暇に任せていつものように中国検索システム百度を見ると、統一市場という言葉が出ていた。内容は機械翻訳なので理解の正確性は欠けるが政府主導の市場案と思われる。
日本でも政府指導の食市場もある。中国も食の制御を考え始めていると感じる。中国農民の所得向上には専業化するしかないがそれ以上に輸入穀物の方が安い。農民の富裕化は日本の制度を見習うのだろうか。
株式等の市場は今でもあって、翻訳の精度からどうやら一般の食品市場の近代化(悪く解釈すると政府の言いなりになるような食品市場へもってゆくとしている)を目指しているように感じる。そもそも新型コロナの疑いの始まりは中国武漢の食品市場で感染が始まったという説から来ているが真偽は不明である。多くの新規の感染病は生きた動物等も販売している生鮮市場のような不特定多数の人々が集まり感染が広まる。江戸時代の日本で流行したコレラは今の研究ではエジプト由来で、帆船の時代は途中で収束したが蒸気船の時代に、無症状の人が日本へ上陸して広まった。今度のコロナも中国人の海外旅行から、日本とイタリアへ広まった。日本は札幌雪祭りのため北海道から大流行となり、2020オリンピックのため、規制が遅れた。
食品市場はどの国でも超早朝から重労働でさらに季節性があり、地域性もあって株式市場のようにうまくはいかないはずで、中国の取り組みはどの様な市場になるか注目すべきだろう。
また少し百度の関連記事を見ていると、中国の市場の参考は築地市場の全体画像があって、どうやら生鮮市場のことのようでした。日本の中央卸売市場のシステムの改良版を考えていると見えます。多くの食品流通に中国は不正が多発し、特に子供用の食品には今までいい加減なものが多すぎました。この辺で豊かになった中国人民の不満を取り上げ規制するには日本の中央卸売市場の仕組みが良いと思っているのでしょうか。日本の生鮮食品のシステムの欠陥があって、デジタル化が遅れていて、中国がうまくゆくと日本はソフト代を払う時期が来そうです。こちらは1億人で中国は14億人でコストが違いすぎます。
日本の中央卸売市場のシステムには欠陥があって、農林水産省系のコ-ドと流通系のコ-ド、さらに店舗コ-ドがあって、一つの食品を導入するには取引先コ-ドと連携しなければなりません、その店舗ごとのコ-ドの連絡が遅く難儀しました。商品の社内略称と、商品の名前が一致しないのが普通でした。中国は多分POSシステムと4次元のQRコードの併用で、スマホで読み取り、賞味期限を入れれば自宅や個人のスマホで生産履歴まで表せれば日本を侵略することが可能です。農水産物はPOS表示のないものが流通します。多くは脱税と盗難の影が見えます。
日本の生鮮業界はスマホ対応が出来ず、中国のシステム導入となる気がします。農林水産界は国内のことしか考えていないので、世界の規格が定められ、システム経費の垂れ流しとなります。