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二十四節気の一つ。陰暦正月のなかで、立春後15日、新暦では2月18、19日にあたる。また、この日から啓蟄までの期間をいう。雨水とは「気雪散じて水と為(な)る也(なり)」(『群書類従』※第19輯(しゅう)「暦林問答集・上」)といわれるように、雪が雨に変わり、氷が融(と)けて水になるという意味である。春の季語。
※『群書類従』江戸後期に編集された古文献で、1819年(文政2)530巻を刊行。
『暦便覧』※には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。それゆ えこの時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることも出来る。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。
※ 『暦便覧』は天明七年(1787、寛政十年(1798)に再版)に出版された暦の解説書です(太玄斎著)。
2010年の雨水は2月19日です。
したっけ。