都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
直訳すれば「6月の花嫁」。6月に結婚した花嫁は幸せになれるというもともとはヨーロッパからの伝承です。
その由来は諸説があります。
(1)6月すなわちJune という月名が、英語名であるJuneはローマ神話のユピテル(ジュピター)の妻ユノ(Junoジュノー)から取られた。ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」(June bride、6月の花嫁)と呼び、この月に結婚をすると幸せになれるだろう、とあやかってとする説。
(2)その昔、ヨーロッパでは、3、4、5月の3ヵ月間は結婚することが禁止されて いたそうです。その理由は「農作業の繁忙期」だからだったそうです。農耕作業が一段落する時期でもある6月は結婚が解禁になる月だったのです。そのため6月になって一斉にカップルたちが結婚し、周りの人達からの祝福も最も多い月だったとする説。
( 3)ヨーロッパの6月は1年中で最も雨が少なく良いお天気が続くため、はつらつとした季節の始まりです。若者の季節と呼ばれ季節的環境に恵まれている月でありました。加えて復活祭も行われる時期であることから、ヨーロッパ全体が祝福ムードで溢れ、6月の花嫁は幸せになれるとする説などがあります。
女神ジュノー、ギリシャ神話ではヘラという名前で出てくる、この女神(ローマ神話でジュノー)は、どのような神だったのでしょうか。
ヘラは全能の神ゼウスの妻ですが、ゼウス(ローマ神話でユピテル)はが他の女神や地上の女性にほんのちょっとでも思いを寄せると怒りを爆発させ、相手やその子どもにまで嫌がらせをするほど、嫉妬深い女神だったのです。
でも、その嫉妬深さもゼウスを愛するあまりのことなのですから、まあ、よしとしましょうか・・・。しかし、女性というのは、神様でも嫉妬深いとは・・・。そこだけは、真似をしないで頂きたいと願うばかりです。
日本では、昔は6月に結婚式を挙げることは少なかったといいます。理由は、梅雨です。わざわざ天候の悪い時期には行わなかったからです。雨降りに和服は大変だったのでしょう。
しかし当初閑散としていたブライダル関係・結婚式場・ホテル等がヨーロッパのように「幸せになれるジューン・ブライド」という宣伝文句で、今日のように日本に広まったようです。
日本人というのは、どこのしきたりであろうが風習であろうが、何でも商売にしてしまう才能を持っているようです。
したっけ。