都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
「ちゃんちゃんこ」とは、袖なしの半纏(はんてん)のことです。前に共布の紐が付いています。綿入れの防寒用です。「そでなし」とも言います。主に子供用ですが、老人も着ます。
還暦の祝いに60歳を迎えた人に「赤いちゃんちゃんこ」を着せる慣習があります。
「ちゃんちゃんこ」の語源には、袖がないので作業がちゃんちゃんと出来る。つまり、「てきぱき事を行なえる」からという説があります。
ちゃんちゃん‐こ
袖なし羽織。綿入れが多い。袖なし。ちゃんちゃん。《季冬》「柔かき黄の―身に合ひて/素十」
大辞泉
ちゃん‐ちゃん[副]
[副]1 刀と刀とで打ち合う音を表す語。「―と斬(き)り合う」2 物事をとどこおらせず正確にするさま。きちんきちんと。 「単なる義理堅さから―とやってくる人物らしく」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
大辞泉
また、別の説では、江戸時代中頃の「飴売り」はそれぞれ奇抜な格好をして町中を練り歩き、飴を売って歩いたそうです。三味線をひいたり、鉦(かね)を叩いたり、また唐人飴売りは唐人風の服装で、チャルメラのような笛を吹いて飴を売り歩いたそうです。
この頃の飴売りが客寄せに鳴らしていた鉦の音が「ちゃんちゃん」と聞こえたことから、飴売りが着ていた唐人風の服装を「チャンチャンコ」と呼ぶようになり、よく似た綿入れの着物のことも、こう呼ぶようになったという説です。
しかし、残念ながら語源ははっきりしていないようです。
考えてみれば、紙芝居屋のオッちゃんも太鼓や拍子木を鳴らしていました。あれも飴売りでした。飴を買って舐めながら紙芝居を見ていました。
ちなみに、チンドン屋の起源は、この飴売りだそうです。江戸の飴売りが大阪に行って鉦を叩いて客寄せをしているのを見て始まったそうです。
したっけ。