エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

緑のお城眺め 人生振り返る

2018-06-30 | 日々の生活

 

 6/16の 拙ブログ(春高楼の 花の宴  書いた。

悠くんのスイミングで、久々にお城を巡った。感無量、我が人生70年を思った。》と。

以下は、その思い。

****************

 (2018.6.16のエッセイ)

しばらくぶりに、孫の水泳教室の付き添いを頼まれた。

下校時間に小学校に迎え、スイミングスクールへ直行。

練習の時間はばーちゃんが見守り、僕は決まって、近くのお城を散策している。

初夏、梅雨の晴れ間のお城は実にさわやかだった。

本丸の「荒城の月」歌碑に立ち、懐かしい歌詞に、移りゆく世のはかなさ、切なさを思った。

案内板によると、鶴ヶ城を詠んだと言われる土井晩翠がこの歌碑の建立に立ち会ってから70年になる。

晩翠の思いは如何。

その後、立派に再建されたお城を眺めながら荒城の月を口ずむと、いつか我が人生の過ぎし日々が走馬燈のごとくに流れた。

健康を気使うこともなかった若き日、そして懸命に生きた日々が瞬く間に流れ、今老いて齢70を数える。

あらためて、これからの余生を、こころ豊かに人間らしい人生をと願わざるを得なかった。

戊辰150年、緑滴るお城で幾多の先人たちに切ない思いを巡らせながら、修復された朱い廊下橋を渡った。 

 


アマゴイルリトンボ産卵  娘からのご招待 

2018-06-29 | 日々の生活

 

午前中、里山へ。癒しのひとときを過ごした。

アマゴイルリトンボ、モートンイトトンボの産卵を撮った。

アマゴイルリトンボ交尾   産卵

♂は直立姿勢で警護する。

   

  

 

オゼイトトンボ  オゼイトトンボ 交尾 オゼイトトンボ 交尾

モノサシトンボ♀ 

 コサナエ♀ オオチャバネセセリ

 ヒメシジミ♂

 ルリシジミ モンシロチョウ

モートンイトトンボ♂  ♂羽化直後   交尾 

 

ウラギンヒョウモン メスアカミドリシジミ♀

  キイトトンボ   

 

**********************************

娘家族から、夕食のご招待を受けた。

急なお話で、結構多忙な日程だったが、たまたま今晩が空いていた。お言葉に甘えた。

娘の迎えで、お酒の銘柄の豊富なお店へ。

もう何年も前、移転する前の店に猪苗代のwataさんと何度か行った居酒屋だった。

美味しい料理に、お酒銘柄は「写楽」純米大吟醸、あとは忘れたが、珍しいお酒を所望した。

料理は、坂下産の馬刺し、ジャンボ油揚げ素焼き、焼き鳥各種・・・孫たちに唐揚げ、焼きおにぎり。

個室を頼んで、リッチなひとときを過ごさせて貰った。ご馳走様でした。


 静寂の庭に佇み 至福のひととき

2018-06-28 | 日々の生活

 

午前中は水を打った庭に出ている。庭の小さなテーブルにパラソルを広げ、パソコンを持ち出す。

数冊の本、ノートと鉛筆、横にカメラを置くと大自然の書斎と化した。

咲き誇ったサツキやバラが盛りを過ぎ、バイカウツギが咲き始めシモツケソウが風に揺れている。

アジサイの花芽も鞠のように脹らんできた。ウツギの花にトラマルハナバチが羽音を立てて潜っている。

初夏の爽やかな風にコミスジが舞い始めた。庭のユキヤナギに命をつなぐこのチョウに今年も癒やされている。

また、あちこちにタケノコがニョキニョキ伸びている。40年も前、鉢から庭の隅に下ろした黒竹がいつしか周囲に広がった。

思えば、これらすべての自然が我が家の風物詩となっている。

ペンを走らせ、空を見上げる。梅雨を控えたこの緑溢れる静寂の庭に庭に佇み、一篇の詩想を巡らせ至福の一時を過ごしている。

こんな幸せなときがいつまで続くのだろうか。    《  少し前のエッセイ  2018.6.10 》 


ヒメシロチョウの採卵  髙田梅収穫

2018-06-27 | 昆虫

                                       ゴルフボールより大きい髙田梅

数日前、髙田梅を穫った。穫り残しの黄色く熟してきた大きな梅、「もったいない!」と、ばーちゃんに促されて穫った。

大きい。サイズは直径5mmほどある。 観賞用の豊後梅を並べてみた。

 青いのが豊後梅

 

【ネットから】 髙田梅

「東北地方、福島県の地域ブランド。主に大沼郡会津美里町で生産されている。室町時代に旅の僧が豊後(現・大分県)の梅を植栽したのが始まり。果実が非常に大きく、普通の2倍の大きさにもなる。カリカリ漬けや割梅の甘味漬、梅酒などに利用される。」

 

昼前に、少し日が射してきたので、ヒメシロチョウの卵を採りに行った。

雨にも負けず、花を求めひらひら舞っていた。

  前脚しか確認出来ない。

 

夏休みに予定の、子ども達の昆虫教室の教材にしたかった。

折しも、久々の雨にあった。ずぶ濡れになり、約10卵を採取してきた。

大切に育てたい。

 

平ちゃんから種を頂いた庭のノラボウに産卵するスジグロシロチョウ。

 

【ネットから】 のらぼう

のらぼう菜(のらぼうな)は、東京都西多摩地方(あきる野市、青梅市等)付近で多く栽培されるアブラナ科の野菜。江戸時代初期には、すでに各地で栽培されていたと伝えられる。 耐寒性に優れ、天明、天保の大飢饉の際に人々を飢餓から救ったという記録が残る。かき菜などの「なばな」と同系統だが、在来種のアブラナではなくセイヨウアブラナに属している


新生ナツアカネ オオシオカラトンボ

2018-06-26 | 自然観察

いよいよアカネが出てきた。ナツアカネのようだ。

森の雰囲気は未だ春のようだが、気温は高い。

 クワグミ

クルミ ウグイスカズラ

ウルイ オカトラノオ

あまり見ないうちにヒメシジミも姿を消しつつある。オオミスジも終わりか。

 ヒメシジミ♂

♂  ♀

林道に吸水に来ているのはほとんどがテングチョウ。他のお客さんは、コムラサキ、ミドリヒョウモン、シータテハなど。

 シータテハ

  ミドリヒョウモン

  コムラサキ「テングチョウ 

 オオシオカラトンボ 交尾

 

  産卵を見守る♂

季節は間違いなく巡っていく。

 


ドクダミの花  総包片の数

2018-06-25 | 自然観察


ドクダミは梅雨に似合う花と思う。

我が家ではヤマボウシ、サンショウの木陰で八重のドクダミがさわやか咲いている。

 さわやかな八重ドクダミ

この花、白い4枚は総包片で、花は中央の黄色い集合体だ。

先日、里山で総苞片が5枚のドクダミに出会った。何となく変な感じがした。そうだ、普通は4枚だよな~。なんとなく輝いて見えた。

それからは、トンボやチョウを撮りながらも、気になってドクダミの総包ばかりに目が行った。

結構な数のドクダミの花を見ていると、総包のサイズの違ったものや、5枚のものもいくつか見つかった。

変異は八重とは違い、みな一重、あらためて庭のドクダミを見て回ったら、総包が7枚や6枚、3枚のもあった。

 

総包5枚  6枚(4+小2)

 6枚   6枚(4+小2)

 5枚  1枚が小さい

 3枚か 7枚(4+小3)

 拡大 →  集合花に萼らしきものが見える

                                                           八重の雰囲気

葉に褐色の斑が入ったものや、縁が朱い褐色に縁取られているものもあった。

そろそろ日なたの花は終わりだが、日陰では未だ生き生きしている。もう少し観察してみたい。

いつか乾燥させたドクダミ茶を思いだした。缶に保存してあるドクダミ茶、忘れたころに飲んでいる。


ヒメシロチョウ 交尾 産卵

2018-06-24 | 自然観察

昨日、図書館から返却督促の電話があった。

気にしながら数日が過ぎていた。 ホタルの本、大好きな日高敏隆選集2冊等々5冊。

開館時間に持参、その足で、土手の草刈りの様子を見に行く。

毎年、河川事務所の配慮を頂き、ツルフジバカマを数カ所、刈り残して貰っている。

もう4年になるか、刈り残された群落には、ヒメジョオン、アカツメクサ、ハルノノゲシなどの花が咲き、ベニシジミ、ツバメシジミ、シオカラトンボも数多い。

これから秋の刈り取りまで、虫たちのオアシスになるだろう。もちろんヒメシロチョウ3化も大丈夫だろう。

クララも沢山の花穂を付けていた。

あちこちでカノコガの交尾が見られた。

         

クララ  

  

ツルフジバカマの褐色の枯れ草で、昨年残した群落が分かる。

刈り取りがいつだったか分からないが、昨年残した部分は軟らかい新芽がほどよく伸びていた。その他はわずかに芽が伸び始めていた。 

  

 そのツルフジバカマの群落のあたりにヒメシロチョウが穏やかに舞っていた。

  

      

求愛行動を観察していたら、交尾の瞬間を撮ることができた。しばらく観察したが、30分以上経っても交尾中だった。

手持ちの図鑑では、ジャコウアゲハが平均約90分、ウスバシロチョウは3時間10分以上、キタキチョウが約1時間という記録報告がある。

     
 

河川敷のグランドではテントが立ち並び、ソフトボールの講習会が始まろうとしていた。風のない快晴の日曜日だ。

 


モートンイトトンボ  ヒメシロチョウ2化 

2018-06-22 | 自然観察

                               ヒメシロチョウの産卵  横にモートンイトトンボ

梅雨の中休み、素晴らしい天気に恵まれた。

そろそろヒメシロチョウ第2化が現れるころ、D-2地域へ。

田の縁の流れのない水路にモートンイトトンボを初見。

 成熟♀ ♂  

未成熟♀  未成熟の♀  

 

未成熟♂  

  成熟♀ 

 羽化したて♂  

♂の眼後紋は三日月、♀は複眼に沿った淡色の縦班がある。

 ♂  

 咲き始めたノアザミの向こうに飯豊の残雪がさわやかだった。

       

自称一本松では、ヒメシロチョウがもう産卵行動、数は少ないが出始めていた。

  

 

ナンブアザミにウラギンヒョウモンが数頭。ここでシロバナのナンブアザミを発見した。

 

  

ノアザミにカラスアゲハ。 ヒョウモン類も出始めた。

 ウラギンが多い

  ダイミョウセセリ

ヒメシジミ数頭 メスグロヒョウモン♂

ウラギンヒョウモン吸水ミドリヒョウモンと  

クララ数株 クワグミ熟す

D-1地域に、小さな池の端で久々シマヘビに出くわす。危機一髪、踏みつけるところだった。

夏にはときどき乾燥しそうで心配な池、羽化直後オオアオイトトンボ、オゼイトトンボ、ホソミオツネントンボが、

オオアオイトトンボ    オゼイトトンボ

 ホソミオツネントンボヨツボシトンボ

またマツモムシはいつも見れるが、コオイムシらしきものも。

マツモムシコオイムシ

高台の町有地はすっかり草が刈られてしまった。

2年前から、ツルフジバカマの生える数カ所を刈り残して貰っていたが、連絡せずにいた。

草刈りは数日前と思われるが、未だ新芽は確認できなかった。 食草の多い地区、心配はないが、一部残して欲しい。

 ツヤコガネ

また、数年刈り残して貰っていた一番奥の土手もすっかり刈り取られていた。ずいぶん幼虫も育っていたが、なんとか羽化できたのだろうか。

落胆しながらの下り道、刈り残された細いツルフジバカマに産卵するヒメシロチョウを撮った。

なんと、この美味しそうな軟らかい食草に十数個の卵が産まれてあった。

  

2個所、3時間の癒しの時を過ごした。

  

 


ハナショウブ  梅漬け

2018-06-21 | 日々の生活

珍しく梅雨の雨降りと思いきや、午前中で止んでしまった。でも、庭の緑が生き生きして見えた。

  

  

朝一番でばーちゃんを医院へ。2時間後、診察を終えたばーちゃんからお迎えの電話。

その足で、懐かしい塩川の御殿場公園へ。

 

喜多方へ通っていたころだから、もう20年も前になる。

久々に訪れた公園は、ほとんど変わりなく、ハナショウブがきれいに咲いていた。

終わりかけもあったが、つぼみも沢山あり、しばらくは楽しめそうだ。

  

 

午後は庭のウメを穫った。昨日、町内のHaseさんから大きな髙田梅を頂き、漬けたばかりだ。

物置から梅割り器を探しだし、梅割りをした。カリカリの甘漬けにするつもりだ。

 

 

折良く、安曇野の義姉から、宅急便でシソを送ったとの電話を受けた。

あとから、ばーちゃんの所望だったことを知る。

こちらではスーパー、八百屋の店頭にまだシソの葉は並んでいない。

 

夏至の一日が終わった。 

矢のように過ぎ去る日々意識しながら、さらに、歳を意識すると、どっと疲れが出てくる。

近ごろよく感じることだ。

 


訂正 ウスバキトンボ(誤り) → ショウジョウトンボ  

2018-06-19 | 自然観察

今年は空梅雨だろうか。

朝から晴天、風も少なかった。

はやる気持ちもあったが、すずちゃんを病院へ連れて行った。重宝なじじ、ばばだ。

咳が出ると言うが、それほどではない。と思いつつも・・・。

  

 いつも庭に舞っている住人 

昼前に帰宅、ちょっとムカシヤンマが気になって、近間の里山へ。

あれほど乱舞していたウスバシロチョウの陰もなく、林はひっそり静まりかえっていた。

  

レンコン池、春先水が入らない状態が続き心配していた。今新芽が出始めたが、普段ならイトトンボやクロスジギンヤンマが見られるが、全くいない。

咲き始めたと思ったら、いつの間にか散ったガマズミに、キリギリスが休んでいた。

オニアザミは種を飛ばし、ノアザミが咲き誇っていた。

  オニアザミ

 

オオチャバネセセリ初見                               吸水中ルリシジミ

 

♀  羽化したてのハラビロトンボ

   真夏を思わせる陽気

 

ウスバキトンボだろうか、少し早い。 訂正 ショウジョウトンボ (wakasamaからご指導頂きました)

 羽化したてのショウジョウトンボらしい

こんなものだろうか。虫たちが少ないと思っている。


春の名湯と食事会

2018-06-18 | 日々の生活


日曜日、我が町内会の老人組織〈つくも会〉の行事「春の名湯と食事会」に参加、休暇村 裏磐梯で癒しの時を過ごした。

昨年は日程が重なり参加できず、また、今年は飲み方3連ちゃんで参加を躊躇したが、皆さんとのお付き合いを第一優先し参加することにした。

しばらくぶりに梅雨の晴れ間に恵まれ、雄大な裏磐梯に向かい深呼吸、日頃の雑念が払拭され参加して良かった。

久々の休暇村、食事前に1時間ほどの空き時間は、期待した付近の森の散策だ。

休暇村前の水辺には.シオヤトンボ、ヨツボシトンボが飛び交い、散策路には、どこもサラサヤンマが往き来していた。

数は少ないが裏磐梯が産地で有名なアマゴイルリトンボにも再会できた。丁度、林の所々にカンボクが見事だった。

 サラサヤンマ

エゾイトトンボ コサナエ♂

アマゴイルリトンボ♀  モンキチョウ

 

昼の食事会、Ooさんの乾杯の音頭では、珍しい歌を聴いた。

どこかの寮歌か、若者のコンパに歌われた曲のようだった。

Ooさんからこの歌のことを帰りのバスの中で聞いた。

ゆられ、手帳に書き留めた呑兵衛のメモをもとに、あとからネットで調べてみた。


****************
〈 東京大学農芸化学科 醗酵学教室小史 〉の一節。
      ○・・・今東大 の発酵教室 のみ な らず,他 大学 の発酵教室 でも,ま た外人を加えての泊 りがけのセ ミナール等 でも肩を組み輪を作 って

        一番よく歌 われる歌 は,村 尾 沢夫教授が導入 した次の歌であ る.誠 に研究の苦しさの涙,と 自然真理 と一体になる歓喜の研究生活,

        友情の研究生活をよく表している.

      ” 一 . さかづきにうつる涙を飲みほして       

         今宵も歌おうよ我が友よ         

         楽しさは酒の中から湧いてくる

         酒の中から湧いて来る,ドントドントドント湧いて来る ”
****************

また、「男はつらいよ」の劇中歌の情報
     ○ この歌の、曲名はついていないようです。

       劇中ではポンシュウ役の関敬六さんが歌われていたようです。
      

      ・杯に映る明りを飲み干して 今宵も歌おう我が友よ

       あぁ、楽しさは酒の中から浮いてくる 酒の中から どどんと どんと どんと 浮いてくる      

                ・この部屋に涙なんかはありゃしない

      こぞって歌おう我が友よ

        あぁ、楽しさは酒の中から浮いてくる  酒の中から どどんと どんと どんと 浮いてくる
****************

 世間話をしながらの食事会、やがて皆さん待ちかねたカラオケで自慢の喉を披露した。

 僕は、静かに猪苗代の稲川酒造の冷酒を楽しんだ。

 中締めのあと、小生、食べきれないほどの料理を前に、松本市の「3010運動」について一くされ。

  酔いのバスにゆられ、磐梯の道の駅で、ば-ちゃんにお土産を買う。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 少し呑みすぎた。夕食後、今日もホタルの舞を見にでた。

草むらでほんのり光るホタルばかりだったが、数匹の舞いを見ることが出来た。

24組入り口の東側、西側の川沿いわずか数十mに約10匹くらいを確認。まばらだが、Suzuさん宅あたりでも見られた。

水路の反対側、短大の側溝の草むらにも一匹発見、また、道路を這うホタルも散見された。

    

    

  

新しい住宅地東の畑入り口で交尾中のホタルを見る。

写真撮影は難しいものだ。懐中電灯でほどよく照らしてコンデジで撮る。

 

  

 命のバトンタッチ 

あと一週間は観察してみたいと思っている。

町内ホタルの復活は3年前、いろいろ心配だが、なんとか守りたいと思う。

唯一、U字溝の入らない水路だ。

カワニナの生息環境を守りたい。土手のホタルを守りたい。小さい虫たちを守りたい。

 

また1日が過ぎた。 疲れたが充実した1日だったと思いたい。


八重のドクダミ

2018-06-15 | 自然観察

お隣のHuruさんから一株いただいて何年になるだろうか。

梅雨に入り、八重咲きのドクダミがきれいに咲き出した。

山野草が趣味のHuruさん宅では、もう絶えてしまったとのこと。

そのうち差し上げますよと。

八重の総包が崩れ、葉も白いものも沢山ある。

  

   隣の一重

今年は鉢にも植えた。あちこち殖やしている。

 


オオミスジ ヒメシジミ コムラサキ

2018-06-14 | 自然観察

梅雨最中の晴天、診察予約日で通院、何とも残念だ。
半年前、血液検査で腫瘍マーカーが突然に上がった。
でも、ようやく最近体調が戻ってきていた。
案の定、心配な数値は下がってきたが、医師の一言は「もう一度CT検査を!」と。
がっかりした。
病院は予約制だが、何とも待ち時間がかかる。
8時前の受付、結局帰宅は午後1時になった。5時間は長い。
でも、健康を保つには替えられない時間なのだろう。 スケヂュールを整理した。

昼食後、1年ぶりに東山へ。目的は、オオミスジ、ヒメシジミ。

例年は数頭がウメの木のまわりを旋回しているが、今年は池の端で目の前に止まってくれた1頭に出会っただけだった。

このチョウ、20年ほど前までは、我が家のウメの木でも生息していた。

 

ヒメシジミは出始めで個体数は少なかったが、♀も結構いた。

 ♀  ♀

 ♂  ♂

  求愛行動   

いよいよ夏の到来と言ったところ、林道にはテングチョウ、コムラサキが吸水に集まっていた。

夏場、吸水に集まるのは♂のみだ。

 ♀ではありません

  角度により美しい発光鱗

ダイミョウセセリ キタキチョウ

 

 イチモンジチョウ

サカハチチョウ コチャバネセセリ

テングチョウ 

新生キタテハ   モンキチョウ♀

ウラギンヒョウモン スジグロシロチョウ夏型♂

   湯川上流

 

コマルハナバチ 脚に花粉   

クロマルハナバチ イボタノキ?

 屏風岩  ヒメサナエ?

 

 明日からは梅雨らしい雨が続く予報だ。


待望のホタル発生

2018-06-12 | 環境問題

夕食後、ホタルを見に行く。数日前は発生していなかった待望のホタルがほんのり光っていた。嬉しかった。

と同時に、明日の命を疑い心配が募った。

確認は4匹、ほんの5~6mの範囲の草むらだ。

  

  

血液センターまでの200mほどの水路を覗いたが、5年前に開発された住宅地入り口あたりのその一角だけの発生だ。

上流は2年前開発され水路は消えた。

S邸横から清流が注ぐ水路、3年前の発見はアパート裏~町内唯一残る畑の横を通る水路一帯に見られた。

ホタル幼虫は遡上はしないようだ。また、ホタルもあまり遠くへは飛ばない。

発生場所が狭まる不安が募る。 水路の確保、土手の除草なども、ホタルの保全を考えていかなければと思っている。

 

先日の町内会関連の市の研修会で、〈特色ある町内〉に関連して、自然環境に目を向けた「ホタルやチョウの舞う町」の試みを話したばかりだ。

ほんのり光るホタルの灯りを見て込み上げるものがあった。

すべての小さい命が愛おしい。

数年前まで飛び交っていたホタル、3年前に甦った。

どうか、生き延びて欲しいと願っている。