『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

余所者は神輿を担ぐな

2007年07月25日 | Weblog
最近の異常な神輿フリークが結局、自分達の首を絞めた。

浅草三社祭りの話。

神輿の愛好会や、同好会は結構だが僕は好きじゃない。
そもそも、僕は秋葉原の神田和泉町にある叔父の家に数年住んで
秋葉原で働いていた事があって、その縁で自分の半纏を作り
祭りになると神輿を担いでいた。

神田で、おまけに自分の名入りの半纏で担いでいると、
少しだけ鼻が高くなって、色々な所の祭りに招かれては担いでいた。
でも、叔父の家を引き上げ秋葉原での仕事も辞めたので
神田祭の神輿を担ぐ事は無くなった。

数年前に、遊び場所の下北沢で溜まり場になっている店の関係で
神輿を担ぎに行ったが、やっぱりそれきりになった。

理由は簡単。祭りと云うのは自分の住んでいる場所の神様に
奉納するもので、神輿が好きでもいわゆる余所者はそぐわないと思っている。
そもそも、江戸っ子の母親や婆ちゃんが、秋葉原から引き上げたら
余所者なんだから、大きな顔して行くんじゃないと窘められた事もあって
毎年誘われる神田祭へ、どうしても足が向かない。
それでも今年は担ごうかな?と思ったけれど、
時間の制約もあったりでやめておいたのだが、
本当の所は、「余所者は神輿を担ぐな」
という僕のポリシーに反するから・・・

浅草の三社祭も結局は、そういった余所者が騒いで
事もあろうに神様の乗る神輿の上に乗り、
挙句の果てには担ぎ棒を壊したり、
喧嘩でけが人が出たり・・・・・
粋な振りした、田舎者ですな。

神輿の事を知らないで、ファッションでやってる馬鹿者達。
神輿に対する心や、神輿の意味、そして神輿を守ってきている
氏子の皆さんへの尊敬の念など、持っていない人間の方が多くなっている。
神輿を担ぐ人間は、年間100万円以上かかる神輿の修理代や
維持費の足しに・・・・と云う意味できちんと祝儀を出しているのだろうか?
額の問題じゃなく、気持ちでです・・・・・。
皆無に近いだろうなぁ。
いっその事、氏子以外は有料の試験でライセンスを取らせて
祝儀を払って初めて担げるようにしたらいいかも知れない。(冗談)


結果、来年は宮神輿による町内神輿途禦はやらないそうだ。
http://www.sanja.jpn.org/index.html
http://www.sanja.jpn.org/sanja/2007/tuutatusho.pdf
昔から運営者が、そういう事をやったら止めるって警告していたのに・・・・・
何だか、氏子の人たちが気の毒で仕方が無い。

僕の大好きな友人にも、神輿関係の冊子を書いている方が居る。
神輿が好きで、色々な所で担ぎまわるのは結構だと思うけど、
何処か僕の感覚とは違うなぁ・・・・・って
コメント
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