穏やかな春を迎えた。午前中はずっと庭で過ごした。
我が家の初チョウはテングチョウだった。昨日見かけたが、確認せず。
近づくと舞う、また地面に止まる。息を殺して近づきクローズアップレンズで撮った。我が家の林で冬を絶えたのか。
愛おしいテングチョウ、温かい春の陽をいっぱいに受けて、鱗毛が緑色に輝いている。
数日で古希を迎える。
そのときどきの命を見つめる楽しさ。どうか、しばらく、この無上の楽しみを与えたまえ。
トサミズキ
数日前、オオイヌノフグリにニホンミツバチが来ていたが、今朝はパット開いたミスミソウに、ヒラタアブの仲間が無心に蜜を吸っていた。
気づかずにいた白加賀も咲き始めていた。、チンチョウゲも開いた。
首を長くして待っていたクリスマスローズ、茎が伸びて下向きに花を開いた。待ちきれずに手で頭をもたげて写真を撮った。
A先生から送られてきたノラボウだろうか、紫の花が開いていた。また、あちこちの移植したプリムラが咲き誇り、もうイチゴの花も咲いていて驚いた。
豊後梅
昨年秋に移植したツルフジバカマの新芽が伸びていて嬉しかった。移植は簡単にできる。
今年はヒメシロチョウの発生はいつもより早いかも知れない。
ツルフジバカマ クサフジ
昨日、冬の間風防室に取り込んでいた鉢物を庭に出した。
寒さを心配していたが、奥の方に置いた鉢は水不足で枯れているものもあった。
ギンギアナムやデンドロビューム、ゼラニュウムは花芽が膨らんでいて嬉しくなった。
すっかりほこりがたまっていた造花をきれいにした。布の豪華な黄色いバラは、バケツの水で丁寧に洗った。
紙粘土製野のユリの置物は、ブラシでほこりをぬぐった。見違えるようにきれいに明るくなった。それぞれ思い出の品、あれから10年、20年になる。