新規感染者が日本各地で増えていて、一番ひどい東京から比較的少ない地方への外出はためらう。今調べていて疑問のことは多い。郷土資料ということで現地の図書館へ行くしかないが閉鎖や立ち入り禁止・閲覧時間の制限がある。加えて閉架となって探す本を題名だけで探す無理がある。開架なら見出しに気になる所があったらパラパラ読みで1時間でも数冊は進める。小田原城内に図書館郷土資料の所で曽我の梅林の本を司書に頼んで出してもらった。本のメモを取り、東京に無さそうな本のみ読む。多くの梅産業の本は発展史や普及の様子が記述されているが漬物業者の販売努力の歴史が消えている。ここが無いと政府が地場産業振興と言っても需要不明では予算消化となり、補助金が消えれば元に戻る。その上事業に参加した人の心を傷つける。
栄枯盛衰はある。ピンチの時の支援と工夫がいつの時代も必要となる。