朝晩寒くなった。我が家でもストーブに火が入り、電気の四季毛布使い始める。
いつもの里山、マダラは見られず、コバネも動き緩慢、藪から水辺へ移動したようだった。
ヤマウルシ セスジツユムシ♀
カンボク 総苞わずか
オオカマキリ
♀ コバネアオイトトンボ♀
♀ ♂
♂
♀
♂
♀
アキアカネ♂ ♀
ヤマトシジミ
庭に一輪のバラ ジャコウアゲハ4頭の蛹発見 同じ西向きの壁に(ウマノスズクサの東側)
朝晩寒くなった。我が家でもストーブに火が入り、電気の四季毛布使い始める。
いつもの里山、マダラは見られず、コバネも動き緩慢、藪から水辺へ移動したようだった。
ヤマウルシ セスジツユムシ♀
カンボク 総苞わずか
オオカマキリ
♀ コバネアオイトトンボ♀
♀ ♂
♂
♀
♂
♀
アキアカネ♂ ♀
ヤマトシジミ
庭に一輪のバラ ジャコウアゲハ4頭の蛹発見 同じ西向きの壁に(ウマノスズクサの東側)
ひさしぶりの晴れ、ちょっとトンボの様子を見に行った。
深まる秋に、あとわずかのいのちを見つめたかった。
山道の入り口に赤い土浦ナンバーの車が止まっていた。胸騒ぎがした。
歩き始めると,大きなネットを持った若者が・・・。がっかりだった。
そば畑横の水路を覗いていた。何ですかと声をかけると水草ですと、マルバオモダカ、絶滅危惧種ですと。
そして、家で水草を育てているとも。「学生さん?」「いいえ」
それにしても見たことない大きな捕虫網だ。「何を採るんですか?」と聞くと「トンボです」と。
カメラを提げる小生に「何を撮っているんですか」と聞く。次の彼の言葉に驚いた。「マダラ」ですか?と。
すかさず「採るのはやめて」とつぶやいた。
マダラナニワトンボについては、どこからの情報なのかネットで紹介されたことがあり、たまにネットを持った輩に会うこともあった。
小生、もう一度「絶滅危惧種を保護したい。採るのはやめて!」と話すと、彼は、「標本にはしない、写真を撮りたいんです。」と。
若者の行動がどこまで本当か事実は分からないが、暗澹たる気持ちでその場を離れた。
終焉を迎える数頭のマダラナニワ、大きいガガンボ類を美味しそうに捕食するコバネアオイトトンボ撮ることができた。
以下、絶滅危惧第Ⅰ類のコバネアオイトトンボ、マダラナニワトンボを中心に、秋の深まった今日の里山のようす。
クララ
ウラギン ミドリ
マダラナニワトンボ♀
ノシメトンボだらけ
イカリモンガ ナツアカネ4アキアカネ マユタテアカネ
マダラヤンマかも
コバネアオイトトンボ
♀
♂ ♀
キトンボ少ない
ツマグロオオヨコバイ ミゾソバ 実がそばのよう
助けた命アジアか?
朝夕はめっきり寒くなった。日中日の当たる道ではみんな元気だ。
教材に使うドングリを採りに何度か会津大へ行った。
ようやく本命のクヌギも落ち始め、沢山拾ってきた。
前回、池の周りにアオギリの様な実を見つけた。葉にも特徴があった。
名前を知りたくていろいろ検索したが、なかなかわからないでいた。
「アオギリに似た袋状の実」で検索すると見つかった。
見つけた袋状の種、実も葉も「モクゲンジ」に間違いない。
黄色いきれいな花は夏に咲くらしいが、来年は見てみたい。
モクゲンジ葉
ミズナラ クヌギ ベニカエデ 遙か 磐梯
ポプラ並木
(一部の写真、数日前にも掲載)
ときどきは里山を巡っていたが、写真を整理する余裕がなかった。
マダラナニワトンボ、コバネアオイトトンボを中心に、その都度の感動の写真を載せておきたい。
秋はトンボの季節とはいえ、思うほどはいない。
♀ ♂ ♀♀ ♀ ♂ ♀
その後のコバネ 秋も深まりペアに出会う。
♀ ♂
♀ ♂
♀ ♀
ペア ♂
アオイトトンボ ♂
キトンボナツアカネ
マイコアカネ アキアカネ♀ vヒメアカネ
アキアカネ
ミヤマアカネ ヤマトシジミ
コカマキリ カタツムリの仲間
ミドリ セイタタカアワダチソウ咲く
ツタウルシ
ヤママウルシ
可愛い眼 ウメモドキ
赤い実→黒 普通の実ウラギン産卵 イヌタデ
******************
思うようにブログをアップできないでいた。医者通いも原因の一つだ。
自分の持病の糖尿、消化器科、循環器科もあったが、妻の脚の具合も急に悪化していた。
二人とも、後期高齢の境にあれば致し方ないことかもしれないが、妻の股関節、急な悪化を感じていた。
もう杖を離せなくなり2か月になるか、もう限界だ。
通院も10年ほどになるか、痛み止めの薬を処方されるだけだった。
医師の対応に疑問を感じながら、頼れない医師と思い込んでいた。
最近、手術は別のより専門の医師によることを知り、考え直した。
いよいよ手術を決断し、一緒に話を聞いた。月末に入院し手術を受けることになった。
レッドリストでカテゴリー絶滅危惧1類のチョウ、トンボの3種が市内に生息している。
今年も、これらの絶滅が心配される3種の発生を確認でき、安堵している。
しかし、また来年も大丈夫という保証はない。
十数年前、初めての出会いの感動がよみがえる。
生息しそうな湖沼を巡っているが、なかなか会えない。
ただ、ここだけは毎年再会できる。
コバネアオイトトンボが少ない原因はいろいろあると思う。
ただ、何とか生き残っている今の自然を、最低限守らなければならない。
コバネの♂は、成熟し瑠璃色に輝いている。美しい。
マダラナニワトンボ同様、おっとりしていて、近づいて撮らせてくれる。
美しい胸の薄い青色
♀ ♀
秋も深まり、そろそろペアにあいたいが・・・。
アオイトトンボ、胸が白い粉に覆われる。オオアオイトトンボ
アジアイトトンボの交尾態多し こちらアマゴイか?
広いソバ畑に、赤い花を見つけた。美しい。
赤いのは実だった。
(参)9/21の拙ブログ 「赤いソバの実」
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/2be71e9c2599bd5d1520f5c4dd7e3ac6
****************
今年も、市内に生息する絶滅危惧種【レッドリストⅠ種】を確認できた。
これらの観察に何度も出向いた。
ブログに様子をまとめた。
9/14『また会いに その1 ヒメシロチョウ』、 9/16『また会いに その2 マダラナニワトンボ』
9/19『また会いに その1-2 ヒメシロの里で』、 9/24『また会いに その3 コバネアオイトトンボ』
****************
傷んだリンゴをウメの木の枝に刺した。
早速、わが家の庭に巣作りをしているスズメバチが飛んできて、リンゴに穴をあけ始めた。
もう3~4日になるか。毎日朝から晩まで通ってきて半分くらい穴をあけた。
オオスズメバチだろうか。
8/289/23 大きくなった
冬までそっとしておこうと思っている。
静かに降る雨の中、咲き出したタラの花にミドリヒョウモンらしい3頭が群れている。
ウラギンスジヒョウモン
アゲハチョウ クロアゲハ しばらくぶりに見た。
オオチャバネセセリ ジャコウアゲハ終齢 アカスジカメムシ
昨年の今頃はホシミスジの幼虫を見つけたが、まだ見つからない。もう少し葉が落ちると見つけられるだろう。
偶然か、ホシミスジが数日ぶりに訪れ、ユキヤナギの周りを旋回している。
シオンは少し遅いが、早咲きの黄菊が鮮やか。昔群生していたアイも育ち悪いが咲いた。サフランも。 べコニヤ春からずーと咲き続けている。
キンモクセイは束の間に盛りを越し、香らなくなった。変わってナナカマドの実は赤みがかり、柿も色づいてきた。待ち遠しい。
いつもの庭にも豊かな自然があることを再認識し、有難く思う。
沈黙の季節を前に、もうしばらく庭の秋を楽しみたい。
9/15日のこと、ソバ畑で、赤い花の混じるソバの花を見つけた。
広大なソバ畑に、一輪だけの鮮やかな目の覚めるような美しい雰囲気だった。
何枚か写真を撮った。ブログに1枚加え、簡単に説明した覚えがある。
しばらく忘れていたこの下書きを再編集しているうちに赤いソバの写真を削除してしまった。
調べようとしていたが残っている原データは、サイズの小さい1枚だけ。
喜多方の赤ソバの記憶があり調べると、白に赤が混じっているのではなく花びらすべてがピンクだった。
(参)拙ブログ 「赤ソバ山あいを染める」(2010-10-07)
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/6f82c94071e47a8338cd86916bf6248c
へ~これは珍しいと思った。
あれから1週間、再度この赤いソバの写真を撮りに出かけた。
ソバ畑はだいぶ色あせていたが、何万本あるだろう広大なソバ畑に、3株の赤いソバを見つけた。
接写しながらあらためて美しいと思った。
でも、花びらと思っていた鮮やかな赤は実は実であることが分かった。
ネットで情報を集めたら、あった。
タチアカネという品種らしい。
【参】 「新種のそば タチアカネ 白い花と赤い実のコントラストが美しい」 https://blog.nagano-ken.jp/josho/info/283.html
それにしても、ごく最近の新種だ。今日巡り合ったこのそばの種は、どこから来たのだろうか。
一粒2粒の種が混じっていたのだろうか。 わからない遺伝情報が花開いたのだろうか。
ソバ畑のキトンボ
ナツアカネ
マイコアカネ
*********************
何となくだるい体を気遣いながら、すっかり小さいいのちは減りつつある土手へ移動した。
ヒメシロチョウは終焉だ。第3化は、一斉草刈りの時期もあり、本当にわずか数頭だった。
何とか子孫を残してほしい。
盛りを過ぎたツルフジバカマ。 9時過ぎ、もう霜が降りたのか、ジャノメチョウ
ベニシジミ ヤマトシジミ
ジャコウ最後の産卵終齢か
秋のタンポポ数輪 新鮮ツバメシジミ交尾
わずかな秋を楽しみたい思いで過ごしている。
土手のヒメシロについては、《また会いに その1》で記録に残した。
こちらは自称・ヒメシロの里、今のところ心配ないこちらも、実はいつも心配している。
むか~し、ヒメシロが乱舞していたところでは、10年ほど前から草が刈られなくなり、最近はほとんど見かけない。
ヒメシロチョウは草原性のチョウ。ツルフジバカマの新芽を好んで産卵している。
産卵の様子を見ていると、わざわざ地面近くを飛び回り、わずかに伸び始めたやわらかい芽に産んでいる。
孵化した子が食べやすくという親心にちがいない。
このヒメシロの里では、田ごとに土手の草刈り時期や方法が違っている。
みんな違ってみんないい!。だからヒメシロの里では長い間生息し続けているのだろう。
生息する地域での一斉草刈りは危険なのだ。市内の絶滅寸前の土手がそうだ。
草刈りの時期によっては大打撃を受けてしまう。
以下は久々に寄った、自称・ヒメシロの里でのこと。(2021.9.10)
珍しくソバの花にも。
求愛 産卵
ハッカムシ 昼行性のツメクサガ
久々に ウラギン ヒメウラナミジャノメ
新鮮オツネントンボ アオイトトンボ交尾
台風もそれた。穏やかな秋晴れ、午前中に秋を見てこよう。
午後、お彼岸のお供えを送りに。夜はみーちゃん(17日)、武君(19日)のお誕生会を計画している。
レッドリストでカテゴリー絶滅危惧1類のチョウ、トンボの3種が市内に生息している。
今年も、これらの絶滅が心配される3種の発生を確認でき、安堵している。
しかし、また来年も大丈夫という保証はない。
時々会いに行きたくなる。
今年は、好んで止まる枝がないせいで、近くで撮れずにいた。
先日願いがかなった。でも、メスばかりで、いつもの♂らしい写真が撮れない。
以前は水辺で、ペアでの産卵も見られたが、林道沿いでは無理か。
♀
個体数は相変わらず少ない。
珍しいカラカネトンボにも会えた。断定する根拠は薄いが希望も込めてかつてから生息しているはずのカラカネとする。
エゾトンボの仲間も同定は難しい。
ススキの穂を撮ってみた。
こちらはヨシ
マユタテアカネ♂ ♀
アキアカネ ノシメ♂
スズメバチの巣 ミドリヒョウモン
キタキチョウ アキノノゲシ
レッドリストでカテゴリー絶滅危惧1類のチョウ、トンボの3種が市内に生息している。
今年も、これらの絶滅が心配される3種の発生を確認でき、安堵している。
しかし、また来年も大丈夫という保証はない。
今朝は、市内のヒメシロの様子を見てきた。
8月末の一斉除草の後、数頭に会えて少し安心。
あれから1週間、様子を見に。何とか4~5頭に会えた。
来春の発生のため、できるだけ産卵してほしい。エールを送った。
驚きは、数年前から刈り残してもらっているジャコウアゲハだ。
刈り残したツルフジバカマの島に、ウマノスズクサも生えている。
よく見ると、かなりの幼虫がいるではないか。
まさに産卵に訪れるジャコウもいた。
オアシスとなっているが、集まる仲間は少しづつ減っているようだ。。
オアシス
ジャノメチョウは終わりに近い。愛おしい。
今日見たお友達は、アカタテハ、キタテハ、ウラナミシジミ、イチモンジセセリ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ベニシジミ、ミヤマアカネ、ヤマトシジミ・・・と言ったところか。
♀ ♂
生き残れ!ヒメシロチョウ
ジャコウアゲハ、産卵中 前足でウマノスズクサを確認、ご苦労様!
「土手の草刈り」についての一考察をまとめている。
稲もたわわに実り、じきに刈り取りを迎える。
それほど暇ではないが、里山へ出ると時間を忘れる。
年に1~2度は行く近間の里山、しばらくぶりだった。
いつもヘビの泳ぎを眺めるため池へ。ノシメトンボに交じってアキアカネわずか。
しばらくぶりにシーズンを終えるチョウトンボも。
静かな池で、秋を感じてきた。
ダイサギ
オオルリボシヤンマ、なかなかホバリングしてくれず時間が過ぎた。写りは不満だが、このカメラ、レンズ、腕前では・・・。我慢。
♂
♀ 産卵
オオシオカラ
ノシメトンボ交尾
遅いノリウツギ
サクラの一枝 カンボク ヤマボウシ
フユワラビ?
オナガサナエ♀ マイコアカネ♀
ソバの花に
ヤママユガ 日陰に避難させた。 幼虫は7/10に見つけたもの。
6月半ば、新型コロナウイルスの終息を願い、会津観音像がマスクを装着された。
マスクは内側がナイロン製の網、外側が塩化ビニール製の網の二重構造、大きさは縦4・1メートル、横5・3メートル。
コロナの終息宣言が出るまで着け続けるという。
2021.9.11(土曜日)、悠君はお友達と遊び、すずちゃん一人を預かる。
しばらく天候不順が続いた。雨の後の晴れ間、ヒメシロチョウとの出会い期待しながらの訪問だった。
( 8月末の一斉草刈りの終わったばかりの土手で、がっかりし、落胆した思いが浮かんだ。
(*)拙ブログ:「ヒメシロチョウ、絶滅の危機を、深刻に受け止めたい。」2021-08-28
https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/db7a2e0948717c239b46c09c79daba55 )
8月末の2回目の一斉草刈りで刈り残してもらった3つの島それぞれに、ヒメシロチョウが数頭づつ飛んでいた。嬉しかった。
ヒメシロチョウの個体数はわずかではあったが、独特の求愛行動や産卵シーンも見ることができ、胸をなでおろした。
ツルフジバカマに吸蜜
産卵
交尾
刈り残しのオアシスでは、ツルフジバカマの紫色の花が咲き乱れ、クモが巣を張りバッタが飛び交い、たくさんのチョウやトンボ、アブやハチがにぎやかだった。
ヒメシロチョウやジャコウアゲハのためだけではない。刈り残してもらったことに感謝の念が湧いた。
今年2度目の一斉草刈りから10日余り、刈られた土手にはもうツルフジバカマの新芽が5㎝、10㎝と伸びていた。
思えば昨年の秋口、一斉草刈りを終えた土手には、ほとんど第3化を見かけることはなかった。
だから、今年の春の発生が心配でならなかった。
それを思うと、今産み付けられた命が元気に育ち、無事に蛹にまで育ち、雪に埋もれて冬を越し、来春は元気な春型に会えるだろうと思われる。
遠くなるような長い間生き延びてきた貴重なヒメシロチョウを、現代文明社会が絶滅させてはいけない。
今年も、その他心配していた絶滅危惧1類、ヒメシロチョウ、コバネアオイトトンボ、マダラナニワトンボの3種を確認できた。
たしかに減少しているこれら貴重なチョウやトンボが生き延びることができる自然環境を保全していかなければならない。
黒い赤とんぼ
暫らく続いた雨もようやく止み、朝から青空が広がった。
例年9月初めに林道に姿を現すマダラナニワトンボ、今年も無事再会できた。
今年は、今までない7月中に林に囲まれる池の端でメス1頭に出会った。
かつてはこの池の端で今頃連結して産卵する風景が見られ、打空産卵中の落ちる卵を幾枚も撮影できたものだ。
落下する卵 2016.11撮
いつしか池の水位が上がり、産卵に絶好の水辺の陸地が水没してしまい、以来、この池の付近では確認できなくなってしまった。
今年は8月の盆明けから何度か撮っているが、例年見られる止まりやすい木々の枝が少なくなり、
とがったススキの穂先や、高い場所での撮影は苦労した。
今日は、脚立持参で、静かなススキの林道でトンボたちとゆっくり話ができた。
♂
♀ ♀
オニヤンマは健在
マイコアカネ
?
ノシメトンボ交尾
アキアカネ イチモンジセセリ ウラギンシジミ
メスグロヒョウモンゴイシ
ツバメ ♀ミドリ
クロヒカゲ オオヒカゲ
マユタテアカネ
黄金なる会津盆地
爽やかな里山巡り 季節は移ろう 2021.9.7
県でもレッドリスト1類に挙げられ、限られた場所で細々生息する貴重種だ。これ以上の開発は許されない。
この黒い赤とんぼには、いつまでも生き延びてほしい。
先日、絶滅危惧種のトンボについて民友新聞から取材を受けた。
希少な<コバネアオイトトンボについての確認>についての取材だったが、
当然、レッドリストや自然環境の保全のこと、さらに自然環境への興味・関心を育むための小生の現在の活動内容にも話が及んだ。
数日後、取材内容が会津版の新聞に掲載された。 2021.9.5付
掲載記事の大見出しの表題は 『絶滅危惧の昆虫撮影』とあり、小見出しには『○○さん「自然保護 関心を」』とあった。
記事には、コバネアオイトトンボの写真とともに、昆虫老人の写真までが載っていて面映ゆい思いだった。
でも、小生の自然環境保全についての思いを総括的に取り上げていただき、正直嬉しかった。
これまで、珍しいチョウやトンボ、さらに里山を巡って見つけたふしぎ発見などの情報を提供し取り上げてもらっていたが、
今後も、自然環境への関心の高まりを期待して情報を提供していきたいと思っている。
掲載記事
今朝、駄文が新聞に掲載された。
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豊かな遠い夏の日を思う ( 掲載題名「老いても変わらない昆虫愛」)
あの夏の日も捕虫網を携え、麦わら帽に首に手ぬぐいと身支度を整え、山へ向かった。ミンミンゼミの鳴く炎天下、草原にはジャノメチョウが舞い、静寂の林道にオニヤンマが通り過ぎる。輝くゼフィルスを感動に震える手で捕らえた。/チョウやトンボに魅せられた少年の日は、再びかえらぬまぼろしであったのだろうか。嗚呼、今老いた心で、遠き日のあまりに豊かな日々を誰に語ればいいのだろうか。/あれから半世紀余り、かつての昆虫少年は捕虫網をカメラに持ち替え、人一倍強い自然への畏敬の念を抱きながら、崇高な虫たちのいのちを見める昆虫老人となった。今年も小学生と自然観察を楽しみ、小さないのちに教えられた自然観を伝えたい。子どもたちには自然に関心を抱き、自然を守る大人になって欲しい。
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昨日、地方紙の記者からコバネアオイトトンボについての取材を受けた。
話しているうちに、自然環境の保全に傾ける思いがふつふつと湧いてきた。
日曜日に、老人会で「自然環境について」何か話してと依頼を受けているが、
皆さんに、少しでも関心を持ってもらいたい思いを語ろうと思っている。
昆虫について、植物について、そして自然環境について、その保全について語りたい。
資料を準備した。『蝶・私の青春』 35年前、若者へ語った思いだ。