さえちゃん、かなちゃん、はるくんが遊びにきた。従兄のゆうくんと元気に遊んだ。
昼にみんなが帰ると、おいていかれたと「じーちゃんブーブー」といってお出かけをせがむ。
穏やかな小春日、ばーちゃんと3人で近くの池のある公園に向かった。
セブンでおにぎり、パン、ジュースを買ってお昼を食べてきた。
もうすっかり寒くなり、トンボもほとんど見られなかった。それでもと、池を一周すると、何とこんなところでコバネアオイトトンボを見つけた(と思って大喜びで帰った。)
撮影のときは、胸部の色合いからオオアオイトトンボのようだと思いながらも、金緑色部が第2側縫線に届いていないことを確認して写していた。嬉しかった。
しかし、家に戻りPCで写真を拡大してみるとはっきり縫線まで伸びているではないか。 がっかりだ。
光線の加減でそう見えたのだろう、ぬかよろこび!残念!残念!、
オオアオイトトンボ♂
(参考) 絶滅危惧第1類 コバネアオイトトンボ ♂ (2013.8・27撮)
他にキトンボを1頭見かけただけ、寂しい限りだ。
キトンボ
市の植樹祭に参加した。「植樹祭」 名称はよく聞いていたが、初めての参加だ。
今年度のテーマは 国土緑化運動標語 「今植えた 木々が未来へ 夢運ぶ」 今年25年度は62回植樹祭とあった。
目的には、「緑化の重要性を認識し、緑化思想の高揚と市民生活の向上に寄与」とある。
参加者は、小学校の「みどりの少年団」や関係団体・企業などから約100人、ほとんどが招待者と思われた。
みんなで金堀地区の市有林に杉苗を450本植えた。
47年経ったアカマツ人工林が伐採され、そのあとのきれいに整えられ斜面に、県の林業研究センターで研究された「花粉の少ないスギ」苗を一人5~6本ずつ植えた。
市長の挨拶によると、「伐採された松は木質バイオマス燃料に利用され、循環型社会の構築に寄与することになる」とのことだった。
植栽方法の一端を体験できた。あらためて、森林づくりや木材の利用などについてなど、いろいろ考えてみたい。
表彰伝達 「みどりの奨励賞」川南小
「ホタルの里」緑の少年団
台風のあとで心配されたが、最高の植樹祭日和、秋晴れに始まった木々の紅葉がきれいだった。
帰りに記念樹としてヤマブキの苗をいただいた。
帰路、里山を巡ってきた。いよいよトンボの季節も終わりだ。日だまりにアキアカネ、ノシメトンボが止まっている。
アキアカネ♂ノシメトンボ♂
静かな水辺では数ペアのキトンボがが連結して打水産卵を繰り返していた。
キトンボ
遠くにカモが3匹、ホシハジロのようだ。これからどんどん渡ってくるのだろう。
キタテハの影がおもしろい。 オツネントンボ
昨日の強風で打ち寄せられたのだろう。いいあんばいに剝けたクルミが沢山浮かんでいた。いただいてきた。
穏やかな秋の里山に、ついこの前まで繰り返されたチョウやトンボの元気に飛び回る姿がよみがえってきた。
「山の淋しい 湖に~
ひとり来たのも 悲しい心
胸のいたみに 耐えかねて~ ・・・・」
ふと、無為に過ぎゆく日々ではなかったのか?、いつもの思いが湧いてきた。
こんなことをしていていいのだろうか・・・・と。
朝の気温が一桁になってきた。
時雨模様の庭に立った。
寒々した庭に黄色、赤の薔薇が咲いている。コップ型の山茶花が咲き始めた。コスモスが一輪、もの寂しげに風に揺れていた。
ムラサキシキブやヒヨドリジョウゴが鮮やかな実を付けている。山椒はもうほとんど実が落ちている。
今日は、裏のふれあい体育館で地区文化祭があった。市の文化祭参加の大行事だ。
武くんはボーイスカウト、萌ちゃんは、バスケの集まりでお留守、ばーちゃんとちょとのぞいてきた。
例年通り、小学校や地域の皆さんの作品展示は、書道、絵画、ちぎり絵、書工芸や漆器・蒔絵、焼ものなどの傑作が並んでいた。
お昼からは、音楽芸能大会で、公民館の自主クラブの合唱や舞踏がある。
閉会式の前には、お楽しみ抽選会があるが、例年地区内の事業所からの協賛商品が景品となるので楽しみにしている。
少し風が強いが、昼前から晴れ渡っていい日になった。
久しぶりに武くんと磐梯町の慧日寺資料館を訪ねた。磐梯山を中心とした山岳信仰や数年前から興味を抱いている徳一大師の足跡に、あらためて往時をふりかえることが出来た。
展示室の一隅に一枚の色紙が飾られている。それは、興福寺の多川俊英貫首の揮毫による【携手撫風光】の書だ。慧日寺は、若き日に奈良で修行を重ねた法相宗徳一の開祖で、興福寺は法相宗大本山である。書の解説文には、「明治の文豪・森鴎外の漢詩の一句で、〈いっしょに自然の景色を楽しむ〉の意」とあった。日々ひとり里山を巡り風光明媚な自然を撫しているが、この「手を携える」とは、自然の一員たる人間が、と捉えたい。
資料館の庭には磐梯山麓の龍ヶ沢湧水が引水されていて、その流れを利用し池を配した庭のたたずまいが素晴らしい。
隣の慧日寺の金堂と中門の間に石敷き広場が復元整備されていた。いつも裏から眺める徳一廟に参った。
徳一廟
今年の紅葉は少し遅いようだが、ほどなく風や光が最も美しく感じられる季節を迎える。あらためて、自然の風光の美しさを堪能したいと思っている。
今年初めての小春日和、久々に悠くんと庭に出て遊んだ。
庭にはこの時期、ヤマトシジミが活発に舞っている。ペアを見つけた。
いよいよトンボの季節も終わりに近づいた。
穏やかな小春日に誘われて晩秋の里山を歩くと、あちこちセイタカアワダチソウが鮮やかに、そして不気味に勢力を広げていた。
ススキの輝きも褪せ始めて、遙か磐梯も中腹まで褐色に色づいてきた。
モンキチョウ、モンシロチョウ、キチョウに混じって、キタテハが元気に舞っていた。彼女は雪の季節を生き延びるのだろう。
我が家から雪化粧した飯豊山がみえた。雪の飯豊をバックに静かに建つ慈母観音様を、いつもの場所から拝むことにした。
Fポイントでおにぎりを食べながら、ゆく秋を寂しく眺めた。
もうめっきりトンボも少なくなり、わずかにキトンボ、マイコアカネ、そして、一頭だけまだマダラナニワトンボが縄張りを飛んでいた。
イトトンボも、オツネントンボの他はすっかり姿を消した。
オツネントンボ
先日、猪苗代にハクチョウが飛来したニュースを聞いた。
何年か前のこの時期に、磐梯山を背に悠然と飛ぶハクチョウを撮ったことがあった。そんな場面を思い浮かべながら翁島へ向かった。
これまでの経験から、ハクチョウは夕方になると田圃に集まっていることが多い。
三城潟付近を歩くと、2頭のコハクチョウに出会うことができた。 未だ飛来数は少ない。
これからの雪の季節に、また感動を求めてハクチョウたちに会いに行くことだろう。
湖畔に、たしか昨年はなかったサイクリングロードが整備されていて驚いた。
ハクチョウに会えたうれしさを胸に、しばらく行かなかったレク公園をゆっくり巡ってきた。
季節外れのアジサイの花の色に驚いた。シデコブシや、カマズミの実が鮮やかだ。草野心平の歌碑をしみじみ読んだ。
晩秋の美しさを撮った。
過ぎゆく季節を胸に刻んだ昼のひととき、これ以上の過ごし方はなかっただろう。
天気予報は当たり、あいにくの雨になってしまった。
少しの雨ならできたであろうが開会式の前に本降りになった。残念ながら、赤松林での除伐体験と、遊具を作って遊ぶメニューは中止になった。
会長さんや指導の先生方の臨機応変な対応で、急きょの作戦、楽しい時間を過ごすことができた。
まづ、民館脇の空き地にブルーシートを敷いて、午後に予定していた火起こし体験をした。市販の舞ギリ式の発火具で挑戦した。
子どもたちはたいしたもの。コツを覚えると舞ギリを上手に回していた。
我が輩もがんばった。上手にできた種火を大事に育てたが、もう少しのところで消えてしまった。
続いて、会長の準備した手作り弓矢で風船割りに挑戦した。みんなくまいきでがんばった。
お昼は、金堀の婦人会の世話になり芋汁をいただいた。薄味噌と醤油たれ、ふんだんにキノコが入り大きく切った大根、里芋、豚肉、こんにゃくに 、ネギが浮かんでいた。
みんなおかわりをしておいしくいただいた。ごちそうさまでした。
午後は,Honさんの準備してくれた葉っぱのプリント・ラミネートだ。
指導のメンバーはそれぞれに室内でできるメニューを準備されていて感心した。今後、雨降り時のメニューの事前企画も大切だ。
午後2時、終了式では子どもたち一人ひとりに「森林エコ・カル子どもクラブ」認定書が渡された。
初めて見る認定書には「森林のはたらきや大切さ 自然のなり立ちを知るとともに 季節の変化を楽しみ 元気いっぱい活動したことを認めます」とあった。
子どもたちはかけがえのない体験をすることができたと思う。
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常々、子どもたちにはもっと自然に親しむ機会が必要ではないかと考えていた。
ふとしたきっかけで、春から秋まで、5回にわたり子どもたちと森で遊ぶ体験をすることができた。
林の中で風の音を聞き、落ち葉に埋もれる。
子どもたちが五感を通して自然に触れた体験から教えられることは計り知れない。
藤村は「人の世に三智がある」と言う。学んで得る智、人との交わりから得る智、そして自らの体験により得る智である。
いま、子どもたちは放課後も塾通いや習い事、スポーツクラブなどで忙しく、自由時間もテレビやDSゲームに夢中、
子ども同士で遊ぶ時間はほとんどない。
社会の変化が子どもたちを遊びや自然から遠ざけていることを大いに反省すべきと思う。
生き生きした感動は机に向かうだけでは生まれない。
自然に親しみ、遊びを通してこそ、自然との関わり方や豊かな感性が育まれるに違いない。
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T会長のお誘いを受け参加した共生の森の会の諸先輩には大変お世話になった。ありがとうございました。
来年も、足手まといにならないようにしながら、子どもたちと森の中で遊びたいと思っている。
まずは、元気で遊べる体力、健康に気遣って、来シーズンを迎えたいと思っている。
明日は雨の予報、A地点にオオルリボシヤンマを見に行った。
池の水は澄み切って、いつも見えないコイの雄姿をはっきり認めた。
深まる秋の静寂の中、オオルリボシヤンマが盛んに産卵していた。
他には、マユタテアカネ、キトンボ、アキアカネが舞っていた。いずれも数えるほど、寂しさを感じた。
オツネントンボばかりが元気に目立つが、オオアオイトトンボが一ペア、連結し産卵していた。
【キトンボ】 【マユタテアカネ】
ヒメシロチョウのD地点へ向かい、ツルフジバカマの種を採ってきた。
土手や農道のツルフジバカマは、何度目かの草刈りに丈は小さく花を見ることなく雪に埋もれる。
土手を離れた小川沿いに草刈りを免れた種を探した。我が家の庭で育てたいと思った。
やがて、田圃の除草や枯れ葉剤の影響のない場所にヒメシロチョウのために食草を育てたいと思っている。
F地点にも寄った。寂しくなったが、ノシメトンボに混じってマダラナニワトンボは元気だった。
飽きずに眺めるトンボやチョウに、今日も掛け替えのない感動をもらってきた。
モンシロチョウ ヨメナ
今朝4時のラジオ深夜便で「 ”ヒロシマ”の封印を解く」を聴いた。
8/16放送の〈戦争・平和インタビュー〉の再放送だった。
愛媛県松山市の被爆者、92才の梶野清子さんの話。
聴くに堪えない戦争の悲惨な体験を聴き、留めなく涙が流れた。
こんな辛い悲惨な人生があったのだ。
あらためて、平和な恵まれた日々を思った。
冬の備えをはじめた。窓の外に防風雪の波板枠を10枚、修繕した。西の窓の外に立てかけはじめた。
もう一つ大仕事、書斎に冬の間取り込む植木を置く棚を組み立てた。風防室にもあと2つ、鉢は100個を越える。
大物はカネノナルキとベゴニア類だ。
いよいよシーズン到来、未だ少し早いが少しずつ取り込みはじめた。
午前中は「森で遊ぼう」の事前準備に出かけた。
今週末が第5回で最終回となる。春、初めて仲間に出会い、子ども達の「森で遊ぼう」を見つめてきた。
第5回のメニューは、午前中に「除伐作業」と「遊具を作って遊ぶ」。午後は「火おこしの体験」だ。また、収穫祭の芋煮が振る舞われる。
このボランティアの会のメンバーは、60~70代で、少々自信のない小生、皆が元気なことに驚いている。
赤松葉林の下草を刈りながら、当日子どもたちと除伐する木に識るしを付けた。
すぐに息が上がってしまう。もっと鍛えなければと思いながら汗を流した。
朝から穏やかな快晴で、一汗かいた後のさわやかな風が心地よかった。
「火おこしの体験」の講習、初めてでなかなか思うようにはいかなかった。
本番が心配だが、子ども達に体験させることが第1の目的だろう。縄文人を講師に呼んで欲しいところだ。
事前の準備作業を終えてから、ひとり赤井谷地周辺へ向かった。谷地の周辺で何度か見みかけていたマダラナニワトンボを探して歩いた。
山道はススキの穂が輝き、天高く秋の雲が刷毛で描いたようにきれいだった。
時折、ヒョウモンチョウが忙しそうに行き過ぎていった。突然、ミンミンゼミの声が聞こえ、一瞬、過ぎ去った夏の季節が甦った。
立ち入りが禁止されている赤井谷地の中はどうなっているのだろうか。
先日ネットで、最近の航空写真と、3~40年前の写真を比べてみた。昔、谷地の一角にあった大きな池が、最近のはほとんど無くなっているように見える。
谷地周囲が乾燥してひえ上がり、植生も著しく変化しているのではないかと想像している。
もう、希少なトンボも生きていけない状況ではないだろうか。 数年前まで見かけていタカネトンボは多分絶滅してしまっただろう。
山道を歩くと、道路脇のセンダングサの実に真っ黒なトンボが止まっていた。この谷地の中で生まれたのだろうか。
1頭だけだったが、何とか生き延びている小さいトンボに出会えて本当に嬉しかった。
マダラナニワトンボ♂
マダラナニワトンボが絶滅の危機にあることは、その生態に適した環境が減ったことであろう。
十数年観察していた池では、数年姿を見なくなってしまった。今年もまだ見られない。ここは極端な池の水質変化が原因だと思っている。
いづれにしても、自然環境を悪化させず、最低限、現状を保全していくことが必要だ。
帰りにHさんのりんご園を覗き、リンゴをもいでもらった。
前回は「津軽」をいただいたが、今回は「陽光」、「フジ」は来月末になると言う。
リンゴは好物だが歯が抜けはじめた。でもなんとかさくさくの歯触りを楽しんでいる。
磐梯山
あいにくの雨降り、孫の通う幼稚園の運動会、初めて鶴ヶ城体育館での実施となった。
バアは昨日からごちそうの下ごしらえ、朝早くからお昼のお弁当づくりに忙しかった。
はからずも孫6人が勢揃いとなった。いわきのじじばばも、朝早くから遠路応援に駆けつけてくれた。
各競技を眺めながら、我が家の孫の小さいころが思い出された。
武くんは少しもてあまし気味、じいと体育館周辺を歩いてみた。
文化センター中心に、いろいろな歌碑や銅像がある。初めて知る記念碑が多かった。
ジイも、陸上競技場や相撲場あたりは在職中の懐かしい思い出が蘇ってきた。
〈佐川官兵衛顕彰碑〉 〈希望〉 〈児童に夢と希望を〉 〈ウオッチング〉
〈青年の像〉 〈会津能楽堂〉 〈筆塚〉
〈シベリア強制抑留者 慰霊碑〉 〈傷痍軍人の碑〉 〈二等兵の 哀歓 ここに 〉
それぞれのいわれ、由緒などにいろいろな思いが巡った。
今度、範囲を広げて、お城界隈の記念碑のたぐいを見て回りたいと思った。
猪苗代方面の里山を巡るときには、お昼は決まって、強清水の蕎麦屋か湖畔の中華料理店になる。
月曜日はいつもの蕎麦屋は〈うどんの日〉で、格安でおいしい天ぷらうどんが食べられる。
夏の時期は冷たく、涼しくなれば温かいうどんを、そして天ぷらは大好きなニシンにしてもらっている。
湖畔の中華の店では、何年も前から長い間〈五目旨煮そば〉だけの注文、湖を眺めながらのくつろぎのひとときとなる。
すっかり秋も深まり、ワレモコウやススキの穂が風に揺れている。
虫の音もか細くなり、そこここにミドリヒョウモンやウラギンヒョウモンが傷んだ羽を休めていた。
静寂の中、ノシメトンボ、マダラナニワトンボが盛んに産卵中だ。いずれも連結しながら、湖畔の湿地上に打空産卵。
池まで距離、孵化した幼虫にとってはかなりの試練だ。 ヤゴが無事に育ち、来年元気に飛び立って欲しいと願うばかりだ。
風に揺れる野菊、薄紫のヨメナに混じって白い花がある。
葉の縁を観察するとシロヨメナのようだ。葉の切れ込み、ギザギザの違いで判別しようとするが、むずかしい。
また、遠くから群れて見える白い花はゴマナだろう。この仲間には、他にノコンギク、ヤマシロギクなどがある。
ヨメナ シロヨメナ?
ゴマナ?
民子が好きだった野菊はノコンギクだと思う。民子が政夫にあげたりんどうが一輪咲いていた。伊藤左千夫の切ない物語を思った。
しばらくぶりに、マダラナニワトンボの連結打空産卵を撮りに行った。 (9/27にも行った。)
以前、何枚か撮っているが落ちる卵を撮りたいと思っている。また、結構良い場面を撮るが、カメラの限界で解像度がいまいちだ。
静かな池の端でじっくり様子を観察した。
マダラナニワトンボは決まって昼近くどこからともなく現れ産卵をはじめる。1時間ほどでいなくなる。
単独でも産卵するようだが、ホバリングする個体はオスばかりだった。
↑ 落下する卵
近くにノシメトンボも来て同じように打空産卵をしていた。ノシメトンボは抽水のカンガレイの茎の間を縫うようにして卵を落としていた。
最近の研究では、産卵様式から、打空産卵をするマダラナニワトンボとノシメトンボ、ナツアカネはきわめて近い種であることが分かってきたと言う。
今年も何とか生息を確認したマダラナニワトンボは、産地が局地邸で各地で減少している。産卵に適した環境の悪化が主な原因と思われる。
平成20年度に見直された第4次のレッドデータでも絶滅危惧1類(EN)に分類され、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いとされている種である。
♂
同じ絶滅危惧1類(EN)には、トンボ類では、ヒヌマイトトンボやコバネアオイトトンボ、オオキトンボなどが.チョウ類ではヒメシロチョウやミヤマシジミがいる。
これらが市内になんとか生息を続けている。今更ながら、自然環境の保全を叫びたい。