お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ツマジロモンガラ

2009年06月20日 | 魚ボラ

 今日は仕事終了後、素潜り採集に行く。現場に着くと風が吹いていて、少々ウネリがあるが見た感じ濁りがなさそうなので決行する。だが、海に入ると若干濁りがある。そんな中でも目新しい魚を探す。色々と幼魚が出てきて賑わってきているのだが採集した魚ばかり。時間もあまりないのだが、それよりウネリが大きくなってきたので手っ取り早く採集できる魚を探す。ツマジロモンガラの幼魚が目に付く。追いかけると岩の割れ目に逃げ込むが、狭くて尾鰭が見えている。尾鰭を摘んで引っ張り出そうとすると、小さい体ではあるがグーグーと大きな音を立てる。そのうえ鰭を立てているのか引っ掛かって出てこない。そんな事をしていると少し先にもツマジロモンガラの幼魚がいる。目標をこちらに替え難なく採集。このほか今回はメガネウマヅラハギの幼魚がやたら目に付き採集。そのほかクロハギ属の幼魚など結果的に未採集の魚どころか採集しやすい魚ばかりとなる。
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