
今日は定置網で漁獲物を船に積み込んでいると小さなナミダフグを見つける。だが、普段見るナミダフグは体色が黄色っぽいのだが、こちらは少し違い背面が黒っぽい。ひょっとしてと思い取り上げ、体側の縦帯を見ると不連続である。シッポウフグである。シッポウフグは見てみたかったフグなのでちょっと感激。以前から毎年定置網でシッポウフグが獲れていた。ところがそのシッポウフグを鹿大の先生に同定してもらったところナミダフグであった(ブログ 2007 4.11)。ナミダフグは稀種とされていたのでいつも獲れるのはシッポウフグと思い込んでいた。今回シッポウフグが獲れたので初入網となる。だが、昔ナミダフグをシッポウフグと思い込んでいた頃は、自分では両者の区別が付いていなかった。となるとひょっとしたら獲れていた恐れもある。一応自分でシッポウフグと認識した個体として初入網となる。