久々の晴れ間を見て、朝のうちにお城へ行くことにした。今日も運動不足解消だ。
9時出発、ゆっくり足下に気をつけながら、昔通った街中の細い道をお城へ向かった。現役のころも、年に2,3度は雪のため歩いて出勤したことを思い出した。
数十年ぶりに通る道すがら、知り合いの家や店を確認して、流れた遠い日々をを思い浮かべた。
途中、槻木町の八角神社にお参りした、近くの櫻ケ岡出世地蔵尊も本当にしばらくぶりだった。
八角神社
櫻ケ岡出世地蔵尊
料亭生粋、萬花楼の前を通って、宮泉銘醸を経て北出丸からお城へ入った。
宮泉酒造歴史館
入り口の手前,元会津藩家老の内藤邸の跡地、雪の白露庭へ足を踏み入れた。
北出丸入り口
坂を上ると朝日をバックに天守閣が聳えた。膝近くの雪を踏みしめ、アングルに気を遣いながら天守閣を撮った。
鉄門は閉じられていたのでUターン、本丸へ向かった。
きれいだった。広い雪の本丸の縁に、雪吊りされた多行松がとても美しかった。
荒城の月の歌碑を上り、美しい雪の鶴ヶ城をながめた。
荒城の月
こうして、人生の一瞬間にお城で感動のひとときを過ごしていることを思った。
帰りは、曇り空に少し風が吹き出した懐かしい雪道をたどって帰路についた。
約2時間半、すがすがしい感動の散歩だった。