明日から天気が良くないようで、薄日の射した午後、スノーシューで里山を歩いた。
「森で遊ぼう」の昆虫ウオッチングで昨年8月に歩いた沓掛峠へ。
のぼり始めはガスがかかっていたが、じきに細かい雪が降り始めた。
山神社前にクルマを止め、約1時間の雪の林の中を楽しんだ。
金堀の滝の様子も見たかった。峠の雪道は積雪約5,60センチ、快適に歩くことが出来た。
買ったばかりのスノーシューにはテールが付いていたが、ときどき左右のテールがこすれて歩きにくいと感じた。
たしかに浮力が出るようで、新雪や荷物が重いときには有効かも知れない。
じきにスギ花粉 ウバユリ フジの実
普段見かける動物の足跡はほとんど見られなかった。
帰りは、何回か斜面を歩いて近道をした。静寂の中、しんしんと細かい雪が降り始め、そうそうに峠道を下った。
静寂、何も聞こえない。すべてが凍り付いている墨絵の世界。
目ににする動きは、小糠のようにように降る雪と、金堀の滝のきれいな水の流れ。
夏のあの歓喜に包まれた子どもたちの声が聞こえてきた。
雪が消えるまで、何度か雪の林を自由に歩いてみよう。