この春一番の温かな穏やかな日となった。
今朝の気温が4℃、昼過ぎには18℃まで上がった。
風防室に取り込んでいた鉢物の植木を少しずつ外に出した。庭も春めいてきた。
このところの温かさに、悠くんは武くん萌えちゃんと庭で元気に遊んでいる。
いよいよ活動開始、午後から近くの里山へ出かけた。ところが、強清水の先は未だ田んぼも真っ白、Hさんのりんご園でも膝までの雪が残る中、剪定作業が始まっていた。
「今年もよろしく!」と挨拶した。
ため池の水位を確認したかったが、国道の防風雪フェンスが未だたたまれていないので、ため池へは行けなかった。トンボ池も未だ厚い雪の中だった。
マダラナニワトンボの産卵場所は限られる。池のまわりに打空産卵できる適度な湿地がなければならない。
特にため池は秋の産卵時期にちゅどいい水位が必要なのだ。年間を通して、水位の状況を確認足たいと思っている。
帰路、妻に頼まれたフキノトウを採りがてら下ったが、強清水までの旧道も雪で通れず引き返す。
落葉松の芽吹きも未だだったが、日だまりに今年初めてのチョウ、冬の眠りから覚めたキタテハが舞い降りた。
いよいよはいのちの季節が始まった。