年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

浅草木馬館行きの見逃し

2023年05月11日 | 宅老のグチ
天保水滸伝の生の講談を通しで聞きたく、浅草木馬館へ下見に行ったが、最初は2階の大衆演劇の方で飯岡助五郎の演劇を見てしまった。大衆演劇の今は高齢男性には無縁ともいえる存在。おばちゃんの金銭感覚には付いてゆけない。おひねりというご祝儀が前列から3列目に座っていたのではっきりと福沢さんが多数見えた。三宅坂の国立劇場で歌舞伎と落語を鑑賞したのだが耳と目が悪くはっきりと記憶に残らない。しかし木馬座で大衆演劇を見ていた時、手に付いけていたIWTCHが振るえた。何事かと思ってみるとIWTCHの画面が警告になっていて騒音が95デシベルと言い、これを長時間にわたって聞くと難聴になるという。大衆演劇は見聞きするのでなく感じるものと思った。木馬館の1階で暇な時に講談の事を聞いてみたいと思う。定席が少ないということは気になる。時代が合わないとか演目が合わないとかどこかに原因がある気がする。15分という短い時間で何を表現すれば今の時代に合うのだろうか。
 5月の連休に行く予定が雑用と天候で延びてしまった。次は6月となる。メガネと集音器が必要なのだろうか。
 ユーチュ―ブで講談は見聞きできるし、字幕も出る。だからと言って地方在住で無いので、実演を見ることのできる東京は本物を感じる。演劇でも栄枯盛衰があって、静かに文献の世界に入る。歌舞伎も文献の世界に入るのだろうか。技術の進歩で生の感覚が劇場で観れる時代が来るようだ。
コメント
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