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自宅庭の「四手辛夷」が咲きました。去年は咲かなかったので心配していましたが、咲いてくれました。
花名:四手辛夷(しでこぶし)
科名:モクレン
属名:モクレン
分布:日本固有種本州の愛知県、岐阜県、三重県にのみ分布
生育地:湿原の周辺や渓流沿いなど
植物のタイプ:樹木
開花時期:3~4月
大きさ:高さ 2~5m
花言葉:歓迎、友情
花の色は白ないし淡い紅色で、花径は7~12㎝くらいある。細長いリボン状の花びら(花被片)を12~18枚外向きにつけます。
若い枝や葉の柄には軟毛が密生せています。葉は長い楕円形で、互い違いに生えます(互生)。葉の先は丸く、つけ根の部分はくさび形です。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果です。
樹皮は灰褐色で、やや皮目(ひもく=樹皮にあって空気を通す部分)があります。若い枝や葉の柄には軟毛が密生します。
「生きている化石」とも言われる貴重な植物です。環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されていいます。
花名の「四手」というのは「玉串や注連縄(しめなわ)などに下げる紙」のことで、花の様子を見立てたものです。別名を姫辛夷(ひめこぶし)といいます。