都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
かなり古い話ですが、「紳士は金髪がお好き」という映画にもあるように、米国男性には、やはりブロンドは人気があるようです。
しかし、マリリン・モンローはご存知のように男性によって作られたセックスシンボルです。彼女の金髪は本物ではなく、染めていたそうです。
アフリカから移住した黒い髪の人々の住むヨーロッパに、ブロンドや赤毛といった多様性が出現したのは、何故だろうということで、ネアンデルタール人との混血説に始まり、いろいろ仮説が語られているようです。
その一つに、「性淘汰説」というものがあります。
これによると、ヨーロッパにブロンドや赤毛が出現したのは、約1万年前の最終氷河期で、これが現在の割合にまでに急速に拡がるには、何らかの選択の力が働いた筈だとするものです。
当時は狩猟時代で、男は死亡率が高く女性が余り、さりとてハーレムを作るほどの食料は得られなかったので、ブロンドや赤毛といった目立つ女が好んで伴侶に選ばれ、その遺伝子が増加したというものだそうです。
しかしこれには、決定的根拠がないそうです。話としては面白いですが・・・。しかも、金髪は劣性遺伝だそうです。父母ともに金髪の遺伝子が必要となります。
要するに、ヨーロッパの髪や肌の色の多様性は、偶然そうなったということらしいのです。
とはいえ、金髪女性の人気が高かったことには違いありません。既にギリシャやローマではブロンドのかつらが用いられたといわれます。特に、多くは高級娼婦に用いられ、以後髪を染めたりするのは娼婦のやることとされる時代が1920年代まで続いたのだそうです。
欧米人のブロンド好みをグリムの集めたドイツ伝説・童話から推定すると、白雪姫のように黒髪の美人も現れるが、美人は圧倒的にブロンドが多いそうです。
現在では、日本でも白髪染めを含めて、髪を染めてない女性を探すのは難しいほどになりました。北米では、ブロンド染毛剤は、他の色に比し断然販売量が多いそうです。一説によると約5倍というデータもあるといいます。
男性が金髪女性を好むのは、金髪女性はメラニン色素が少なく、色が白いからだといわれます。
日本でも「色の白いは七難隠す」といわれ、色白の女性は昔から人気があったようです。
その真相は・・・、色の白い女性は、すぐに赤くなり嘘をついてもすぐにばれるからではないかといわれています。男性にとって征服しやすい、支配しやすいなどの要因が根底にあるのだそうです。
しかし、単純な男が(私だけかも・・・)そこまで考えるかどうか疑問はあります。色白が単にきれいだからでは・・・、と思うのは私だけでしょうか。
エルヴィス・プレスリーの黒髪はその真逆。浅黒い肌の男性の方が男らしい。
その真相は・・・狩猟や農耕に耐える、分厚く丈夫な肌をもった男性のほうが、たくさんの食料を調達する能力があるからだそうです。
私にはどうしても、無理やりの感は免れません。
余談ですが、エルヴィス・プレスリーが歌うときに腰を振る仕草が、当時の大人たちから卑猥(ひわい)だと顰蹙(ひんしゅく)をかったそうです。
そういえば、日本にも金髪の好きな方がいらっしゃいましたね。誰とはいいませんが。
したっけ。