町内のYosiさんから、部屋で珍しいトンボを見つけたと電話があった。
多分、オツネントンボと思い、特徴を聞いた。この時期見つかるのはそれ以外にない。
薄いポリエチの袋に捕まえて持参したトンボは、やはりオツネントンボだった。
部屋のカニサボテンに移した。静かにしていたが、じきに動き始めた。
動き回るかも知れないが、零下の雪の野外ではかわいそう、吸水もできるだろうと風防室に移した。
秋の終わり、林に群れをなして舞っていたオツネントンボだが、、成虫は氷点下の低温に長期間耐えられる。
各地で、特に北陸や関東地区などでは激減している地域もあるらしい。
7-9月にヤゴが羽化して成虫となり、未熟のまま越冬し翌年交尾、植物の組織内に卵を産み付ける。
昔の写真をHDで拾った。
2011.9.17撮 2013.5.12撮
珍しい!緑色に輝いている。2012.10.8撮
2011.5.17撮影 成熟眼が青い2012.9.25撮 未成熟
翅の付け根が青くなる
日本で越冬するのは3種 オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボだ。
ホソミオツネントンボ 2009.5.9撮
雪の季節、シーズンオフ中に,愛おしいチョウやトンボたちの生態について勉強しよう。