年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場の16日目

2011年03月26日 | 築地市場にて
どうやら今度の震災後の方向性が原発問題を除くと見えてきた。風評の行方が定まらず、日々右往左往して仕事をこなす。仙台中央卸売市場の活躍を漏れ聞くとこちらでもがんばらなければ思う。震災後激減した商品を販売し、仙台は休市しなかったという。また従業員の親族等が安否不明の中仕事をしていたという。
 東京より仙台に向けて商品の配送手配し、品揃えの援助を行う。東京の水が汚染され騒動となった。社内でこの話題の中でペットの犬が水道水を飲まないでミネラルウオーターを飲んでいるという話題となった。こんな話が出るのも16日目である。福島の原発を制御するために命の危険をかけて働いている50人の名もない作業員に感謝する。
 この非常時に場違いな電話営業の人に『築地に来て寿司を食べてくれ』とお願いする。それほど築地には少ない人出である。電車の運行状況が新橋の景気をこれほど左右するとは驚きである。
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