年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

骨量

2016年03月05日 | 築地市場にて

 

漬物の仕事をしている人の話で骨量が多いという話をよく聞く。高齢者で長い間労働力として重宝されていたため高齢者になっても骨が丈夫なようだ。いまはクレ-ンとかフォ-クリフトがあるので随分楽になったが過去は重労働だった。漬けるための重石は昔は河原から取ってきたものだが、今はコンクリ-トから衛生面を考えてステンレス製の鋼板となっている。これで石が製品に入ることがなくなる。

 河原の石は不揃いでピラミッド状に積み上げ安定させるにはコツがあった。50年以上の前の話だ。

コメント
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