エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

もう モートンイトトンボ

2019-05-31 | 自然観察

数日前に発見したシロ花が気になっていた。

終日雨降りだった翌日、発見場所へ確認に行った。

近くにムラサキの花を調べると、庭にはびこるカキドウシとは葉の形が明らかに違った。

図鑑で調べると、それはムラサキサギゴケだった。シロ花はサギゴケと呼ばれる。

また、紛らわしいトキワハゼについても知リ、勉強になった。

 いっしょに撮ってみた。 

 

ついでに、大人になったアマゴイルリトンボを探した。

ほとんどがエゾイトトンボ、飛び方や飛ぶ場所の違いが分かるようになった。

♀ 

 未成熟♂  目玉が青くなった

別の池をのぞくと、エゾイトトンボ,オオイトトンボが産卵していた。

オオタニシ  

どうなっているのか。  5分以上潜水して産卵 エゾイトトンボ  オオイトトンボ

 ツボシトンボ 

 シオヤトンボ♀ 羽化直後のサラサヤンマ   手乗り

 ギンイチモンジセセリ         ハルジョオン  ヒメジョン咲き始める 

   何と言うアザミ?

  スモークツリー

 ナヨクサフジ  ノアザミ

オツネントンボ  ホソミオツネントンボ 新生か?

 

モートンイトトンボは例年6月中・下旬の発生と思っていたが、もう成熟個体も数頭。

 未成熟♀ 

      ♀

イトトンボの同定は難しい  エゾイトトンボ

  ミドリヒョウモンか

 

****************

庭に久々にジャコウアゲハ訪問。

ウマノスズクサを認め旋回したり、残念ながら♂、 ♀を待つのか、未練がましく休憩中。

  2019.5.30

 

 飯豊連峰さわやか

 


白花のカキドウシ 発見 → 《訂正: カキドウシ→ムラサキサギゴケ》

2019-05-27 | 自然観察

夕方、約1時間の里山

時間帯もあるだろうか。.イトトンボ少なし

  ミヤマカマズミ

ヤブデマリ 

コサナエ♂  ♀

オゼイトトンボ 

エゾイトトンボ アマゴイルリトンボ♀

カキドウシ シロ花発見

 ◎訂正 葉の形が違う。→ 後日、現地を訪問して再調査の結果、カキドウシではなくムラサキサギゴケと判明。   シロ花はサギゴケ(両者を区別しない考えもある) 》

カンボク  ダイミョウセセリ 

カラスアゲハ カキツバタ

ギンイチモンジセセリ 

  ハラビロトンボ続々

 シオヤトンボ♀ニホンカワトンボ

ムモンホソアシナガバチ クロアゲハ庭で

 

 2019.5.26

 


いのちいっぱいに自分の花を咲かせて

2019-05-24 | 日々の生活

日めくりカレンダー 「みつをの名言」

名もない草も実をつける
いのちいっぱいに自分の花を咲かせて
                                            みつを

 

相田さんの書がすばらしい。

 

名のない花は図鑑やネットで検索する。そして、ほっとする。

それぞれに命いっぱいの花を咲かせている。

庭の大木ホウノキが咲いた。ユキヤナギが既におわり、コデマリがたわわに咲いている。

  

 

 

 

 

30分の里山。ムカシヤンマは未だ早かった。

ウスバシロチョウが静かに舞う。産卵の飛翔だ。

命いっぱいの生を楽しむように、木漏れ日の林の中を。

  

オニアザミコメウツギ

  シオヤトンボ♂

  ハルジョオン

 クルマバソウ

コンロンソウ 

精一杯の命を写した。

 

 


トンボの季節

2019-05-23 | 自然観察

昨日のこと。

エゾ、オゼイトトンボがそろそろお出ましか、F地点へ向かう。帰りにE,D A地区まで回ってきた。

昼を挟んで、おにぎりを調達、ほぼ会いたい友に会えた。

一番手のエゾイトトンボは結構の数が発生していた。

  交尾

 葉っぱのお船

 オオイトトンボ♀

アマゴイルリトンボ♂未成熟

 

ハラビロトンボ                                        ヨツボシトンボ

 

シオカラトンボ♀ 

  コサナエ ♂

目の前でホバリング♂  

 

  蝶のように舞う  シモフリコメツキ

      

 

 

 

見たくないアメリカザリガニ 死の池へ 

 オドリコソウアシナガオトシブミ

ギンイチモンジセセリ  コチャバネセセリ

  春型の最終

か。

ナンブアザミ、ここへ来ると赤花と白花が見られる

   

最後に、今年初めてA地点へ。クロスジギンヤンマもそろそろか。

なかなかホバリングしてくれない。

帰りに、カワセミが顔を出してくれた。

  

遠くで赤ぽいトンボらしきものが飛んでいる。駆け寄ると、大きなスズメバチだ。

岸辺の水草に下り立ち、吸水に。見たこともない大きな女王鉢だろうか。

   オオスズメバチ 女王ハチ

 

池のまわりのクルミ、ニガナ さわやかな深緑の季節を堪能した。

クルミ ニガナ

 

少し頑張りすぎたようだ。里山に4時間の外出となった。

夜中にひどく脚が痙った。ときどき痙るが、こむら返りではなく痛いのは脚のすね部分。

あまりの痛さに、いつものロキソニンテープを左右に合計7枚貼った。

夜中に2,3度目覚め、起きてその場で足踏みをした。血流が悪いと痙るのだろう。

一日、庭を楽しみ、ゆっくりした。

 


変わったマムシグサ

2019-05-20 | 自然観察


昨日の「森で遊ぼう」のブログに、〈ちょっと変だ〉と載せたマムシグサについて。

当日は活動中で、何か変だと思い1枚撮った写真だ。普通は1枚の苞が3枚あるではないか。

その後気になって、もう少し詳しく写真を撮りに行った。

  

  

普段あまり気にしていなかったので、調べてみた。

《 マムシグサはサトイモ科テンナンショウ属の多年草である。有毒植物。 葉は2個あり、楕円形の小葉が7個から15個つく。

 偽茎は、葉柄下部の2つの葉鞘部分が重なってできたもので、紫褐色のまだらな模様がある。

 この模様がマムシに似ていると考えられたところからこの名がつけられた。

 苞(仏炎苞)は紫色に近く、白線がある。なかには苞が緑色のものもあり、アオマムシグサまたはカントウマムシグサと呼ばれる。

 花のつき方(花序)は肉穂花序の代表例で、苞の中にまっすぐ立つ。 花期は4月から6月である》

 また  《苞(仏炎苞)の構造を見えるように手で触ったが、全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶、

 サポニン、コニインが含まれ、特に球根の毒性が強く、その汁に触れると炎症を起こす》とあり、遅ればせながら手をよく洗った。

 森で遊ぼうの開催には必ず見るようにして、一年間通して成長の跡を記録してみたい。

 

 帰りに、花期の終わる筒状花タンポポを見に寄った。

 確かに違った筒状花を、今日も見つけた。

 

トチ オドリコソウ開花

 キジムシロ   ミツバツチグリ

      

 エダシャク亜科   

    ヒメウラナミジャノメも蜜を吸う

 山道の水たまり  シオヤトンボ ♀

 脚が足りない ウマノアシガタ

 

1時間足らずの里山散歩だったが、またも癒された。


「森で遊ぼう」始まる

2019-05-19 | 教育を考える

5/18(土) 今年初めての「森で遊ぼう」があった。

このボランテイア、お手伝い参加6年目になる。

1回目の内容は、①林業体験とキノコの植菌  ②サツマイモ・カボチャ・落花生植え付け  ③生きもの観察。

         

         

      

    ヒトリシズカ アオダモ   ちょっと変だ。何の卵?

 

今年は、毎回のテーマの合間に、1年間共通のテーマ「生きもの観察」を実施することになった。

いつしか昆虫老人になった小生がプロデュースを担当することになった。

いろいろ考えながら、何とか終えた。

あれもこれも話したいことがあり、思うようにはできなかった。自己評価30点か。

「生きもの観察」第1回の反省をまとめてみた。

絵になる風景。大自然の中に黒板。賢治の世界を思った。

森の中の黒板  ビオトープで観察


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 「森で遊ぼう」の初めての実施なので、

その意義 (森:黒板で、机に向かってでなく、自然の中で) (遊ぶ:実は学びで、現物からの体験、仲良く、何故かを考える)を確認した。

また、年間の共通テーマ「生きもの観察」の目的として、生きものの姿や行動を観察しながら、

 ・自然の素晴らしさを体感する。 ・身近な自然に興味を持ち、 ・自然を大切にする大人になって欲しい願いを話した。 

次ぎに、観察パターン〈・採集 → 観察 →考える〉について、それぞれの要点を挙げ、観察活動に移った。

今回は金堀ビオトープの生きものを(採らないで)観察した。

アカハライモリ、アメンボ、マツモムシ、ガムシ、トビケラ、カゲロウ、シオヤトンボ、ニホントカゲなどを見つけた。

観察時間が短かかったが、子ども達は生き生きと興味深く観察していた。

それぞれに観察記録用紙にまとめた。
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帰路,Taka先輩と、Iga先輩とを、筒咲きタンポポを見に案内した。

その後、咲き誇るコンロンソウを鑑賞した。 お二人とも周知の林だが、はじめて知ったとのこと。

  

充実した一日だった。

前日、急に体調崩す。血圧が急低下、79~41しばらく上がらず、救急車も考えた。

何とか18日を迎えた。

また、家族に心配をかけてしまった。


蛹はクロヒカゲでした  

2019-05-19 | 日々の生活

今日は町の行事「花いっぱい・美化運動」 子ども達と血液センター道路にツルフジバカマを植えた。

ヒメシロチョウの食草だ。数年後にヒメシロチョウの舞う町にしたい。

  

行事が一段落してから、会館へ戻り1時間、虫の話しをした。

ねらいは、「身近な自然や生きものを観察して、自然に関心を持つ子ども達を育てたい」思いだった。

工夫したが、、机に向かい先生の話しを聞く学校レベルだった。

小学生低学年だ。現物のない話しは難しい。1時間は長く限界だった。

久々に標本箱を整理し、1箱を持参した。

また、ケースに小分けしたヤゴと、セミの抜け殻、何枚もの多数の写真も。

パワーポイント編集写真をテレビで見せた。

話したいことが、あちこち飛んで、難しい話しとなってしまった。

空きが出てきた子ども達より、親御さんへ話すようになってしまったようだ。

また、自然の素晴らしさは自然の中でなければ感じられないのではないだろうか。

改めて、藤村の3智の、「体験によって得る智」を大切にしたい。

今後も観察から始める基本から、「自然」に関心を持たせたい。

 

今朝、きのう発見の蛹がクロヒカゲであることが分かり、昨日のブログを訂正した。

思い込みの成せる失敗だ。

 朝、鉢に水をくれていた。オキザリスの蛹の近くに地を這う黒いガのようなものが動いた。

横に生える枝を伝って枝先に止まった。

羽化したばかりのクロヒカゲで黒い羽根が波打ちながら風にゆられていた。

美しいと思った。

       

 風に揺れる羽化直後のクロヒカゲ

  

クロヒカゲの幼虫はイネ科植物のササ類で、越冬態は2~4齢幼虫。
とすると、春になり蛹化したことになる。

真実は分からないが.蛹化までどう過ごしていたのだろうか。

近くにササ類はあり、春に蛹化して、見つかったオキザリスの鉢へたどり着いたのだろう。

疑問は残るが、まあいいか。誕生を祝おう。

 


ホシミスジの蛹を偶然発見

2019-05-17 | 自然観察

今朝、冬を越した鉢植えのオキザリスに水をくれていた。

元気がないので地へ下ろそうかと思い何気なく解説カードを読んだ。

カードを戻そうとした瞬間、オキザリスの写真の脇に蛹が付いているではないか。

ホシミスジと直感した。我が家ではこの40年間、ホシミスジが生息し続けている。

この蛹、秋には気づかずに家に取り込んだようだ。

ハチをどこにおいておいたか記憶にない。でも、食草のユキヤナはあちこちのある。

また、コデマリもシモツケもある。

  カードの ↓ 部分に  

 

   

ツルツルの表面にも、しっかり糸がついていた。

毎年発生を心配していたが、今年も大丈夫かと思うと嬉しくなった。

ブログを見返してみると、ホシミスジは早い年でも6月が初見だ。

早く発生を確認したい。

かつての写真を拾ってみた。間違いない、ホシミスジのようだ。

 2006.8.29撮2011.7.7撮

我が家の庭は神社の森の裏で、きわめて自然環境も良く、かつては、ウメの木にオオミスジが舞い、オオムラサキも雄壮に飛んでいた。

キツツキ類もいつもきていた。

しかし、周囲が住宅地化し自然が失われてきた。

せめて、ホシミスジが生き続けて欲しい。

 

*****************

訂正 上記の蛹は、クロヒカゲと判明 

   判明、誤解の事情は5/19に記載。 


クロハネシロヒゲナガガ

2019-05-16 | 自然観察

庭で、白い糸のようなものが目の前を行ったりきたりフワフワ飛んでいた。

パラグライダーを思い浮かべた。これは何だ?

きれいな紫色の輝きは、写真に撮って分かった。

ネットで検索すると、クロハネシロヒゲナガガで、白い触角が体長(15mm 程)の3倍以上ある長いのは♂で、♀は短い。

4月末から5月に、カラスノエンドウの生える場所で見かけるとある。

確かに私道はカラスノエンドウがびっしりだ。

   

いろいろ咲き出した。

ツルニチニチソウ  

シロヤマブキ ベニサラサドウダン

マイズルソウ   トキソウ

クマバチの羽音  コデマリ

  

  スズラン    オオデマリ      母の日のプレゼント三鉢 植え替える

 


今を生きる

2019-05-15 | 日々の生活

                            田に水が入った。田植え終えた田もあった。(長原で)

 

何がきっかけだったろうか。

書棚から取り出した詩集「念ずれば花ひらく」を枕元に置いた。

そんなころ、坂村真民を信奉する喜多方のHiraさんが来訪した。

何かの因縁だろうか。

寝床でメモした「今を生きる」をキーボードから打ち込んだ。

今を生きる

   咲くも無心

   散るも無心

   花は嘆かず   

   今を生きる


*******************

午前中は、冬を越した鉢物を整理。オリヅルランを小さなポット約10個に植え替えた。

夏の暑さしのぎに、西の庭に紗を張った。

何時しか晴れ渡り、午後からちょっとウスバシロを写しに外出。

  

     

 

   

  

  

  ミヤマセセリ小さいヒメアカタテハ

土曜日の「森で遊ぼう」の下見、アカハライモリを撮る。

虫がいないわけではないが、賑やかなビオトープを観察したい。

導入段階で、お話しの後の観察活動は、アメンボ、マツモムシ、トビケラ類、アカハライモリ、ガガンボ、ニホントカゲ、ゲンゴロウ等々両生類、は虫類、水生昆虫にしようと思う。

  

いつも気しかけないガガンボ 橙色翅型♂

帰りに、いつもの筒状タンポポ探し。今日は「ふきずめ」のような花を発見。 

  

 昨年も見た。

小1時間だが、癒される。

みんな精一杯に生きている。またも励まされる。



 


今日も一期一会の沢山の出合いがあった。

2019-05-13 | Weblog


待ちに待った自称:初夏の女神ウスバシロチョウが舞い始めた。

初見から二日、今朝は数十頭はいたか一斉に林の中を静かに舞っていた。

羽ばたき、滑空する。林床を舞う姿はたおやかという表現が一番だろう。

なかなか止まってくれない。

遠くで止まったのを確認、走って近づくとすぐに逃げる。 ようやくたんぽぽの花に止まった。

  少し黒化

  

        

 

小川の岸辺で、羽化間もないサラサヤンマを見つけた。

いつも初見する堤でニホンカワトンボ♂に会えた。

ほぼ例年並みのようだ。

  

  

  


コンロンソウのまわりを飛ぶスジグロシロチョウ、花を目当てかと思いきや、葉に止まり日向ぼっこ。

調べると、食草はアブラナ科の多年草。モンシロチョウがキャベツなど栽培種を食するのに較べ野生のアブラナ科を好むことを知った。

  コンロンソウ

 久々のミヤマセセリ

ゆう君、すずちゃんの迎えがあり、2時間の里山、タンポポも見て帰宅。

やはり、筒状タンポポは違う。 あの場所で、5~6株を見つけた。

 

   

 

 
『一期一会』

思いもかけない人と出会い
思いもかけない人の手を握り
一期一会の喜びと
一期一会の悲しみをする
時には人ではなく
木であったり
石であったりもする
そして時には人よりも
木や石の方が
もの言わぬだけに
無限の感動を覚え
涙のにじむこともある
無常といい
永遠といい
命のやりとりのせつない尊さよ

(坂村真民)

 


ヒメシロチョウの絶滅を憂う

2019-05-12 | 自然観察

市内唯一のヒメシロチョウ生息地を訪ねた。

今年は4/13に初見、いろいろ心配していたが安堵した。

その後、ときどき訪ねてきたが、その都度多くてせいぜい3~5頭、全く見えないときもあった。

これまでこんな事はなかった。

ただ、今年は、昨年秋の3化のヒメシロ発生が極端に少なかったことから、春型の個体数を心配していた。

ピークは4月末で、もう産卵はおわり、じきに孵化が始まると思うが、成長過程には草刈りが待ってる。夏型の発生を心配せざるを得ない状況だ。

その後、隣町の生息地の様子も見て回った。そこでは未だ、盛んに産卵行動が見られた。

ツルフジバカマ以外に混生するカラスノエンドウやスズメノエンドウにも産卵をトライしている様子が見え、しばらく観察した。

産みにくさはあるが、スズメノエンドウに産卵したようだ。

以前にも、食草と言われるツルフジバカマ以外に産卵したことはある。

    《  参考: 拙ブログ  「ヒメシロチョウの産卵の不思議」》 
                    blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/cc62b63993f65b68501015b9a2a9cc24

その辺は食草解明の余地はあるだろう。

     

  

          

 

何年ぶりかで河東町藤倉に皆鶴姫の碑、難波池をのぞいた。

駒繋石の横に小さい池があったが、きれいに整備され水が入り、カルガモが浮かんでいた。

少し遅い発生と思っていたヤマトシジミがカタバミの上に。

  

  

   《参考 皆 鶴 姫 / 義 経 の 足 跡 を 巡 る》

http://www.aizue.net/kankouruuto/minazuruhimeruuto.html

ウスバシロチョウも1頭を目撃、カタバミの葉上でヤマトシジミが交尾していた。

キアゲハが田のセリに産卵、シオヤトンボが縄張りを行き交い、♀単独で産卵していた。

     

     単独産卵 シオヤトンボ

あちらこちらで、フジの花が咲き出した。
庭でも絢爛に咲き誇っている。 

  

    

  

 

今日も心に響く詩

ねがい

ただ一つの
花を咲かせ
そして終わる
この1年草の
一途さに触れて
生きよう

     (坂村真民)

 明日あたり、ニホンカワトンボとウスバシロチョウを撮りに行こうと思う。


木工クラフト&普通救命講習

2019-05-11 | 日々の生活

「もりの案内人」の支部研修会に参加した。

これまで、忙しかったり、体調が悪かったりで、会の行事には消極的参加でご無沙汰続きだった。

付き合い下手もあったが、町のボランティアを退き多少余裕も出来たこともあり、

また、何より自然に向ける同じ眼を持った仲間とのふれあいは大切にしなければと思っている。

 

今日は「木工クラフトと普通救命」の研修会だった。

 

数年前に積極的に参加して「クラフトマスター」の認定を受けたことがあった。

 何度かの講師に仲間入りして、自分の作品も結構たまった。でも、簡単なエンピツやクマさん、トンボくらいだった。

 今日は実技で創造的作品を、出来れば昆虫の解説に使える作品をと考えて行ったが、講習のみで残念だった。

 でも、会場にもり案の先輩の作品が飾ってあった。 小枝をうまく利用した作品はとても参考になった。

  

講義では、森林の働き、自然林、天然林、クラフトの適材、その他出前授業での小学生指導のポイントなどについて、参考になる要点を聞くことが出来た。

木工クラフトと環境教育の関連を整理できた。

 

* 昼休みは会場周囲の自然を見て廻った。

タンポポは、僅かにセイヨウタンポポがあるが、ほとんどは雑種だった。

水の入ったtんぼの土手にはモンシロチョウ、ベニシジミが多く、キタテハ1、オツネントンボ1を撮った。

部屋の脇にシャガが咲いていた。

セイヨウタンポポ  セイヨウ 

雑種タンポポ 雑種

 オツネントンボ


午後は消防署からの講師を招いて救急救命について、充実した講義と実践を体験した。

AEDや胸骨圧迫などの心肺蘇生法を繰り返し実践した。

また、山で骨折したり、ハチに刺された際の応急手当についても参考になった。

何度か受講した経験もあるが、ときどき復習することは良いことだ。


 

最近肩がこって、長時間の研修はとても疲れた。 皆さん、ご苦労様でした。

 


ウスバシロチョウ羽化

2019-05-11 | 日々の生活

自称、「ウスバシロの楽園」を訪ねた。

ようやく待ちに待ったウスバシロチョウに会えた。

一頭だけが、ちから強く、たおやかに舞っていた。

コンロンソウが咲き始めた。ウワミズザクラも。

カワトンボは未だ、シオヤトンボ♀が出てきた。

  ウスバシロの季節    

コンロンソウ  

 こんなところに。 

 

今日は、いつもの場所でないところで「筒咲きタンポポ」を発見した。

 

 

穏やかな のどかなりんご園で、Hさんと話した。

花は1週間ほど遅いようだ。一昨日は霜が降りたという。新芽が黒くしおれた。

春の幸、立派なこごみを少し採ってきた。

 

黒く枯れる 

*********

久しぶりに書棚の詩集「念ずれば花開く」を手に取った。

しばしばこころに響く詩の数々に励まされてきた。

どれも、どれもが心に響いてくる。

あらためて励ましと、勇気をもらった。

「二度とない人生だから」を大切にしたい。

そして、ときどき忘れかける 「生きること」を考えなければ。


タンポポ魂

踏みにじられても 食いちぎられても

死にもしない 枯れもしない

その根強さ

そしてつねに 太陽に向かって咲く

その明るさ

わたしはそれを わたしの魂とする

(坂村真民)


ヒメシロチョウが心配

2019-05-09 | 自然観察

ヒメシロチョウが心配だ。昨年秋、この土手に3化の産卵行動を見ることが出来なかった。

退院後、何度も車に乗せてもらい、おぼつかない足で訪れた土手にヒメシロチョウの姿はなかった。

今年の春型の発生が心配でならなかった。

幸い、4/13 ヒメシロチョウの発生を確認した。ひととき安堵したが、

例年より早いか遅いか判断が付かないでいたが、約1ヶ月は、何時行ってみても4~5頭みかけるだけで、その後増えることはなかった。

飛んでいていて良いはずの天候でも、全く見かけないときときもあった。

心配が現実のものになったような気がしている。夏型が心配だ。その後も・・・・。

産卵行動を数軒見かけてはいるが、絶対数が少ないのは確かだ。 これから一斉の草刈りもある。

心配でならない。 ただ、救いは、同じ時期に隣町では健在なことだ。 

   

  

 元気なのはモンキチョウ。他に見かけたのはベニシジミ、ツバメシジミ、ルリシジミ。いづれも個体数は少ない。

  

 

  

カラスノエンドウに次いで、スズメノエンドウ咲く。 

 

 

 

土手のスイバには交尾中のメスアカケバエが目だった。

胸の背中のほうと腹がオレンジ色の特徴あるメスアカケバエの♀は数年前に知った。♂は黒くて複眼が大きい。 ケバエのなかまだ。

  

     

  

ツバメシジミ♀