春を思わせる天気に誘われ、温泉がてら只見線のビューポイント、三島の会津宮下へ車を走らせた。
会津宮下発12:57発の会津若松行きの列車が目当てだ。
一番高い広場まで行ってみたが、10人ほどが列車を待っていた。ほとんどが、中国からの観光客らしい。
足の悪い妻同伴なので、一番低いところで列車を待った。
ほどなく電車の音が、第一橋梁を渡る3両編成の列車を撮った。
滝谷川支流 麻生大橋
キリのつぼみ膨らむ
クズの実 桐の産地
最近、「奥会津三島 道の駅」から、第一橋梁を望む眺望の良いところまで、道が整備されていて驚いた。
山の斜面3か所にはベンチまで置いてあった。 平成15年竣工とあった。
整備されたビューポイントから
雪が少ない ユズリハに一句
普段、温泉は従妹を訪ねながらの柳津、どこでもよかったが、結局時間の関係もあり
西山の西山荘へ。遅いお昼は雪を見なからのざるそばをいただいた。
久久においしいそばに舌鼓、揚げたてのかぼちゃのてんぷらをサービスしてもらった。
湯船の目線 しばしの贅沢
ゆっくり温泉を堪能したあと、従姉宅へ寄って積もる話に花が咲いた。
坂本駅付近で、丁度通過時間の上りの列車を撮った。
坂本駅
数日前は、磐梯を望むしぶき氷をみてきた。
今日は撮り鉄気分で、贅沢をさせてもらっている。それも何とか健康でいるからだ。(2019.2.7)
これから、8年携わった町内会、Yamaさんへ引き継ぎだ。
少し気が楽になるが、地区役員がもう1年残っている。会計監査が近く、しばらくは遠ざかっていた会計処理の総点検だ。
【追】 福島民友新聞 【2月10日付編集日記】に只見線のことが書いてあった。
/ 日本を訪れた外国人観光客が昨年、初めて3千万人を突破した。消費額は推計で4兆5064億円に上る。ただ、東北、本県への観光客は東京や大阪、京都などと比べるとまだまだ少ない
▼アジア圏からの観光客に人気が高いJR只見線。海外からの誘客増へ県は1月、発信力の高い台湾の人気タレント、ウー・シンティさんを「只見線応援大使」に委嘱した。2021年度の全線再開通に向け弾みにしたい
▼奥会津に魅せられ作品を撮り続けている金山町の郷土写真家星賢孝さん。冬の第一只見川橋梁(きょうりょう)をはじめ、作品はSNSなどを通して海外でも広く知られている。作品の多くに只見線の列車が写り込んでいる
▼列車を写し込むことで風景に「魂が入る」という。橋梁を渡る列車が鏡のような水面に映り込む絶景は、悠々とした流れと風がなくさざ波が立たないことから生み出される「奇跡のような場所」。風景に溶け込む列車は、見る人それぞれが物語を紡ぎだせる魅力があるとも語る
▼彼の作品に触発され、絶好の撮影スポットを求めて台湾から何度も訪れるファンも多い。海外へ魅力を発信し続けていくために、まずは地域から、只見線に新たなストーリーを書き加えていきたい。 /