エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

シロイヌナズナ

2016-04-28 | 自然観察

  

ようやく分かったナズナ
どう見てもロゼットが違う。長い間分からなかったナズナに似た草は
ロゼット図鑑の写真からシロイヌナズナと判明
     http://midori.eco.coocan.jp/kimama/rozetto/rozetto.html#ka-akabana

【ネットより】

・ヨーロッパ原産の2年草(越年タイプ) 
・草高 10~30cm
・花期 3~4月
・花は白色、直径3~4mm・萼、花弁とも4個、雌しべ1個、子房は円柱形。
・花期にもロゼットが残っています。
・ゲノム情報が完全に解読されていて遺伝子研究のモデル植物として研究されている。


これは何という虫?

2016-04-27 | 昆虫

 

午前中、「森で遊ぼう」の事前作業があった。
会長さんからお誘いを受けてから4年目になる。
今年初めての「森で遊ぼう」、駐車場のオクウスギタンポポが目に止まった。
昨年、一株だけ見つけたところに、数株がさわやかに咲いていた。

事前の作業、桜の木の雪囲いをはずし、ビオトープの修繕をした。

清水の量がわずかだが、枯れ葉、ヘドロを除き、子ども達が入らないようにロープを回した。アカハライモリが元気に泳いでいた。

昨年は、池の周囲に数年前に植えた木にモリアオガエルが産卵し、みんなで喜んだ。街中と違い素晴らしいビオトープになりつつある。

畑はすでにAさんがトラクターできれいに耕してあった。そこにクマの大きな足跡が横切っている。脇に小グマしい足跡も。


ジャガイモ、サツマイモ、カボチャの畝を作った。去年のヒマワリ畑も広くなった。 

 順調に作業を終え、第1回の林業体験と基地づくりの場所を調査した。

Hさん、ワラビを見つけ一回分を採取、フキも伸び始めた。

 

約2時間の作業を終え、オクウスギタンポポを撮影していたら変わった虫を見つけた。

ヨモギハムシかと思いきや、頭と胸部分が小さい。腹部が極端に大きく羽で隠れない。

腹部の後ろ部分には小さい黄色い点々が見える。 ゴミムシでもない、ハムシでもない??? 

これ、何という虫でしょうか。どなたか教えてください。

  

庭でコミスジ初見。例年我が家で棲みついていたホシミスジかと思い後を追うと、コミスジだった。

さらに日々開発が続く市内、これ以上自然の環境が悪化しないよう願っている。

この何とか生き延びる小さな自然をいつまでも残したい。

 

27,28,30,とこれから会議が続く。

 

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ヒメツチハンミョウのようです。

デンさんから早速ご教示戴きました。有り難うございます。
ネットで確認しました。
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巨大な腹部を持つツチハンミョウの一種。
ハンミョウと付くが、まったくの別種。ツチハンミョウの仲間は、上翅が短く、腹部がむき出しになっている。更に、変態にも特徴があり、3齢幼虫では蛹に似た姿になり歩くことも食べることもしない特別なステージがあり、更に脱皮することで蛹となり、このような変態を過変態と呼ぶ。
本種は他のツチハンミョウと似ているが、触角の形状で同定することができる。
本種の触角は、途中で太くならない。♀では、触角の第1節が、第2から4節の長さとほぼ同じ。
本種は触れたりするとカンタリジンという黄色い有毒物質を分泌、皮ふにつくと赤くはれたり、水疱ができたりするので注意が必要である。
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ネットの写真よりずっと丸い感じで、動きも鈍くおとなしくコロコロしてました。触角から雌のようです。
黄色い斑点は、有毒なカンタリジンだったのですね。クワバラ!クワバラ!
「過変態」と呼ばれるグループの代表格と知りました。 

 


シオヤトンボ現る

2016-04-26 | 昆虫

 

 数日前、 一番上の田の土手で大量に産み付けられたヒメシロチョウの卵を見た。

例年だと今頃から春型が発生していたが、今年は4月初旬に飛んでいて、2~3週間早かった。

その分、産卵も早く、早ければ5月初旬には夏型が現れそうだ。

いつものパターンでは5月の中旬ころから草刈りが始まるが、そのとき幼虫はどんな様子だろうか。

あまりに沢山の卵だったので、草刈りで命を落とすに忍びず、何とか土手のツルフジバカマを残してもらいたいと思い、役場へ電話した。

夕方、役場のKさんから電話、現場に案内することにした。

現地で卵を見てもらい、いろいろお願いしてみた。せめて、一部でも食草を残して欲しいと思っている。

  

 シオヤトンボが発生していた。どういうわけか、ほとんどが♀かと思いきや、未成熟の♂は体色は♀に似ている。

 未だ、成熟した粉を吹いた♂はいない.

 ♀   未成熟♂か

 昨日は、エゾイトトンボを見に行ったが、少し早かった。いよいよトンボの季節を迎える。


鮮やかなオオイワカガミ咲く

2016-04-25 | Weblog

 

昨日、坂下方面へイワカガミを見に行った。さんたろうさんから教えて頂いた里山だ。場所は秘密にしようと。
先日ギフチョウ撮影に行ったとき、西会津ではまだつぼみだったイワカガミ。
サクラ、ヒメシロチョウ、ギフチョウと、例年より2,3週間早いので、
そろそろ咲き始めたのではないかと思った。

案の定、深緑の山道からすこし外れた斜面に、真っ赤なオオイワカガミが咲いていた。
紅色の鮮やかな美しさだった。寝ころんで新鮮な姿を写した。

    

 

   イワナシ

ナガハシスミレ?イカリソウ

   ミツバツツジの仲間

 フキそう果 ミズキ

クロモジ                               ウラジロヨウラク 咲く頃また来よう                        レンゲツツジ

わずかにルリタテハが舞い降りたくらいで、チョウやトンボ、それに人間もいなかった。

午前中、町内の雑件処理に時間を費やし、お昼を済ませ出発した。 車で往復1時間、この里山に1時間、あわただしい写真撮りだった。

帰りに温泉にでもと思っていたが、夕方5時には約束の用事があった。

 寸時を惜しまず逃れた里山は美しかった。

  立木観音本堂脇のサクラ 


志を得ざれば再び此地を踏まず

2016-04-22 | 文芸

  野口博士に精神力学ぶ  
          
昨日、猪苗代の野口記念館の隣の至誠館で「いなわしろフォーラム」(福島民報社主催)があった。

「至誠館」が建てられたことは知らなかった。

第1部の記念講演会を聴いた。野口英世記念会の竹田美文副理事長が「ドクター野口に学ぶ精神力」と題して話した。彼もまた細菌学者だ。
第2部は往時の猪苗代町を扱ったニュース映画上映会があったが、途中退席した。
気になるヒメシロチョウの様子を見に行くためだった。

講演は、彼の床柱に彫り残した「志を得ざれば再び此の地を踏まず」で始まった。

 

 年代別に彼の足跡をたどった。

 1歳半の時、いろりに落ちて左手コブシに大火傷を負う。 15歳の歳に左手の手術を受ける(会津会陽医院の渡部鼎医師)。

 20歳で医術開業後期試験に合格。21歳のとき、北里柴三郎のいる伝染病研究所に勤務(英世と改名)。

 その後の研究活動を、同世代の医学者パスツール、コッホ、北里柴三郎や志賀潔などの業績とともに辿った。

 そして講演では、この強靱な精神力の源を3つ上げられたが、十分理解できなかった。
 ・14歳の時の手の手術 、・背が153cmと低かったことからの劣等感  ・大隈重信との親交 

  講演の中に、彼の不自由な手の写真を見た。手術中の不自由な親指が写っていた

 強烈だった。この写真に、彼の辛かった忍耐の生涯が思い出された。

 これまで見ていた彼の写る写真は、どれも左手を隠していた。写真を見つめながら、込み上げるものがあった。

 野口英世の少年時代、青年時代、その後の不屈の生涯は、どれだけ辛い人生であったことか。

 英世はいつも忍耐を心に秘めながら歩んだ生涯であったと思う。

 何年も前、渡辺淳一著の「遠き落日」を読み、その映画化もあった。その赤裸々な人間野口英世は、知りたくない一面だった記憶がある。

 そレらについても、彼のこの忍耐、精神力を思うと、何ら感じることはなかった。

 会場を出ると、2階廊下に「忍耐」の書が掲げられていた。

 野口英世は忍耐の人だ。

  
   【野口英世の生涯・年表      http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2013091900027/  】

  【野口英世 この母ありて この息子あり  http://www.cheers.com.au/entertainment/dancingman/901/ 】

   【人物写真紀行 野口英世  http://www.uchiyama.info/oriori/shiseki/zinbutu/noguchi/

野口清作の生家


エナガ

2016-04-19 | Weblog


このところ、庭にあまり見かけなかったエナガが頻繁に来ている。

エナガはひしゃくの柄からの命名だろう。身体は小さいが、尾は長い。

英語名はLong-Tailed、中国語名は銀喉長尾山雀。

スズメより一回り小さいシジュウカラの仲間。

動きは速いく撮影しにくいが、未だ芽の出ないサルスベリの枝をつついている。

慣れっこく、静かに窓を開けてカメラを構えても写せるほどだ。

口に巣の材料にするのか、細いものをいっぱいくわえている。どうも近くに巣を作っているようだ。

   

 

 

カイドウが咲き始めた。ワビスケも。

 

我が家のシンボルの一つ、ハクモクレン満開。

他にもいっぱい咲き出した。

毎日が矢のように過ぎ去ってゆく。 抵抗して庭に出ると、不思議とこころが落ち着いてくる。

  

       ツルニチニチソウ      八重

 

忘れていた。今日遅ればせながら、鯉のぼりを挙げた。

 

 


ギフチョウを撮影

2016-04-17 | 自然観察

 


例年5月の連休にギフチョウを撮影に行く。

先日のヒメシロチョウの発生や若松の桜の開花が例年より2~3週間早いことから、昨日出かけた。

日曜は天気も心配だし、町内のつくも会の総会と観桜会で潰れる。

風もなく、こんないい天気はない。

毎年1,2度お話しするNさんのばあちゃんと今日初対面の息子さんに挨拶し、山へ入る。

ギフチョウはまだ早かったか、でも、エンレイソウ、ミヤマカタバミはもう咲いていた。

 エンレイソウ  ミヤマカタバミ

 ワサビ キケマン

スギ林を過ぎ、いつものカタクリの道はきれいに咲いていた。でも、まだつぼみも多い。

日当たりのよい広場にはスギタチルリシジミが飛び交っていた。粘っていい写真が撮れた。

コツバメはすぐに止まるが、スギタニルリシジミはなかなか止まらない。

カタクリやキバナアマナ、スミレを撮っていた。 スミレは種類が多い。少し勉強してみたい。

カタクリにオオマルハナバチが悪戦苦闘していた。

  

 スギタニルリシジミ

 

    キバナアマナ

 ?  キクザキイチゲ 青花

  キジムシロハンノキ?

    ? 

 あきらめて下りはじめると、目の前のカタクリにギフチョウが止まった。

幸運にも、あきらめかけたギフチョウはよくモデルになってくれた。数十年で一番数が多かった。気温も上がり11時を回っていた。

 

 

ギフチョウに会えて満足しながら、帰路イワカガミやキスミレ、イワナシを見に寄った。

オオバキスミレ イワカガミ つぼみ

 ベニシジミ   オツネントンボ

   エゾエンゴサク 紫  青

 ムシカリ  イワナシ

 

素晴らしい一日となった。

 

 


なごり雪

2016-04-13 | 日々の生活

昨日の朝、夜明け前カーテンを開けるとうっすら雪が積もっていた。

  

着替えて、カメラを持ってでかけた。ほぼ満開の桜と雪を撮りたかった。

ソメイヨシノより、赤いシダレザクラの雪が鮮やかだ。

  5時半 東の山の端から朝日がのぼる

  

  

  

なごり雪を記録にとどめる。

この朝、気温-3℃、日中は15℃まで上がった。

今朝は3℃、最高気温は21℃で風が生温かった。


庭にヒメシロチョウ

2016-04-12 | 自然観察

昨日のこと、庭の水仙の花を撮影していた。なんと花にヒメシロチョウが止まっているではないか。

昨年秋、庭のツルフジバカマで3頭のヒメシロチョウを終令幼虫まで育てた。

当然のごとく、蛹化するためすべてが姿を消した。周囲を探しても見つかるはずはない。

釣り鐘に止まってじっとしている。気温も低いためか、手を近づけても動かなかった。

神秘の美しい翅をルーペで観察した。

 

この生まれたばかりのヒメシロチョウ、今日午後、産まれふるさとへ返しに行った。

従兄弟たちが数頭迎えてくれた。近くのヒメオドリコソウに止まらせたがなかなか動かない。巣立ちを促すと、ひらひら愛おしく舞い立った。

さしずめ育ての親、元気に生きろと念じた。

 裏面がことのほか黄色い。

  

 

 コツバメも初見

 ルリシジミベニシジミ

   キアゲハ 元気に産卵


ショウジョウバカマ

2016-04-12 | 自然観察

 

ショウジョウバカマの花はピンクが一般的印象だが、薄い紫がかった色だ。

ときどき白っぽい花を見かけていたが、薄い紫の花が色あせたものと思っていた。

でも、よく観察すると、初めから白いものもある。そして、別にオレンジがかったものもある。

   

 

      

  サワオグルマ アブラチャン

 ワサビ  ウマノアシダカ 

 


このようにして歳月は流れる

2016-04-12 | 日々の生活

 

息つく暇もない、ブログなど書く暇もない。

お構いなく、地球は回る。

次々所用をこなしながら、合間に季節の移ろいを写す。

ブログ、本当は心の備忘録としたいが、とりあえずは写真で残そう。

 

4/10 町内一斉の清掃活動、長年の積み残しか、8組のヘドロひどし。10組の協力をもらい、やれる範囲で。

どの活動にも問題点多し。しっかり反省し、少しでも前進!

 

町内駆け巡り、へとへとになりご飯を食べる元気なし。

9時過ぎ、磐梯町へ。もり案の総会だ。繰り返される毎年の行事、議事もおろそかにジョブをメモ、ひととき心の整理だ。

空腹を覚えてのお弁当がとてもおいしかった。午後、開墾の進んだ「あいづの森」で探鳥会。夕方3時帰宅。

   

 

 

 

 

 

行事を一つ一つこなした安堵感あり。一休みして、Suzuさんからお誘いの蕎麦会へ。

少々お疲れ、体調はイマイチだったが、おいしいお酒でとりあえずこころは癒される。

ほとんど聴き役の、忘れていたカラオケ、Sさんの強いお勧めで一曲「おゆき」 

ハードな1日が過ぎていった。

 

八幡神社のベニシダレも咲き始めた。

     

 


石部桜咲く

2016-04-09 | 日々の生活

                         

  朝刊の桜情報、石部桜は七分咲きとあった。

  朝七時、町内役員に配布物を届けた足で、石部桜を見に行く。

  朝靄も消え始め、淡いピンクがほぼ満開状態だった。

 小高い田畑に雄姿、向こうに市街地が広がる。

  向こうに見えるのが飯盛山

 遙かに大戸岳、少しの残雪

 

 この近辺、ほとんどがエゾタンポポのようだ。

 

石部桜、昨年の満開は20日頃、ほぼ2週間早い。先日のヒメシロチョウの羽化も同じ、ヒメギフの撮影も少し早くなるだろう。

 http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/s/%C0%D0%C9%F4%BA%F9

 

今日は地区の大きな会議、懇親会、明日は早朝から町の一斉清掃、続いて山の会議、午後野鳥観察会の山歩き、夜はお誘いを受けた蕎麦会と。

身体に気をつけて頑張ろう。

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昨夜テレビで「世界一貧しい大統領」と言われたウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領の番組を視聴した。

彼の清貧さを知り、中野孝次著の「風の良寛」を読みながら床につく。 

しばらくぶりに、豊かな生き方を考えてみたい。


サクラ咲く

2016-04-07 | 日々の生活

 

昨日、若松のお城のサクラが開花した。記録上は、これまでの2番目に早い開花とニュースが伝えていた。

短大へ本を返しに行く道すがら、八幡神社の山門前のソメイヨシノが咲いたことを確認した。

鳥居前のしだれ桜のつぼみも真っ赤に膨らんできた。

 

 

短大グランドグランドへ出た。ユキヤナギが満開、神社のサクラと種類が違うのか、少しピンクの濃い花が1分咲き、。

グランドの南の端から、サクラ、短大校舎ごしに磐梯山を写した。 虚無僧の雪形が見えてきた。

  

 尺八を吹く虚無僧

  

 芝生にはムクドリが何かついばんみ、グランドでは、入学式、始業式を終えた小学生たちがボール投げをしていた。

穏やかな春の訪れだ。

今日は朝から終日、しとしと雨が降り続いた。久々の春の雨も心が落ち着いて良いものだ。

4/10の一斉清掃の土砂麻袋を組長へ届けた。区分け、配達で2時間かかった。


生き延びたヒメシロチョウ

2016-04-05 | 自然観察

誕生日の4/3に、資料館脇に車を止め、今年も始まった新しい季節の中を歩いた。

ツルフジバカマの新芽を確認にヒメシロの里を訪ねたのだが、

毎年心配しているヒメシロチョウの春型が、例年より2週間も早く発生していた。

昨年の発生が4/20日頃だったので、驚きだ。

また、昨年秋遅く、産卵を確認したあとに広い区域の草が刈られた。

もう草刈りはないと思っていた時期なので、がっかりし今年の春の発生を心配していたので、ともかく胸をなで下ろした。

去年の枯れたツルフジバカマの枝を認めるが、新芽を探しても出ている気配はなかった。

少し上った土手に、白いチョウが見えた。ヒメシロチョウだ。驚くほど早い発生だ。

いくつもの土手を歩くと、所々に新芽が伸びていた。ヒメシロチョウを追うと、なんともう産卵していた。

   

 ヒメシロの里 スジグロシロチョウ

  早速産卵  

   オツネントンボも起きたキタテハ

ヒョウガミズキ 

  

   

萌える季節を楽しみながら歩いた。

キブシやアブラチャンの花にテングチョウ、ルリシジミがとまった。ヒオドシチョウもゆっくり蜜を吸っていた。

秋の残骸にキタテハやルリタテハがひなたぼっこしていた。

   

    キクザキイチゲ     

 

 

庭の花も咲き始めた。

       

  トサミズキ

 

古希を迎えた。少し心境の変化あり。

自分を見失いそうな多忙な毎日だが、いつも小さな虫たちとの対話時間は取っておこう。

  

 

 


庭のテングチョウ

2016-04-02 | 自然観察

  このところ庭にテングチョウが来ている。

 珍しく、1頭ずつだが3日続きで飛んで来た。写真で確認したらどうも皆別の個体のようだ。羽の破損状況から、間違いない。

 決まって午前中の日当たりのいい庭で、羽を広げて春の陽を浴びていた。近ずくと飛び立ちまた近くの地面に止まる。

 しばらく鬼ごっこしながら、クローズアップレンズで撮った。

  3/28 3/29 3/30

        左後翅破損                                  ほぼ破損なし                         左前翅の縁破損

 テングチョウは夏にたまに見かけることはあったが、3頭が毎日来るとは珍しい。

 アゲハのチョウ道はよく知られた話だが、日向ぼっこにはちょうどいい環境、みな同じ行動パターンだったのだろう。

 裏に神社の森があるが、どこで越冬したのだろうか。また、食草のエノキがあるのだろうか。思えば30年ほど前には庭でオオムラサキの雄姿も見られた。

 今朝方1,2輪開き始めた豊後梅がお昼には5分咲きくらいに開いた。

 サンシュウの花粉に小さな虫が来ていた。

 

  沈丁花 紅花が白より早い

毎年ウメの咲くころ咲き始めるサクラ。柿の木の下でなかなか育たない。名前はわからない。