都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
香具師の口上
ひと様に財布のヒモをほどかせるのは、バナナ1本分でも大変だ。まして露天の店開き、まずは道行く人の足を止めさせるのにも、それ相当の技量がいる▼「けっこう毛だらけ猫灰だらけ」「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし」―。フーテンの寅さんはあまり商売上手だったとは思えないが、「香具師(やし)」と呼ばれる人たちの“言葉の手品師”ぶりを教えてくれた▼巧みな口上で客をその気にさせる「啖呵売(たんかばい)」が腕の見せどころ。徒党を組んでサギまがいの商売をする連中を「チバ師」といい、仲間内で警戒されたという(室町京之介「香具師口上集」創拓社)。ちなみに「チバ」は「場違い」の「バチ」を逆さにした符丁▼政治に手練手管はつきものとはいえ、それをやっちゃーおしまいだろう。安倍晋三首相の私的諮問機関「安保法制懇」の北岡伸一座長代理が本紙取材に、集団的自衛権行使の範囲は「地理的に線を引くのは意味がない」と語った▼北岡氏らに宿題を投げかけた当の安倍首相は、反発や慎重論が強いとみるや、自衛隊の活動範囲を日本領域と公海上に限る「限定容認論」で話をまとめようとしている▼「法制懇は地球の裏側までとしてますが、私が国民の皆さんのご心配を解消しました」と得意げに解釈改憲を売り込む姿が目に浮かぶ。高くふっかけ、値切ってみせる。姑息(こそく)な「やらせ」で憲法をきずものにされてはたまらない。2014・4・12
憲法九条をめぐっては、自衛隊の違憲論争とは別に、もう一つの議論もあります。それが、「集団的自衛権」の問題です。一口に「自衛権」といっても、「個別的自衛権」と「集団的自衛権」の二つがあります。
個別的自衛権とは、自国が他国から攻撃されたとき、自分の国を守る権利です。
一方、集団的自衛権は、互いに助け合うグループをつくり、その仲間が他国から攻撃されたら、自国が攻撃されたと同じと考え、仲間の国と一緒になって、攻撃してきた国と戦う権利のことです。
たとえば、アメリカとヨーロッパ各国は、NATO(北大西洋条約機構)という組織をつくっています。もし、NATOに加盟している国がNATO以外の国から攻撃された場合、NATO加盟国は、攻撃された国を助けるために一緒に戦うことになっているのです。
日本政府は、日本も独立国である以上、個別的自衛権も集団的自衛権も持っている、という立場です。
ただし、憲法九条で戦争を放棄しているので、他国を応援する戦争はできないから集団的自衛権は使えない、と説明しています。
つまり、「日本は国際法上、集団的自衛権を持ってはいるが、使えない」というわけです。
憲法第九条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
つまり、「個別自衛権」、「集団的自衛権」は、どの国にも認められている権利なのですが、日本国憲法では「集団的自衛権」の行使を禁止しているのです。
それを、安倍晋三という香具師は「安保法制懇」というサクラを使って、「いやいや、私は地球の裏側なんて言いませんよ。日本周辺に限定します。」といって国民を欺こうとしているのです。
日本は国の交戦権を認めていないからこそ、世界に信用されここまで発展できたと思うのですが・・・。
「李下に冠を正さず」という言葉がありますが、わざわざ李下で冠を正そうとしているのです。それを、近隣諸国が見てどう思うかは火を見るよりも明らかです。
挑発しているとしか思えません。
お安く負けちゃうよ。なぜこんなにお安い品物かと言うと、本来ならばこれ輸出する品物ですよアンタ。なんで輸出が出来ないかというと、はっきり言っちゃおう!今まで言わなかったんだ。わたくしが知っている東京は花の都、神田は六方堂という大きな本屋さんが、僅か百五十万円の税金で泣きの涙で投げ出した品物! だからこんなに安い。本来ならば文部省選定、衛生博覧会ご指定、大変な品物だこれ。これだけ安く売っちゃおう。英語の本なんか見てごらんなさいよ。英語、ずーっと書いてある。
最もわかり易いよ、この英語見てごらん。あたしだって読める。NHKにマッカーサー、メンソレタームにDDT。
こういう昔の古い英語から出てるんだから、買って頂戴よ。どう?はいっ!どうも有難うございました!
寅さんの啖呵売口上
安倍ちゃん、寅さんより口上がうまいじゃない。だけど国民をバカにしちゃあいけないよ。そんなことににゃあ騙されねぇよ。憲法に書いてあることはちゃんと守りましょうよ。
したっけ。
地球儀 |球径25cmセピア地図(日本語版)/木製台座タイプ
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