年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

約束手形を連発しすぎて

2011年03月09日 | 築地市場にて
数年前から色々なところから設備投資とか融資話とかあったが全ては築地市場の移転問題が決着しなければ何も話せませんと回答してきた。当然その中には採用計画もある。豊洲になると通勤に不便となり、千葉方面の京葉線沿線か地下鉄有楽町沿線に住んでいる人を採用することになる。築地だとJR新橋や大江戸線があるのであまり居住地は考慮しなくてよい。豊洲やあまり考えたくない新木場の貯木場等に移転したら車通勤となり、身体障害者雇用も考えなければいけなくなるだろう。
 築地の現市場再建案は100年かかっても出来ない事は中の人達の利害関係を知っていたら常識となる。反旗を翻した都議会議員はその事情を知ったのであろう。談合の無い世界はマグロが2000万円にもなるのである。築地の仲卸の結婚式で酒が入ると喧嘩になるのが常識と一般社会は知っているのだろうか。それだけセリは真剣勝負で迫力がある。従って見る価値があると言える。
 月が変われば新都知事が決まりおおよその方向が決まれば外部の業界(オフィス移転・冷蔵庫新設等)の運動が活発となり、面会の約束手形を落とす必要となり,築地を知らない人達と会わなければならなくなるだろう。大小合わせた事業者がおおよそ2000以上、3から4万人の労働者が移転するのである。
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