美しさに感動することは数えるほどだった。

毎日訪れる夜明けと日の入りだけれど、意識してみることはそうはなかった。

時折、一日の始まりに、一日の終わりに、空を眺め美しい地球を思う。

この美しい黄昏を、そして黎明を心して眺めたいと思っている。

素晴らしい黎明、黄昏を、しっかり目に焼き付けていきたい。

 

   いつか見た空

2010.5.18 a.m.4:55

 2013.5.13 a.m.4:04

2011.9.7 a.m.5:25

 2012.8.20 a.m.4:43

 2010.12.17 p.m.4:26

 2011.7.19 p.m.7:05

2010.4.24 p.m.6:12

2012.8.28 a.m.5:06

 2011.7.19 p.m.7.08

2010.7.21 a.m.4:35


猪苗代湖に残留するコハクチョウ

2015-06-03 | 日々の生活

   

  例年、猪苗代湖には北へ帰れずに残留しているコハクチョウを見かける。

でも、これほど翼の落ちているのは見かけなかった。何ともかわいそうで、出来れば保護して、治療出来ないものかと思い、県の自然保護課へ連絡してみた。

写真をメール送信したら、「確かに翼はひどいが、外観からもそれほど弱っている様子はないようなので、様子を見守って。

相手は野生動物であるため、人の手を好まない存在、好意で保護しようとしても、拒まれてしまえばそれまでなので、見守るぐらいしかできない。

様子が変わって保護できる状態になったらまた連絡を。」と、適切なアドバイスをいただいた。

たしかに、体が大きく体力もあるハクチョウは捕獲するのが難しく、無理に捕まえようとすると、逆にストレスをかけて衰弱させることがあるようだ。

ときどき観察に行き、静かに見守っていきたいと思っている。

物言わぬコハクチョウが愛おしく切ない。


アマゴイルリトンボ

2015-06-03 | 自然観察

アマゴイルリトンボが出始めた。いつもの林道でゆっくり遊んだ。

1年ぶりに神秘的なルリ色に魅了された。まだメスは出ない。

   

 

   まだ色が出ない

いつも、少しのスペースに旋回しているのはサラサヤンマ、縄張りをときどき様子をうかがうようにホバリング。

なんとか撮るも、カメラの限界を感じる。我慢するしかない。

  

広い原っぱには,ギンイチモンジセセリが忙しく舞っている。ヒメシジミには少し間がありそうだ。

 

C 地点で,田の畦にアザミが咲き始めた。こんなところにゼンテイカも数株がきれいに咲いていた。

  

コアオハナムグリ                                            サビキコリ                                   ヘリグロアカカミキリ   

  

オナガサナエだろうか、いつもサナエトンボは同定が難しくて困る。

 ミヤマサナエか?

ハラビロトンボは成熟につれて体色が変化する。

未成熟♂ これから青くなる  

 ♀     ニホンカワトンボの交尾

 

E地点の池の水位を見に行った。久々に地下水が勢いよく流入していて一安心。何度も役所にお願いしていた。

この池、チョウトンボもイトトンボ類も年々数が減っている。マダラナニワトンボも数年見かけなくなってしまった。

ここ数年は水の管理を怠り、水質が悪化したため池となってしまった。カヤの繁茂もなんとかしたいものだ。

 カラカネトンボか?カキツバタ

エゾイトトンボ オゼイトトンボ

 

ところで、この木何の木だろうか。? アオダモに似ているが時期も少し遅く今が盛り、花もこんもりしている。