年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

岩崎灌園 イワサキカンエン

2015年12月04日 | 築地市場にて

 

 

野菜の日本史を調べるには本草の知識が必要となる。今の植物学と違っていて何か薬事効果を期待していたようだ。

 ナタ豆のことを長年調べているが江戸後期の本草学者はシーボルトとの関係が多かれ少なかれ書かれている。(武江産物誌)の著者である岩崎灌園もシーボルトと関係があったようだ。幕末時、江戸の空にはトキなどの今では希少な動物が生息していた。

 前はわざわざ図書館に行って貴重書を閲覧していたが、今では自宅のパソコンで国会図書館の古書を読むことが出来るようになった。まだまだ不便な点があるが地方の人達が情報収集に不利となる時代が減ってきた気がする。

コメント
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