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「八重山吹、咲きました」 MY GARDEN 2014.05.31

2014-05-31 07:37:40 | 写真

「八重山吹」が咲きました。「山吹」には実がなりますが、「八重山吹」には実がなりません。

20140529

花名:八重山吹(やえやまぶき)

科名:バラ

属名:ヤマブキ

分布:北海道から九州にかけて分布。海外では、中国にも分布

生育地:山地の谷筋など

植物のタイプ:樹木

開花時期:45

大きさ:12m

花言葉:「気品」・「待ちかねる」・「崇高」・「金運」

「山吹」は、新しい枝先に黄色い花を1つずつつけます。花径は3㎝から5㎝くらいで、花びら(花弁)は5枚です。「八重山吹(ヤエヤマブキ)」はその品種の1つです。花が八重咲きをするのが特徴です。

葉は卵形で、互い違いに生えます(互生)。葉の先は尾状に尖り、葉の縁は不揃いな重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)です。

結実はしない。

八重山吹(ヤエヤマブキ)といえば太田道灌の有名なエピソードがあります。

道潅が、鷹狩の途中でにわか雨に降られ、農家で蓑を借りようと立ち寄った時のこと。

蓑を借りようとしたら、娘から一輪の山吹の花を差し出されました。蓑ではなく花を出され内心腹立たしかったが、のちに兼明親王の歌にまつわる故事で、八重の山吹は実をつけないことから「みのひとつだになき」= 貸す蓑(みの)すらない貧しさを意味しているのだと知ります。このときから道潅は自分を恥じて学問に勤しみ、文武両道に優れた武将へとなって行ったと言われています。

七重八重 花はさけども 山吹の みのひとつだに なきぞかなしき 

(後拾遺和歌集の兼明親王)

山吹の語源には諸説あります。

・しなやかな枝が、山中で風に揺れ動く様子を「山振り」と呼んだからという説

・古代では「振」を「フキ」と言っていたのが転訛したという説

・春に山を黄色に染めることから「山春黄(やまはるき)」の漢字あてられ、後に省略されて現在にいたったという説

別名は結ばれ得ない恋人同士が、お互いの顔を写した鏡を埋めたところ、その場所からヤマブキの花が咲いたというロマンチックな伝説から「オモカゲグサ」、または「オモカゲソウ(面影草)」と呼ばれるそうです。

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したっけ。

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倉内佐知子

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