年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

食の大本営発表

2020年08月18日 | 宅老のグチ
新型コロナが豊洲市場で感染例があったと発表された。8月15日なので東京市場は盆休で動揺が無いと思われるが該当する店は自主的に27日まで休むという前例を作ってしまった。これはおかしい。他のコロナ感染事業所との同調圧力が見える。濃厚接触者のPCR検査で感染が無ければ再開しても良いはずだ。一つのビルで他の事業所で感染例があったなら、全体が完全封鎖とはおかしい。それなら感染が酷かった新宿を通る電車・バスを止めないとバランスが崩れる。
 先の戦争中は都合の悪いことは小さく報道し、為政者が勝っているときは大々的に報道し、新聞は御用化し追従報道となる。国民は官庁を信頼し信じるが実際には政治家・役人・軍人の権益保持の報道となる。負けたら都合の良いことを強調し報道する。惜敗報道で負け戦で多くの若者が死を強制され、同期の生き残った人に悔いを残させた。
 コロナは怖い。しかしそれを自己の政党の拡大や聴取率の向上として報道利用する人間はもっと怖い。本屋の店頭ではコロナ本が山積みで売られている。スペイン風邪はアメリカが発祥地ということを知ったが、今度のコロナは中国産となるのだろうか。ここにも歴史の情報戦があるという現実となる。
 築地市場の時、東京都と農林水産省の圧力を感じていたが、豊洲のコロナ感染で市場を管理する部署の圧力指示は今も継続しているようだ。これは昔あったことで従業員の不祥事は市場全体の不祥事として見なされ、さらに監督する役人が怠慢とみられるから、強く出る。ところが早朝から働く体力仕事はいつでも若い人手は不足で市場内の経営者は強く言えない。市場の中では粋でないと気が付くまで時間がかかる。体力のある若い人は市場では即戦力で平気で法やぶりをする。年寄りは法を守るが体力がない。
 
コメント
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