あの日も金曜だった。5年前の3月11日。都知事も会見があったはずだが新聞記事の記憶がない。震災で会見報道が消えた。今週の新聞報道で金曜豊洲市場の観光客用の施設計画が進んだようだ。前回とん挫した計画とあまり変わらないように感じる。
自分なら豊洲で働いて外国人が日本食の基本を学ぶ施設とそれに伴う物販店、各国の飲食店を集合したものを提案したい。日本食品の輸出には本物の日本食と言うものと歴史と食文化の背景を豊洲で学ぶべきだろうと考える。
低層階は物販、中層階は飲食施設、月替わりでもよい。高層部分は留学生等の宿泊施設で豊洲で早朝働き、昼から日本食を学ぶ。彼らが帰国後豊洲から仕入れる人間関係が生まれる。ここまでしないと本物の日本食文化が消えるだろう。または名だけの日本料理となるだろう。各国の人材を養成しなければ2020年の後は遺産施設になる可能性がある。 完成予想図を見ていると水産仲卸のある6街区らしい。5街区の駅の隣は何になるのだろうか。