年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ピロリ菌の検査の下調べ

2022年04月12日 | 宅老のグチ
昨年から急に病気になるようになって、今までは少し我慢すれば良いと思っていたが国民健康保険になったので、市場の健康保険組合から離れて、受診することに変な気持ちが消えた。築地市場にいたときは健康保険組合が行列の出来る食堂街のある付属商の3階にあって、なかなか口で説明しにくい所にあった。おんぼろな組合事務所は昔の小学校の教員室のように思えた。それでも市場健保は若い人が多かったのでかろうじて消えることはなく豊洲の本部棟2階のわかりにくい所へ移転した。今までのおんぼろな施設と違って別世界のところに移転したと感じる。
 帯状疱疹の発病から、高齢者の免疫の衰えで、これからドンドン病気が表面化すると脅され、さらに2021年秋には瞼が垂れ下がり上がらない症状が出て、慌てて金曜日午後に眼科医院に行ったら、見るだけでどこの病院が良いか聞かれ紹介状を書いてもらい土曜日に大学病院に行き、診察時に入院の可能性があると伝えられ、家に戻っていたら、病院から月曜日に入院ということになった。発病が金曜の昼だったのでとにかく急だった。2月に腸閉塞で入院を経験していたので、準備は簡単だった。入院時の書類に病名が書いてあって、重症筋無力症の疑いのための検査入院となってた。それから診断のための検査が続き、治療方針が出る前に瞼が徐々に上がるようになって、10日後に退院となって解放となった。このため2021年に人間ドックに入る予定が、腸閉塞で内臓検査が終わり、脳梗塞の疑いで脳ドック検査も終わった。そこで見逃した口から胃までの内視鏡検査を腸閉塞の検査の続きということで受けると、胃の中の一部に変色している所があって、細胞を取って検査したがガン細胞ではなかった。そこで医者は変色部分はピロリ菌が活動している可能性があるということでユ-ビット検査を行うこととなった。簡単のようだがやはり気になる。もしピロリ菌があると除菌ということで薬を一週間飲む必要があって、さらに二か月ほど除菌されたかの再検査があるようだ。
 少し前の日本では高塩分の東北地方で胃がん患者が多く、漬物が一番やり玉に挙がっていたが今ではピロリ菌が発がんさせることが分かっていて、絶滅ガンと言われ漬物が冤罪となった。まだ多くの栄養士が古い常識で日本人の高塩分の漬物を信じていて、今の漬物の塩分濃度を知らないようだ。今は加工技術と添加物・包装資材・輸送の温度管理の進歩で,生理食塩水並みの塩分となった。極端な低塩で気力が薄れ、論文はないが日本経済の低迷の原因は塩分を控えたことと密かに思っている。
コメント
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