エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシロチョウの卵 

2014-09-30 | 自然観察

   
 ヒメシロの里入り口の土手で、2頭がカタバミやゲンノショウコの花の蜜を吸っていた。翅も大分傷んでいた。

   

 産卵行動はなかった。奥の土手では見かけず、いよいよ終わりかと思われた。

 卵の様子を観察、孵化している抜け殻を見た。わずかに食痕らしきものもあるが、丹念に探すも幼虫の確認は出来なかった。

  卵の色はいろいろだ。産卵直後は白 →日を経て黄色 →孵化が近づくと黒化することが分かる。

 これからどんどん気温が下がる。蛹化できるまで生長できるのだろうか心配だ。また、幼虫の観察に来たい。

 孵化した殻 食痕? 孵化間近

 ウラギンすじヒョウモンが枯れ草に盛んに産卵していた。ヒョウモン類の産卵行動は不思議で興味が湧く。

 

 帰りに、マダラナニワトンボ♂♀各1頭を確認。9/19再会の場所だ。嬉しかった。

 ♂  

  ナツアカネ 顔も真っ赤か  ♀

 マイコアカネ♂   ♀

 

 


会津まつり 

2014-09-24 | 日々の生活

 

 朝8時過ぎ、ボーイスカウトで藩侯行列に歩く武くんを西出丸まで送った。
  昨年も同様だったが、自転車で本丸での出陣式を見に行った記憶がある。 
  今年も10時半、お城の花火を合図に自転車で家を出た。会津酒造歴史館前で行進を見た。
  今年の人出は驚きだった。昨年の倍くらいはあったろう。おそらく、ドラマ「八重の桜」の女優綾瀬はるなさんを一目見ようとのことのようだ。
 何度も見てきた藩侯行列だが、震災後の会津の復興を応援しようと、会津縁りの各地からの参加があった。  

 滋賀の日野市、青森のむつ市、松坂市、横須賀市、長岡市、県内では白河市、二本松市など、それぞれの縁から行列にに参加していた。

 いにしえの、特に戊辰の会津の悲劇をまた思い起こしながら
 にぎやかな行列風景をこころ静かに見つめた。

   

  八重

 

 素晴らしい天気だとじっとしていられない。午後は、D地域へ例のツルフジバカマの分布調査に出かけた。                                                    稲刈りが始まっていた。黄金の稲の色が目に眩しい。

少し足を伸ばして鍋沼へ。少し色づいた葉がチラホラ。静かな、静かな土手を歩いたが、トンボがとても少なかった。

   

   


 あわよくば会えるかと期待したマダラナニワトンボ、やはり今年はもう会えないかも。19日は貴重な出会いだった。

 十数年産卵に訪れていた池からは姿を消した。発生している池は推測が付くが、確実に絶滅へ向かっているような記がする。

 状況が整えば周囲の水辺のどこでも産卵してくれると思っている。もっと積極的な保護対策が出来れば・・・と思うが。

 今日も誰もいないススキの揺れる山道に分け入る。これで良いと言い聞かせながら。
 秋は徐々に深まっていく。

  コノシメトンボ♂   アキアカネ♂

顔が青白いマイコアカネ マユタテアカネ♂

マユタテ ♀   ナツアカネ ♂

   ゴイシシジミ

ノシメトンボ♀  キトンボ

秋の林道にオオハンゴンソウが1本、どう殖えていくか観察しようか。

オオハンゴンソウ ヤマジノギク

コナラ  クリ

 イヌザンショウ ルリタテハ


 庭のキンモクセイが咲きはじめ、ほのかな香りが漂いはじめた。

 濃いめのムラサキの友禅菊、鮮やかな黄菊、伸びたシオンなど、毎年それぞれの場所で咲きほこっている。      

 風に揺れるコスモスも可憐だ。     (2014.9.23)

   

 

    

 


ツルフジバカマの分布調査

2014-09-20 | 環境問題

 ヒメシロチョウの里で、今後保護のポイントとなる食草の分布を調べはじめた。
 来春計画しようと思っている食草の「ポイント計画」、つまり、土手や草原の草刈りの際、ツルフジバカマを一部刈り取らずに残す案だ。
 一段と、個体数は増えると思う。
  先ず、まん中の「田2」を丁寧に見て回った。いよいよ3化の個体数も減って来た。昼前のヒメシロ時間に併せて歩いたが、目撃は1頭のみだった。
 10ある田んぼの土手の5箇所にツルフジバカマがしっかり生えていて、その2箇所には新しい卵が産んであった。産みやすい株があるのだろう、一株に10数個も産んであるところもあった。

 

今まで葉の表に一個ずつ産み付けられているのが普通だが、葉の付け根に2個くっついて産んであるものもあった。産みたては白く、少したつと黄色くなっていた。順調に育って欲しい。
ところでどんなところで蛹化するのだろうか。雪の下でどう無事に過ごすのだろうか。

 近くの池ではオオルリボシヤンマが盛んに産卵していた。メスにもオスのようなブルーの斑紋がある個体もいた。また、アオイトトンボが集団で産卵していた。
 

 

 

 アオイトトンボ   オオアオイトトンボ

ウラギンヒョウモンが盛んに地面に産卵していたが、近くを探しても食草のスミレ類はないようだったが・・・。まさか無駄なことはしないだろう。

    コブシ
 
 秋が深まるが、もう何日かかけてこのヒメシロチョウの里の食草分布を調べたいと思う。


マダラナニワトンボとの再会を喜ぶ

2014-09-19 | Weblog

 

 昨日のブログで、今年はマダラナニワトンボには会えないかも知れないと書いた。
「昨日、もう姿を見せてよいマダラナニワトンボに会いたい一心で出かけた。
残念ながら会えなかった。今年は、どうも会えないような記がしている。十数年、何とか運良く再会を果たしてきたが、残念だがそんな気がしている。」と。

今日偶然に彼女(とは言ってもオスだったが)に会うことができた。嬉しかった。
 場所は、おそらく発生源と思われる水辺のごく近くの農道、ここでは、年に一度、しかもいつも単独だったが、3~4年毎年行き会っていた。
 1年ぶりに再会する彼は、思ったより小型だった。翅の様子を見ると、大分前に羽化したものではないだろうか。

 

  

このマダラナニワトンボ、おそらく7月中頃には羽化して森の中で過ごしていたのだろう。福大の塘先生からは、M湿原では、1ヶ月前に、しかも今年は多く発生しているとのメールをもらった。若松近辺で、産卵のために水辺に近づくのを見かけるのは例年9月中旬になる。
 実は昨年、たまたま水位が低下したため池で、岸辺で産卵するペアを見かけることが出来た。残念ながら、このため池、今年は水位が1m以上上昇し、昨年の産卵適地は水の中に沈んだ。おまけに周囲はクマザサの藪で、産卵に訪れる環境にはない。たまたま、昨年は土手の工事のために水位を下げていたことを知った。マダラナニワについては、産卵場所の確保が必要と思われる。
 マダラナニワトンボにかかわらず、今絶滅を心配されるチョウやトンボは、ただ心配と言うだけでなくその積極的な保護対策が急務だ。
 特にマダラナニワトンボについては、赤井谷地周辺のビオトープネットワークを大切に考えなければならないと思っている。
 しばらくは、マダラナニワトンボとのさらなる再会を願って里山を巡ってみたい。

 

 

 


明るい兆し ヒメシロチョウの保護

2014-09-16 | 環境問題

 

 昨日、もう姿を見せてよいマダラナニワトンボに会いたい一心で出かけた。
残念ながら会えなかった。今年は、どうも会えないような記がしている。十数年、何とか運良く再会を果たしてきたが、残念だがそんな気がしている。

 帰りにヒメシロの里へ回った。ここでは3化のヒメシロチョウが盛んに産卵していた。

 産卵直後に刈られてしまった草原を前に呆然としていたことを思い出した。

 でも、あれから2週間、ツルフジバカマの新芽が10センチほどに伸びていた。

 そして未だ葉の開かない新芽を間違いなく見つけて、明日のいのちを産み落とす白いチョウを見つめることが出来た。自然の神秘、不思議を思った。
 ピントのあった写真は数10枚撮って1,2枚か、なかなか止まってくれない蝶の飛翔を撮った。

  ようやく見つけたツルフジバカマ

 

     

産卵は、ゆっくり写すことが出来る。逆さになり、葉の表にお腹を90°に曲げて一つの卵を産み付けた。

丁度卵が産み落とされる瞬間を撮ることが出来た。

無事に育って蛹化し、冬を越し、来春4月末に会えることを楽しみにしている。

       

    

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  今日、思い立ってヒメシロチョウの舞う姿を町役場のKさんに見てもらいたくて連絡を取った。11時に約束をして役場へ出向いた。

 農林課のOさん,Hさんも一緒に現地のヒメシロチョウを観察することが出来た。

 数日前に刈り取られた土手に刈り残されたツルフジバカマの芽を見てもらった。農道脇に花を付けているツルフジバカマを見てもらった。

 草原に着くと、目の前にヒメシロチョウが止まって産卵をはじめた。良いところを見ていただいた。

 未だ伸びたばかりのツルフジバカマの若葉に、3個の卵を見つけ観察できた。

 草原をしばらく見て歩き、この町の宝を認識していただいた。

 結構ありふれた草かも知れない。でも、このチョウは確実に減っていて、この地域にしか見られなくなってしまった。ここも、危ないのだ。

 年に3回も発生するチョウなのに、なぜ絶滅の道をたどっているのだろうか。やはり、除草に原因があると思われる。

 卵を産むと同時に、草が刈られてしまうのだ。せめて草刈の時期を考えたいと思っている。

 いつの時期も、何とか卵を産み付けが生長するだけの食草を確保しておきたいと思う。

 急に空が暗くなり雨が落ち始めた。雨の中、Oさんの薦めで近くの文化財関連施設に居られるSさんに話を聞いてもらうことになった。

 Oさんは、出来ることからやればいいといくつかの提言をして下さった。早急な役場の対応がありがたかった。 

 ヒメシロの生息するこの草原は年2回の刈り取りと聞いた。取りあえずは、これからは草刈りはないと知り安堵した。

 少なくとも今産み付けられたいのちがなんとか蛹になり、来春の羽化を想像できる状況が嬉しかった。

 前向きな町の協力を得て、明るく目の前が開ける思いがした。

 しばらくは来年からの策を練っていきたいと思っている。       2014.9.16


総合学習 「森で遊ぼう」

2014-09-15 | 教育を考える

 

 第5回のテーマは、「ハンカチの葉っぱ叩き染め」と「木工クラフト」と「河原の石のペインティング」と、充実した芸術教室だった。
 参加者: 子ども31名、保護者10名

  ●「叩き染め」
 周囲の葉っぱを見つけてきて、思い思いにデザインしてハンカチを染めた。そこに、多少の葉っぱについての知識を加味すればいいかと、少し要らない欲が湧く。たたき台のベニヤ板の上に新聞紙を敷く、そこに葉っぱを裏返しに置く、そしてハンカチ、ポリエチのシートを置いてカナヅチでひたすらたたくのだ。
 カエデなどは表をハンカチ側にむけた方が良いようだ。シダやモミジの葉の縁の細かいギザギザまでがよくハンカチに写された。水洗いして乾燥する。みんな、きれいに出来上がった。

 ●「木工クラフト」
 小生、いつものことながら、怪我の無いようにだけ気をつけて見守った。
 いつものように短い枝でエンピツ作り、欲しがる子どもたちにプレゼントした。
 11時を回る頃、雨となった。並べたテントの間から雨が漏れ、敷いたブルーシートも雨ぬれた。作業は終盤近かったのでよかった。すぐに公民館へ避難することにした。

  

 ●ストーンペインティング
 お昼を食べて、午後は前回川底から集めた石を使ってのペインティング。
 講師はYさん、「画用紙に描くように描いては駄目!」「石の形からイメージ!」と。
 小生、三角形の石を見つけ、磐梯山を描く。画用紙に描く絵になってしまう。 

    

 

 いづれのテーマにも、子どもたちはきわめて意欲的に取り組んだ。まるで、小学校の図画工作の授業のようだ。

  このテーマを膨らませると、素晴らしい総合学習が展開できると思った。
 かつての教材研究のテーマが浮かんできた。
 テーマが多すぎた嫌いがあったが、子どもたちにはかけがえのない体験となったと確信している。 
              2014.9.13


忙しかった 9月第2週

2014-09-12 | 日々の生活


 
7日 日曜日
 すずちゃんのお宮参り、50日のお祝いをした。
お諏方様ですずちゃんの明るい人生、心豊かな人生を祈った。
悠くんは、張りつめた神社の様子に神殿には上がれず、ばあちゃんと外で待っていた。
お祓いを受ける鈴の音はじつに清々しく、打ち鳴らす太鼓の音にこころ清められる思いだった。

  

9日 火曜 ~10日 水曜
  母方のO家従兄弟会があった。懐かしい再会、東山温泉で楽しいひとときが流れた。
 翌日は、みんながお世話になったT伯母13回忌,K伯母、S祖母四十三回忌
  の法要があった。

 
 
11日 水曜日
 午前中は、病院検診、大分呑んだ後で心配したが、まあまあの結果。
 午後は従兄弟会の会計報告を作り、会のスナップ写真の編集を終えた。
 夕方、柳津の従兄弟頭のHちゃんを訪ね、報告書の了承を得る。帰りは月見が丘温泉に浸かった。

 【エッセイ】

  胸を打たれる  女性の美しさ

 月に一度の検診日、病院の待ち時間にはいつも読書をしている。きょう持参した本は懐かしい山本周五郎著「小説日本婦道記」だった。色あせた文庫本を手に、実に半世紀も前に感動に震えた我が青春が浮かんできた。この美しい文脈で語られる短い物語それぞれに胸を打たれるが、当時は特に「二十三年」が印象に残っていた。/厳しい武家社会の中で、夫や子のために生き抜いた妻や母の、美しくも悲しく、清々しい生き方を賛美したい。今の時代を浮かべながらも、そこには、「時代が違う」では片付けられない、忘れてならないこころがあった。/その頃は知らなかった村岡花子氏が書評を寄せていた。曰く、「旧くして新しきもの、移りゆく世代を通じて不変の民族の魂の脈打つのを感じる。」「過去を知ることは現代に生きることでもある。」と。/女性の社会活躍が叫ばれるこれからの時代にも、この話しに登場する女性たちの美しさは変わらないものであって欲しい。

 12日 木曜日
 朝の内に従兄弟会の報告についてSちゃん宅訪問、その足でマダラナニワトンボの様子を見に行く。未だのようだ。今年は見ることが出来るのか心配している。
 午後は突然に突風が吹き雷鳴とどろき、一時間ほど強い雨降りとなった。
 ようやく従兄弟会の疲れが取れてきたようだ。

ワレモコウにノシメトンボ                             ワレモコウにコハナムグリ                       キセルアザミにハナアブ

  

 

キトンボ                             コバネアオイトトンボ                                   ミドリヒョウモンのペア

  

明日13日は、「森で遊ぼう」だ。
 計画は、・葉っぱの叩き染め、・川の石にペインティング。最近天候不順、何とか雨に遭わないで終えたいと思う。


 

本当に忙しかった1週間が終わる。

しばし立ち止まり、庭の秋を楽しみたい。


オオルリボシヤンマ 産卵盛ん

2014-09-08 | 自然観察

A地点の山間の池、オオルリボシヤンマ、今池のあちこちで盛んに産卵が見られた。
産卵する♀の周りを3,4頭の♂が、一見守ってやるようにホバリングをしている。

  

薄曇りで、涼しい風に向かってホバリングする♂を撮った。
今年も6月頃から出始め、未だ十月中旬まで元気に飛んでいる。
いつ見てもオスのルリ色の模様が美しい。

 


小さな自然 愛おし 

2014-09-07 | 自然観察

はっきりしない天気が続く。久々に夏を意識する天気に誘われた。

収穫も間もないだろう。誰もいない山間の田の土手を、数頭のヒメシロチョウが舞っていた。

休耕の田にヒメシロチョウが吸水している。愛しい、声を出して彼女らの無事を祈った。

  ヒメシロチョウ3化 吸水

 

3化の時期にも結構幅がある。また、土手の草刈りもいくらかずれがある。そこがヒメシロチョウが生き延びるポイントだ。

農家の方に協力を願い、なんとかツルフジバカマを残す方法を探りたい。

そばの花が満開だ。ウラギンスジヒョウモンチョウ、オオチャバネセセリが乱舞している。

オニヤンマはまだまだ元気に飛び回っている。

アオイトトンボもペアが増えてきた。草むらに入ると、コバネアオイトトンボがスイスイ飛んでいた。

  アオイトトンボ  交尾

  コバネアオイトトンボ   ♀ ♂  ♂

秋を迎えた里山で小さな自然を見詰める幸せを感じている。

 ジャノメチョウ♀ オモダカ  マルガタゲンゴロウ?   アジアイトトンボ♂

  ハンミョウ

 ウラギンヒョウモン産卵にナツアカネ    ヤマボウシヤブガラシの花に アゲハ

   

 

   ゴイシシジミ  マユタテアカネ 交尾

トノサマバッタ  2014.9.6


ヒメシロチョウの保護を訴える

2014-09-02 | 環境問題

 

  役場の担当者と連絡を取り、午前中にヒメシロチョウ保護についてお願いと提言をしてきた。担当のKiさんとKaさんが熱心に聞いてくれた。いくつもの資料を持参し、この地区に絶滅が心配されているヒメシロチョウが生息している事実を話し、その保護の必要性と対応についての提言を聞いてくれた。
  何年か前から、消えゆく虫たちのいのちを守るための行動をしてきた。でも、個人の力は弱いものだ。同調する仲間を求めていくつかの団体にも近づいた。
  しばらく絶滅が危惧される虫たちの保護や自然環境の保全を訴えても、具体的には何ら変わることはないことに焦りを感じていた。
 最近、行政にお願いする一つの道を選んでいくつかの行動を起こした。その一つだ。
 
 役場を訪ねたその足で,D地区にヒメシロチョウを訪ねた。すっかり刈り取られた草原にヒメシロチョウの姿はなかった。実りの秋、穂を垂れはじめた田んぼの上をひらひら舞う一頭をようやく見つけた。仲間を捜しながら、刈り取られた土手を行ったり来たり、珍しくツユクサの蜜を吸う。タデの花にも止まった。寂しさが込み上げてきた。

土手によっては、所々にツルフジバカマも伸び始めていた。今羽化しはじめたヒメシロチョウがそれらに産卵すれば、稲刈り間近の土手の草刈りはないこの先はないだろう。何とか無事に蛹化し、来春元気な姿を見たいとこころから願っている。繰り返す数十年来の思いだ。

 

 久々の晴天に蕎麦の花にはウラギンスジヒョウモン、アカタテハ、オオチャバネセセリが訪れていた。

スジグロシロチョウの産卵をじっくり観察した。
    

  

  

    

 

 


懐かしいオオヒカゲ

2014-09-01 | 自然観察

  金曜日の里山で出会った仲間だ。

オオヒカゲ、なんともう50年ぶりくらいの出会だった。飛翔からすぐに分かったが、遠い昔の思いがよみがえった。

少し遅れて咲くアザミは、総包片が反り返るナンブアザミだろう。

 

アカネの類、ノシメトンボ、マユタテアカネ、マイコアカネ、ヒメアカネ

 産卵

マユタテ   マイコアカネ

 ヒメアカネ

 

        オオアオイトトンボ                      コバネアオイトトンボ ♂                   コバネ♀

  ギンヤンマ  クロヒカゲ

      アオサギ 珍しく逃げなかった

  

     トリカブト  ジャノメチョウツバメシジミ  色の濃いハギの花

 

今日は一帯のヒメシロチョウを探したが、D地域以外は見つからなかった。

今年のマダラナニワとの再会が心配だ。