何時も本を借りている区の図書館が整理期間で休みで、電子書籍の貸し出しサ-ビスがあるのを見つけ、はじめて登録し借りた。と言ってもパソコンに出るだけで二冊目まで借りられそうだが、一冊で済まし様子を見る。青空文庫を利用していたので違和感はない。
外は寒い雨降りで外出する気力も失せる。こんな時は実に良いと感じる。実際の本は検索とかで借り出すが、外れも多く、前書きと後書きを読んで返すことも多かった。書評と内容が異なることも多く、特に雨降りの時は緊張する。電子本は食べながら読めるし、コーヒ-をこぼしても気にしない。
興味のないジャンルの本は借り出しのリスクがない。本屋のパラパラ読みも疲れる。ただパソコンのマウスでぺ-ジをめくるのだがディスプレイの小さいのは苦労するかもしれない。印刷や保存が出来ないので何か記憶に残す方法があるといい。今はメモで対処するしかない。色々な読み放題のシステムがあってほしいのは戦前の稀覯本で汚したら元には戻れないし、さらに紙質が悪く、紙をめくるのに神経がいる。もう昭和以前の本は100年前の本となる。特に昭和の初めから昭和30年頃までの紙は物不足もあって質が悪い。