今日は水揚げ後、網替の為再び沖へ向かう。港を出ようとすると堤防で網作業をしていた漁協定置網の人が身振り手振りで魚を確保していると伝えてくれる。何か変わった魚が獲れたのだろうと期待しながら沖作業へ向かう。作業を終え帰港し漁協の冷蔵庫の中を探ると見覚えのある魚を見つける。ウミドジョウである。ウミドジョウは5年以上前にうちの定置網で1個体獲れた事があるのだが、それからは獲れないでいた。その時も写真は撮っていたものの、現場で撮ったものしかなく、また撮影したいと思っていた。持ち帰り撮影しようとすると腹鰭が2本ある。昔ウミドジョウを獲った時に腹鰭が1本だったことを覚えていて、昔撮った写真でも確認する。さらに図鑑でも調べるとやはり腹鰭は1軟条となっている。となると別種と思い検索図鑑で調べるとやはりウミドジョウの方向へ進む。ネットでウミドジョウについて調べるといくつか画像が見つかり、それをみると腹鰭が2本確認できるではないか。考えてみれば形質は魚の片側の計数が記載されている。となるとこの個体も1軟条となる。昔撮った写真をもう一度じっくり拡大してみると軟条の間に筋が1本確認できる。この時は気付かなかったが、2軟条が重なって1本に見えたようである。自分で間違えて覚えていた事に気付き、勉強になった。
今日は水揚げ後、網替の為再び沖へ向かう。港を出ようとすると堤防で網作業をしていた漁協定置網の人が身振り手振りで魚を確保していると伝えてくれる。何か変わった魚が獲れたのだろうと期待しながら沖作業へ向かう。作業を終え帰港し漁協の冷蔵庫の中を探ると見覚えのある魚を見つける。ウミドジョウである。ウミドジョウは5年以上前にうちの定置網で1個体獲れた事があるのだが、それからは獲れないでいた。その時も写真は撮っていたものの、現場で撮ったものしかなく、また撮影したいと思っていた。持ち帰り撮影しようとすると腹鰭が2本ある。昔ウミドジョウを獲った時に腹鰭が1本だったことを覚えていて、昔撮った写真でも確認する。さらに図鑑でも調べるとやはり腹鰭は1軟条となっている。となると別種と思い検索図鑑で調べるとやはりウミドジョウの方向へ進む。ネットでウミドジョウについて調べるといくつか画像が見つかり、それをみると腹鰭が2本確認できるではないか。考えてみれば形質は魚の片側の計数が記載されている。となるとこの個体も1軟条となる。昔撮った写真をもう一度じっくり拡大してみると軟条の間に筋が1本確認できる。この時は気付かなかったが、2軟条が重なって1本に見えたようである。自分で間違えて覚えていた事に気付き、勉強になった。