既に幻となった2020東京オリンピックは2021もワクチン次第で先行き不明で場合によっては2022の冬季オリンピックも連れ中止、ドミノ倒しのアジア発の不要不急の移動禁止となりつつある。中国だけがコロナ克服でも他国の中国入国が難しいことでこれも難問である。アジア対西欧の対立は収まる所が見えない。
金の価格が上昇しているのは通貨の信認が消えつつあって、物価の上昇が予想される。インフレになって良いのにまだ落ち着いてまだ低金利で物価上昇も少なくおかしい。
どこかにしわ寄せが行っているはずなのに日本の報道は偏っていて、ある程度悲惨な状況にならないと狭くなった情報記憶場から外れる。今は個人的な動画が記憶の場を占めていて、意外と昔より情報摂取量が減ったと思われる。
中国の検索エンジンの百度は国が情報管理をしているため、西欧のグ-グル検索と比較すると検索量が少ないという。多分政府検閲の恐れのないものしか出ないと思われる。これは江戸時代の日本でも同様の事例があって、キリスト教の教えを排除した文献を輸入していたため、天文学でもかなり苦心して翻訳する物を選んでいたようだ。それでも少しづつ日本人が取り入れていったが、西欧学問の底流にあるキリスト教的なものにたどり着き、幕府と対立する考えを生じた人たちがいる。また同じ学問をしているのに対立しない人もある。本草学から植物学に行った人たちだが彼らもシーボルト事件で犯罪者となった。
福神漬の成り立ちから、この食品について石井研堂が明治事物起源の缶詰の始まりに島原の乱を記述に入れた意味があると思う。短い文だが石井の食の明治文明開化論だろう。