今となればおかしいのだが2020年の正月の話題はオリンピックだらけだった。それが中国の春節前から新型の流行性肺炎の話が出、空気感染で広まると、あっという間の学校が休みとなった。ついでに古いものを壊そうとする行動もあったが既得権のある勢力から阻止されたのも多かった。結局まだ何も解決しないで今日の数字となった。都知事がいくら会見を開いても、無作為ではないというアリバイ工作としか見えない。
そもそも今年のコロナ感染対応の誤りは東京オリンピック開催とセットになった観光客4000万人という目標から制御が遅れた。そして諸外国のように罰則のある行動制限法が作ることが出来なかった。それは戦前の治安維持法から様々な法が作られ最後に戦争に行ってしまった過去の苦い経験から来ていてと思われる。今度のコロナで作られた予算とか法が不十分で制御できないことが証明されたが議会ではまだ罰則のある法を作ることにためらいがあると感じる。それは政治家自身が5人以上の飲食を避けるように発言していても実際は感染しないと思っていて、古い選挙方法にに従って行動している。人と会うことが政治の支持や情報入手の手段となっているのだ。
新しい時代の公報手段にまだ慣れないアナログ政治家が多すぎて、多量の紙文書を作成配布している。
今日で今年は終わる。記憶と歴史区分になる年になりそうだ。