エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

マタタビのアミ細工

2011-10-31 | Weblog

 4月に知り合った町内のYさんから、立派なマタタビ細工をいただいた。
 役員会で意気投合してお友達になった。.磐梯のスケッチを差し上げたり、Yさん手作りのヤマブドウで編んだストラップをいただいたりした。

 日曜の朝、Yさんは我が家の庭に殖え続けている黒竹に興味を持って、アミ細工の材料に使えないか試してみたいと竹を採りに来られた。
黒竹は生えて一年目は青いが二年目には黒くなり趣がある。細工したあとは黒みは残るのだろうか。
 Yさんは10年ほど前から趣味で編み組細工を始めたそうだ。あちこちの職人を訪ね、三島の先達から教えて貰っているようだ。
  
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  季節が冬へと変わり、周りが雪景色になると、農作業を終えた人々はものづくりを始める。自然からいただいた素材を用いて自らの手で民具を生み出す文化がここでは綿々と受け継がれています。特に奥会津編み組細工は平成15年に国の伝統的工芸品に指定され、その歴史は縄文時代まで遡ることのできる、生活のための伝統工芸です。
   (参考)雪国の手仕事 【奥会津三島編組品振興協議会】 HPより
   http://www.okuaizu-amikumi.jp/about.html
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 いただいた手作りのぬくもりが伝わるマタタビのザルは、なかなかのデザインだ。早速、リンゴ、ブドウを盛ってみた。
 Yさんありがとう。

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コオロギ

2011-10-30 | Weblog

秋の深まりの中、道ばたに動きの鈍いエンマコオロギを見つけた。

真民さんの詩をつぶやきながら手を近づけると、静かに歩を進めた。

 二度とない人生だから 
 
二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛を
そそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳を
かたむけてゆこう

二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないように
こころしてゆこう
どんなにか
よろこぶことだろう

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孫が生まれた

2011-10-29 | 日々の生活

 予定日より5日も遅れて、昨日の朝、孫が生まれた。
 私らの五人目の孫、一番長く我が家にいた末娘の初産だった。
 娘は前日に入院、陣痛が弱くて難産だった。ようやくの無事の出産、母子共に元気でよかった。
 いつも新しい命の誕生は感動だ。どうか、健やかに育って欲しい。この子に心豊かな平穏な人生を頼みたい。

 夕方、早く見たいという我が家の孫を連れて病院へ、窓越しの、初めての従兄弟の対面だった。
 二日間、ばーちゃんには付き添いやら、家の仕事やらで、大変ご苦労様でした。
 生まれた男の子の名前、大分前からいろいろ考えていたのにまだ決まらないようだ。
 きょうは、赤ちゃんは部屋に来るのだろうか。本人は、まだよく顔を見ていないといっていた。また、きのうは本人が熱を出したようだ。丸二日間ほとんど眠れなかったし、疲れただろう。無事の退院を願っている。

 

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青春 北杜夫

2011-10-28 | Weblog

  24日の朝、作家・北杜夫さんが亡くなった。
その作品はほとんど蔵書とし、本棚に揃って並んでいる。若き日に、愛読した特別な作家だ。
 「幽霊」「どくとるマンボウ昆虫記」、「楡家の人びと」「少年」、、「羽蟻のいる丘」など、胸躍らせて読んだ。
  あの分厚い、白い布装丁の「楡家の人々」に感動し、「幽霊」の一節「人はなぜ追憶を語るのだろうか。・・・・」を暗誦した。発刊と同時に求めた「或る青春の日記」には、信州松本での青春の赤裸々な自画像を見た。
  拙ブログ【懐かしの北杜夫 2008-04-12】
  http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/11cd6a517c623ef6a0d9be542297f64d
 美ヶ原でのチョウとの出会いの光景が、昆虫少年の目に重なった。
 全学部の部活の合宿であの思誠寮にも泊まることが出来た。そして寮歌「春寂寥」も全部覚え歌った。すべてが遠い思い出だ。
 やがて興味は北杜夫から斎藤茂吉へ、上山の金瓶や最上川に茂吉の面影を追ったこともある。

 父・斎藤茂吉の生涯を書いた4部作、《青年茂吉》《壮年茂吉》《茂吉彷徨》《茂吉晩年》を求め、ときどき手にとって、茂吉の歌を読み上げてたりしている。
  拙ブログ【 歌聖 斎藤茂吉を訪ねて 2007-01-28】 
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/470a17da4018ca2d344c11de5b822ccc

 北杜夫は大好きな作家だった。あの一文一文の素晴らしい文体、ユーモアあふれる文章に魅了される。「楡家の人々」や、すり切れるほどに読んだ文庫の「昆虫記」は特別懐かしい。もう一度、北杜夫作品を楽しみたいと思っている。

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庭の秋

2011-10-26 | 自然観察

    何年か前から実を付けたカリン、昨年は初めてたわわに40~50個が鈴なりに実った。
まだ色づきが悪いが、風で5,6個落ちた。香りも色と比例するのか、まだ薄かった。
 秋を感じながら庭を巡った。

 

キキョウ                                              サンショ

 ミセバヤ

 ノブドウ

  

 ナデシコ                                        ニシキギ

 

ムラサキシキブ                                  タラ

 ドウダンツツジ

 


町内敬老会

2011-10-23 | 日々の生活

 町内の3大行事の一つ敬老会があった。
敬老会とお楽しみ会、芋煮会がセットだ。
久々にいいお酒を沢山、楽しくご馳走になった。
組長が芋煮の準備、包丁を持って集まったのはほとんどが奥様方だ。

10時半、敬老会の開会、70,75,80才と、今年ちょうどその年齢の方にお祝いを差し上げる。

最高齢は95才総勢33名だった。お祝いは70才には紫の寿の座布団だ。

続いてのお楽しみ会は素人の会津マジック研究会会長さんのマジックショウ、子供会の子供たちも30人ほどが集まった。

 続いて芋煮会、総勢100人近く、組長さん方が協力して作った芋煮をみんなでいただいた。

普段顔を合わせるが名前も知らない人とも結構共通点があり、話しが弾んだ。

 カラオケは30年ぶりだろうか、歌がつきたころ一曲歌った。

忘れていた血が騒いでのリクエストは、「おゆき」だ。昔よく歌った懐かしい歌、いろいろ思い出された。

 自分だけが何も忘れて歌った。あらためて、カラオケは自己満足なのか・・・と思った。

 カラオケ 会長さんの進行

 最後のあと片付けまで長居して、3時過ぎに帰宅した。

 大病前のように、かなり飲めるようになった。嬉しいが、妻の心配にも十分に耳を傾けたい。 

 さすがに晩酌は、もっと飲みたいが止めた。呑兵衛の反省の気持ちを込めて。

 


秋の深まり

2011-10-22 | Weblog

  色づいたイチョウの葉が舞い始めた。やがて、木枯らしがすべての葉を落としてまた雪の季節を迎える。
 
 数日前、磐梯山麓を舞うハクチョウを写しに翁島へ。でも、白鳥浜あたりで2羽を目撃したが、シャターチャンスはなかった。

 まだ飛来数も少なく、また、時間帯もあるのだろう。 長浜にはオナガガもの小集団が波間に漂っていた。

 また春までの長い間、冬の水鳥たちを楽しみたいと思っている。

 陽だまりの倒木に止まるアカネも近づいても動かない。ふわっと舞い上がったノシメトンボが肩に止まった。

 でも、そんな秋の深まりの中、オツネントンボとオオアオイトトンボが結構目立っていた。

オツネントンボ

 オオアオイトトンボ

 

アキアカネ

ナツアカネ

 あれほど虫たちでにぎわった山道に物悲しい虫の音がかすかに響いていた。愛おしい虫たちとしばしの別れだ。
 愚鈍な自分を確認しつつ、秋の山道に一人たたずみ自然への畏敬の念を新たにした。
                                                          (2011.10.10)


全校芋煮会

2011-10-21 | Weblog

  昨年より2週遅れか、きょうは小学校の芋煮会があった。
 みんなで分担を決めて持ち寄っていた食材、今年は放射能汚染が心配で学校で揃えたようだ。
 用事を足しついでに、自転車で芋煮会の様子を見に行った。

 グランドいっぱいに、学年縦割りの班編成で5,6年生が中心に協力して鍋をかき混ぜていた。
 昼近くで、早い班はそろそろお椀によそって食べ始めるところだった。

 

 

 火の横にシートを敷き、何人もが指を折って数えながら俳句を作っていた。なるほど、俳句を詠むにはいい場面だ。

 広いグランド、孫を見つけるには難しく、遠くからシャターを切っていた。
 帰けがけに偶然、校門の端でおにぎりを頬張っている萌香ちゃんがファイダーに写った。

 また、家に戻って写真をチェックしていたら、うまいことに気づかなかった武琉も写っていて驚いた。

  昼までは、まあまあの天気に恵まれて、今年も秋空の元、楽しい芋煮会を過ごせたようだ。

 午後からは雲が出て、風も出てきて寒くなってきた。
 

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孫と楽しい散歩

2011-10-18 | 日々の生活

  ラックが死んでからとんと散歩に行かなくなった。でも、最近はよく萌香ちゃんに誘われる。そういえば、この夏休みにも何回かゴミ拾いを兼ねて町内を歩いた。
 きのう月曜日、小学校は、土曜日の笹りんどう祭の振替休日で、武琉と3人で飯盛山まで行った。

 朝9時半、月曜日なのに飯盛山には、結構沢山の観光客が来ていた。   
  厳島神社に参り、さざえ堂から隊士のお墓に、そして自刃の地でお城をながめた。
 久しぶりだった。
 白虎隊士がくぐった洞門で、昔は夏休みによく泳いだ思い出がある。
 お墓の裏には、オオムラサキが悠然と飛んでいたことを思い出した。
 自刃の地が整備され、遠くにお城がかすんで見えた。

  墓も前の広場では、霧島昇の「白虎隊」が流れ、観光客用に剣舞が舞われていた。
       http://www.youtube.com/watch?v=cRL0Xx9uwRE&feature=related

   武琉は今度総合の授業「一箕町の良さを伝えよう」で飯盛山の歴史を調べるらしい。

  帰りに短大図書館へ寄った。

大学祭に合わせて造った学生の卒論作品だろう。また新しいデザインのアート遊具が2つできていた。 拙ブログ 【アート遊具で遊ぶ 2011.4.5】

いろんな話をしながら約2時間、楽しい散歩になった。

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草木を以って燐となす

2011-10-16 | 文芸

 最近良寛の漢詩 「来韻(らいいん)に次す」を読んだ。

この詩は、いつも我が信条としている「生涯懶立身 騰々任天真」と同じ心境だ。
  ときどき焦る気持ちを、そう言い聞かせて過ごしてきた。そんな生き方に近づきたいからかも知れない。

   来韻に次す  

頑愚信に比無く
草木を以って燐となす
問ふにものうし迷悟の岐
自ら笑う老朽の身
脛をかかげて間かに水を渉り
嚢を携えて行く春に歩す
聊かこの生を保つべし
敢えて世塵を厭ふに非ず

 前に「庭を巡り、里山を巡り、日々自然の中で無為に過ごしている。これ以上の喜びはない。」とブログに書いた。【自然の中で、無為に過ごす。2011-04-26 】
 春から秋までは、日々里山を巡って身近な自然に慰められている。

ただそれだけでいい。決して欲せず、穏やかに過ごしていきたいと思っている。

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笹りんどう祭

2011-10-15 | 教育を考える

  孫の通う小学校で「笹りんどう祭」があった。学習発表の場、小学校版の学校祭だ。
 先日「俳画コンクール」に応募しところ奨励賞をいただくことになった。
 お祭りのオープニングセレモニーで、恥ずかしながら全校生、父兄を前に表彰され立派な賞状をいただいた。
 体育館は周囲に父兄の観覧席が設けられ、壁には俳画コンクールの作品が貼られて、大人の部に我が輩の駄句もあった。
 俳句は何年も前から「全国一」全員がことあるごとに俳句をつくり、作品は学校中に貼ってあった。

 

 開会宣言のあと、各学年の発表から元気を貰い、素晴らしい感動のひとときを過ごすことが出来た。
  どれも素晴らしく子供たちの歓喜に満ちた姿に、頼もしさを感じた。
創造的な学ぶ姿勢に圧倒され、子供たちの秘める無限の可能性を見ることが出来た。

 萌香ちゃんたち1年生は、【心を一つに力を合わせて】「さんぽ」「おおきなかぶ」「トウモロウ」を歌った。
 Tomorrowの歌詞を聴いた。素晴らしい歌詞だと思った。
  Tomorrowは、NHK『生きもの地球紀行』のエンディング曲として、1992年に発表され、合唱曲として最近コンクールの課題曲になっているらしい。
”旅立つあなたに伝えたい
 戸惑いや 悲しみを超えること
 木漏れ日が 空にクロスして
 虹のかけらになることを”
 子供たちが真剣に歌う姿と歌詞が相まって、涙が流れそうになった。

3年生武琉君たちは 【笑顔一杯! リズムに乗って!】で、「ドレミの歌」「小さな世界」「森の子守歌「レッツゴーソーレ」「クラップパラダイス」をリコーダーを演奏しながら歌った。
 県大会金賞の合唱部の発表も素晴らしかった。曲は「荒城の月」「ふるさと」など、さすがに名曲だ。
  4年生は会津まつりの時の鼓笛隊パレードのマーチングバンドを再現した。

 
 
最後はみんなで世界のはなの合唱。そして「マル・マル・モロ・モリ! マルモリダンンス」吹奏楽の踊りながらの演奏で退場だ。

 これまた県大会で金賞受賞の合奏部約50人の発表は 「All around the World  ~世界中のすべて」素晴らしい演奏に惜しみない拍手が鳴り止まなかった。

ステージ脇の時計の下に書額が飾られてあった。「一生懸命」とある。すべての学年、生徒たちの発表が余りに素晴らしく、まさに子供たちの姿だった。

 体育館での全体発表の後はワークショップ、2年生は「わくわくドキドキ お店屋さん」、4年生は「チャレンジ ひとみっこ 環境探検隊」、

6年生は各クラスが会津の歴史を扱った発表で、その調査や研究成果は目を見張るものだった。

 

 

 

 昼は体育館でばーちゃんが孫の世話。シートを敷いて模擬店のカレー(ママはうどん屋のゆで係)を食べたようだ。

 ひょんなことから初めて笹りんどう祭に行った。昔、我が子たちのころ、さらには遙か昔の自分たちの小学生のころを思った。
きょうは、充実した学校教育の場を頼もしく見つめ、子供たちの明るい明日を願った。

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ウラナミシジミ

2011-10-14 | 自然観察

  昨年は見かけなかったウラナミシジミに会えた。これから11月はじめまで見られると思うが、文献によると南部で産した個体がこの時期に北上して、発生を繰り返しているという。本当だろうか。
 交尾するウラナミシジミを見かけたが、ほどなくくずにでも産卵するのだろうか。会津では冬は越せないならかわいそうだ。

   この時期ヤマトシジミ、ツバメシジミより大型で活発に飛び回っていた。おあつらえむきにイヌタデの花穂の上で交尾していた。近づいてもほとんど動かなかった。
 翅の裏の波の模様が独特だが、よく擬態と説明される尾状突起付け根の目玉模様に金色が見える。文献では、ウラナミシジミは土着しているのは房総半島以西とあった。

ベニシジミはもう3化目だろうか,新鮮だった。モンシロチョウやキタキチョウがが舞っていた。

寂しくなったトンボ池に寄ると、残ったオオルリボシヤンマが産卵中、マダラナニワトンボがひなたぼっこしていた。わずかないのちをゆっくり過ごしておくれ。

  

エゴノキの実も黄色く色づき、モミジは文字通りの素晴らしい紅葉が始まっていた。

  蕎麦は刈り取りが終わっていた。
 Wikipediaでは ”草丈は60〜130cmで、茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つける。花の色は白、淡紅、赤、茎の色は緑、淡紅、濃紅であり、果実の果皮色は黒、茶褐色、銀色である。”とある。こんなに茎が赤いとは知らなかった。

いよいよ秋の深まりを実感した。(2011.10.13)

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「愚かであり続けろ」の意味は

2011-10-12 | 文芸

  アップルの創業者のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。彼の、数年前のスタンフォード大学の卒業式でのスピーチ全文を読んだ。

 そこで、彼自身の人生から、「たまらなく好きなものを見つけなければならない」「自分の心と直感に従う勇気を持て」「毎日を人生最後の日であるかのように生きよ」などを

卒業生に説き、「ハングリーであり続けろ 愚かであり続けろ」と締めくくった。

 これらの言葉はいずれも納得できるものだが、「愚か」とはどういうことなのだろう。

 ふと、良寛を思い浮かべた。彼は自らを「大愚」と号し、師である国仙和尚も「良や愚の如くして、道うたた寛し」と評している。

良寛は道元の説く「ただ我が心を生かすために力を尽くす」そして「今を生きる」を実践した。

 ジョブズ氏は良寛や禅を学んだのだろうか、まさによく似ていると思った。
  
  「愚かであり続けろ」の意味は、知識以上に実践、創意工夫、創造性が大切であると言っているように思える。

彼は、社会に出て活躍を期待される大学生に、大切なことは決して知識量ではなく、疑問を抱き、主体的にその課題を解決する創造性こそが

生きる力につながることを教えたかったのではないだろうか。

 思えばこれは、かつての「ゆとり教育」の理念のようだ。

 幾多の受験体制の弊害の反省から生まれた「ゆとり教育」だったが、学力の低下の元凶とされてしまった。

豊かな情操や感性、そして人として生きゆく大切な心を育む「ゆとり教育」だと、今でも信じている。  

  そうそう、ノーベル化学賞を受賞した福井謙一氏、物理学賞を受賞した江崎玲於奈氏を思い浮かべる。

 書棚から、福井謙一氏の著作「学問の創造」、江崎氏の「創造の風土」、そしてまた、それ前の加藤与五郎著「創造の原点」を取り出した。

 

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カマキリの産卵

2011-10-11 | 昆虫

  三連休の最終日、朝からママに促されて嫌々宿題をやっていた。
よく学びよく遊べか、その後孫たちは二人でよく遊んだ。
 最近はサッカー、ボールを蹴り合っているだけだが歓声がすごい。
次は自転車遊び、その後が虫取りだ。
 アリも怖がっていたのに、コオロギやカマキリを手づかみして騒いでいた。
最近、盛んに虫を飼いたいう。昆虫少年の孫もようやく目覚めたのだろうか。
 今年はカブトムシの産卵をさせ、目下孵化した幼虫を飼育中だ。多分20~30匹くらいいるだろう。小さいのはまだ5~6ミリ位だが、大きいのはもう5センチ位ある。
しばらく霧吹きは俺の仕事だ。
 この前捕まえてきたトノサマバッタもケースに入れて産卵させた。

 夕方、雪囲いに忙しくしていたら、孫たちがカマキリが卵を産んでいると報告に来た。
一緒に産卵の様子を見た。地上1メートルくらいの雨樋と壁の隙間でお尻を振りながら産卵していた。「すごーい」と言いながら写真を撮っていると、萌香ちゃんに「65年生きてきて初めて見たの。」と言われた。カックシ。
 やはり雪は結構積もりそうだ。 
  今朝見たら、まだおしりの先を付けたまま、カマキリは産卵姿勢で止まっていた。

 

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 晩秋のアカネたち

2011-10-10 | Weblog

庭に来たノシメトンボの顔に指を地数蹴ると、乗り移ってきた。手を動かすとふっと舞い上がり方兄止まった。
朝方の気温がめっきり低くなって、トンボの動きも緩慢になった。
昼前に、ちょっと里山を巡った。
  数日前まで産卵を繰り返していたアオイトトンボの姿はもうなかった。
オオルリボシヤンマの産卵は相変わらずだったが、めっきり数が減った。
日向ぼっこするアカネたちを撮った。

    アキアカネ

 

  ノシメトンボ

 マイコアカネ♀

マイコアカネ♂

マユタテアカネ♂

マユテテアカネ♀

 キトンボの産卵 (連結打水)

オオルリボシヤンマ♀ 産卵管の調子はどう?

キタキチョウ秋型がナギナタコウジュに吸蜜していた。

紅葉は始まったばかりだが、虫たちはいよいよ晩秋、愛おしくもの悲しい。

秋晴れの一日、8割方雪囲いを済ませた。

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